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BASEのテンプレートとは?無料・有料の違い~選び方・おすすめの有料テーマ10選

  

『BASEのテンプレートは使うべき?』
『無料・有料があるみたいだけど、違いは何?』

BASEでネットショップを運用するなら、テンプレートを使うほうがベストです。

無料テンプレートでもよいですが、できれば有料テンプレートの利用を検討しましょう。

今回はBASEのテンプレートについて、無料・有料の違い、有料テンプレートの選び方、有料テンプレート10選もご紹介いたします。

※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開時点(2022年8月30日)のものです

BASEのテンプレート(テーマ)とは?

BASEのテンプレートとは、Webサイトの外観(見た目)を決めるコードや画像ファイルなどが一式セットになったものです。
別名「テーマ」とも呼ばれています。

テンプレートを変更するだけで、ショップのデザインや機能を簡単に変えることが可能です。

BASEのテンプレートには無料で使えるものと、有料で購入するものに分かれています。

BASEのテンプレートは、無料・有料合わせて70種類近いラインナップがそろっており、ショップのコンセプトや取扱商品、用途に合わせたものから選べます。

無料テンプレートに変更する方法

BASEの無料テンプレートに変更するには、デザインページに移動します。

デザインページ

出典:BASE

BASEの管理画面にログインし、画面上部のメニューから「デザイン」→「デザインテンプレート」を選択していきます。

デフォルトテーマを使用する

出典:BASE

画面左の編集メニューから「テーマ設定」をクリックして「デフォルトテーマを使用する」をOFFにしてください。

テーマを変更する

出典:BASE

画面左の編集メニューから「テーマ」→「選択中のテーマを変更する」をクリックします。

テーマを選ぶ

出典:BASE

「テーマを選ぶ」画面に移動したら、オフィシャルテーマ(無料テンプレート)の一覧がスクロールで確認できます。
興味のあるテンプレートを見つけたら、画面右上にある「プレビュー」でデザインのイメージを確認してみましょう。

変更したいテンプレートを選んだら「このテーマを選択」をクリックして変更を確定させます。

【BASE】無料テンプレートと有料テンプレートの違い

BASEの無料テンプレートと有料テンプレートの主な違いを、4項目に分けて解説していきます。

  • 費用
  • 機能
  • デザイン
  • カスタマイズ

費用

BASEの無料テンプレートと有料テンプレートの一番の違いは、費用面です。

2022年8月現在で、BASEの無料テンプレートは17種類あります。
初期費用はもちろん、どれだけ長く使いつづけてもランニングコストが一切かかりません。

BASEのデザイン調整に費用をかけたくない方は、無料テンプレートの利用を検討しましょう。

一方、BASEの有料テンプレートを利用するには、費用がかかります。
ただし、BASEの有料テンプレートは1回買い切り型です。

一度テンプレートを購入したら、ランニングコストやオプション費用などは不要です。
初回限りのわずかな投資で、誰でも手軽にネットショップの質を向上させられます。

機能

BASEのテンプレートは、無料と有料で機能性にも違いがあります。

無料テンプレートはデフォルトで使える機能が限られており、機能を増やしたいときは「BASE Apps」から所定のアプリをインストールしなければなりません。

有料テンプレートはアプリを自らインストールをする必要はなく、あらかじめ用意された豊富な機能が使えるようになっています。

有料テンプレートで使える機能は、テンプレートごとに異なります。
テンプレートの購入前には、機能のラインナップや対応可能なアプリを確認しておきましょう。

デザイン

BASEの無料テンプレートと有料テンプレートでは、デザイン性も異なります。

無料テンプレートのレイアウトは、海外のネットショップに多い「商品一覧ページ」に限定されています。

商品一覧ページだと、ユーザーにすべての商品を見てもらえるかもしれません。
しかし、ユーザー側からは目当ての商品になかなかたどり着けない難点もあります。

一方、有料テンプレートはプロがネットショップ向きにデザインしたさまざまな選択肢から、好みのレイアウトを選ぶことができます。

無料テンプレートのデザインも決して粗悪ではありませんが、有料テンプレートと比べると「素人っぽさ」「片手間感」は否めません。

BASEで有料テンプレートの購入ができるWebサイト「デザインマーケット」は、Web制作会社が自由に出品できるシステムです。

BASEの厳正な審査を通過したテンプレートのみ、デザインマーケットで販売されています。

プロにWebデザインを依頼するには高額な費用を覚悟する必要がありますが、デザインマーケットを活用すればプロのデザインを格安価格で共有できます。

カスタマイズ

BASEのテンプレートは、無料と有料でカスタマイズ性にも違いがあります。

BASEで構築したネットショップの質を向上させるには、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を用いたカスタマイズが必要です。

しかし、BASEの無料テンプレートは、大まかなデザインフレームのみ提供しています。
無料でネットショップの質を向上させるには、自力で何らかの手を加えなければなりません。

一方、有料テンプレートはデザインや機能など、すべての面においてプロがHTML・CSS・JavaScriptなどのプログラミング言語を用いて万全な作り込みをしています。

有料テンプレートを使えば、自力で専門的な手を加える必要はほとんどありません。
デザインや機能性も申し分ない、本格的なネットショップの運用ができるでしょう。

【BASE】有料テンプレートの選び方

BASEの有料テンプレートの選び方は、次の3つのポイントを押さえることです。

  • 最終更新日を確認する
  • アプリ・機能のラインナップを確認する
  • 販売価格にとらわれないこと

最終更新日を確認する

BASEの有料テンプレートを購入する前には、出品ページの最終更新日を確認すべきです。

デザインマーケットで販売されている各テンプレートの出品ページには、最終更新日が記載されています。

最終更新日が古いということは、出品者がテンプレートのメンテナンスをほとんど行っていない、あるいはBASEの最新アプリに対応できていない確率が高いことを意味します。

「更新されていないテンプレート=人気のないテンプレート」という見方もできるため、費用をかけてまでプロが制作したテンプレートを購入する意味合いが薄れないとも限りません。

いずれにせよ、更新が古いテンプレートを購入することは、出店者にとってリスクが大きいです。
最終更新日から1年以上経過している有料テンプレートは、選ぶのを避けるとよいでしょう。

アプリ・機能のラインナップを確認する

BASEで適切な有料テンプレートを選ぶには、事前にアプリや機能のラインナップも見ておきましょう。

BASEをデフォルトのままで運用するなら、BASEの全アプリを自由に使えますが、有料テンプレートは全アプリに対応しているわけではありません。

BASEの有料テンプレートによって対応アプリは異なります。
そのため、購入前に自社が希望しているアプリや機能がそろっているかを確認しておきましょう。
デザインマーケットの各出品ページでは、対応アプリの確認ができます。

販売価格にとらわれないこと

BASEの有料テンプレートを選ぶときには、販売価格にとらわれないことも肝心です。

デザインマーケットで販売されているテンプレートの価格帯は5,000円~16,500円ほどです。

一般的には高額なテンプレートのほうが、より質が高いものである気がしてしまいます。
しかし、BASEの有料テンプレートの販売価格は、かならずしも価格と質が一致しているとは限りません。

なぜなら、BASEの有料テンプレートの販売価格は、個々の出品者が自らの希望価格で出品しているだけにすぎないからです。

自社にとって適切な有料テンプレートを選ぶには、決して販売価格にとらわれる必要がないことを念頭に入れておきましょう。

BASEのおすすめ有料テンプレート10選

BASEでおすすめの有料テンプレートを10点紹介していきます。

Helsinki(ヘルシンキ)

Helsinki

出典:Helsinki

Helsinki(ヘルシンキ)は、ヤマモトケイタさんが制作した有料テンプレートになります。

デザインマーケットの中でもHelsinkiはトップクラスの人気を誇っており、ハイセンスでありながら誰でも簡単に更新しやすいことが特徴です。

価格も手頃なため、インストールするだけで人気店舗と同等のネットショップに近づくことができます。

Stockholm(ストックホルム)

Stockholm

出典:Stockholm

Stockholm(ストックホルム)も、Helsinkiを手がけたヤマモトケイタさん制作の有料テンプレートになります。

ブランドサイトとネットショップを融合させたStockholmは、北欧タッチのハイセンスなデザインが人気の秘訣です。

ブログ機能などの連携に配慮されており、プロモーションをする自社ブランドを立ち上げたい事業者におすすめの有料テンプレートです。

ARTISTIC(アーティスティック)

ARTISTIC

出典:ARTISTIC

ARTISTIC(アーティスティック)は、 Leendeが提供する有料テンプレートです。

字のごとく、ミュージシャンやアーティストなどがコンテンツを販売する際に適したデザインになっています。

トップページはフルスクリーンになっているため、アーティストの特徴をファーストビューでわかりやすく伝えられます。

LEVAIN(ルヴァン)

LEVAIN

出典:LEVAIN

LEVAIN(ルヴァン)は、東証プライムの上場企業であるHamee株式会社の子会社「Hameeコンサルティング株式会社」が制作した有料テンプレートです。

ネットショップのイロハを知り尽くしたECコンサルティング企業さながら、売れるにこだわった実用的なデザインが評判になっています。

商品ページにある画像をクリックすると、拡大する仕掛けも施されています。
食品や化粧品など、シズル感を重視する業種に向いている有料テンプレートです。

D-IMPACT(ディーインパクト)

D-IMPACT

出典:D-IMPACT

D-IMPACT(ディーインパクト)は、東京都目黒区にある株式会社MOVEが提供する有料テンプレートです。

自社でDtoCの事業を手掛けている株式会社MOVEは、ブランディングの構築方法を熟知しています。

自社ならではの経験をいかした、リッチで高品質なタッチが評判の有料テンプレートです。

camera(カメラ)

camera

出典:camera

camera(カメラ)は、株式会社SHARESLが提供する有料テンプレートです。

オリジナルの雑貨が作れるアプリを開発した株式会社SHARESLですが、テンプレートは写真の品質にこだわったテイストが特徴です。

株式会社SHARESLは、BASEのオフィシャルパートナーに認定されています。
同社を経由してBASEに出店の申し込みをすると、有料テンプレートが無償で利用できます。

費用をかけずに有料テンプレートを入手したい事業者は必見です。

NEUTRAL(ニュートラル)

NEUTRAL

出典:NEUTRAL

NEUTRAL(ニュートラル)は、株式会社Union Codeが提供する有料テンプレートです。
シンプルでナチュラルなデザインが特徴です。

トップページにはおすすめの商品や人気商品など、ネットショップに欠かせない機能が施されています。

背景のカラーバリエーションが豊富なため、ファーストビュー重視の食品やファッションの業種などにおすすめの有料テンプレートです。

ZENN(ゼン)

ZENN

出典:ZENN

ZENN(ゼン)は、石川亜希さんが提供している有料テンプレートです。

画像を魅力的に見せるところにこだわっており、女性ならではの感性を生かしたテイストが細部に施されています。

画像の品質にこだわるアパレルやジュエリー、和菓子などの自社ブランドをお持ちの事業者におすすめの有料テンプレートです。

Relation(リレーション)

Relation

出典:Relation

Relation(リレーション)は、ymtkが提供する有料テンプレートになります。

Relationはデザインマーケットでも人気のあるテンプレートの一つで、人気の秘密は運営元が手掛けるフォーラムです。

ユーザーのカスタマイズに関するあらゆる疑問を、アーカイブ方式で閲覧できます。
常に最新情報が更新されており、ユーザーと運営者が一体になっている有料テンプレートといえるでしょう。

Discovery(ディスカバリー)

Discovery

出典:Discovery

Discovery(ディスカバリー)は、Dolce & Vivaceが提供する有料テンプレートになります。

販売価格は16,500円と、デザインマーケットの中ではかなり高額な部類ですが、料金相応の多彩な機能が自慢です。

別途有料にはなりますが、オリジナルでカスタマイズの依頼ができます。
プロのWeb制作者にネットショップを改装してもらいたい方は、おすすめの有料テンプレートです。

BASEでオリジナルテンプレートの作り方

BASEでオリジナルのテンプレートを作るには、おおまかに次の2つの選択肢があります。

  • ショップデザイン機能を使ってカスタマイズ
  • 「HTML編集 App」を使ってカスタマイズ

ショップデザイン機能を使ってカスタマイズ

BASEの無料テンプレートをお使いの方は、ショップデザイン機能でオリジナルのテンプレートを作成できます。

ショップデザイン機能とは、Webの専門知識がなくてもテンプレートのカスタマイズができる機能のことです。

BASEの管理画面にあるデザインページから、ショップデザイン機能が使えます。
デザインページは、管理画面の上部にあるメニュー「デザイン」のことです。

ショップページは、ロゴの文字(フォント)や背景の色を変更するだけでも雰囲気が大きく変わります。

BASEの無料テンプレートを使用している方は、ショップデザイン機能を使って理想のショップページを作成しましょう。

BASEのショップデザイン機能を使ったカスタマイズ方法は、以下のコラム記事をチェック!

「HTML編集 App」を使ってカスタマイズ

BASEで完全オリジナルのテンプレートを作成したい場合は「HTML編集 App」を使うとベストです。

「HTML編集 App」とは、HTML・CSS・JavaScriptなどのプログラミング言語が使えるBASE専用のアプリです。
このアプリを活用することで、自由にテンプレートのデザインを変更できます。

HTMLやCSSなどの知識がある方であれば「HTML編集 App」を使ってテンプレートの編集ができるでしょう。

「HTML編集 App」の使い方は、以下のコラム記事をチェック!

まとめ

今回はBASEのテンプレート(テーマ)について、お話させていただきました。

まとめますと、BASEのテンプレートは、Webサイトの外観(見た目)を決めるコードや画像ファイルなどが一式セットになったものです。

テンプレートを変更するだけで、ショップページのデザインや機能を簡単に変えられます。

BASEのテンプレートには、無料で使えるものと有料で購入するものに分かれています。
無料テンプレートと有料テンプレートの主な違いを挙げると「費用面」「機能面」「デザイン性」「カスタマイズ性」などです。

BASEの有料テンプレートを選ぶときには、次の3つのポイントを押さえましょう。

  • テンプレートの出品ページにある最終更新日を確認する
  • 対応アプリ・機能のラインナップを確認する
  • 販売価格にとらわれないこと

上記のポイントを踏まえて、今回ご紹介した10個の有料テンプレートを参考にして選ぶとよいでしょう。

また、BASEでオリジナルテンプレートを簡単に作るには、次の2つの選択肢があります。

  • ショップデザイン機能を使ってカスタマイズ
  • 「HTML編集 App」を使ってカスタマイズ

テンプレートによってはデザインや機能が大きく異なり、日々の売り上げにも影響していきます。

無料テンプレートよりも有料テンプレートのほうが、より信頼度の高いネットショップに整えやすいです。
有料テンプレートは1回買い切り型なので、ぜひ導入を検討してみましょう。

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