WordPressの「com」と「org」の違いや特徴・メリット・デメリットを解説
WordPress(ワードプレス)には「WordPress.com」と「WordPress.org」の2種類があります。
一般的にWordPressと言えば、WordPress.orgのことを指します。
『WordPress.orgとWordPress.comの違いは?』
『それぞれの特徴が知りたい』
『それぞれのメリット・デメリットを教えてほしい』
今回のコラム記事では、上記のような疑問に答えます。
WordPress.comとWordPress.orgの違いを理解し、どちらを選択するか検討しましょう。
WordPressには2種類ある
WordPressには2つの利用方法があり、WordPress.comとWordPress.orgです。
一般的にWordPressと言った場合、WordPress.orgのことを指します。
このコラム記事でも、WordPressと書いている場合はWordPress.orgのことです。
WordPress.orgは無料で利用できるCMSで、レンタルサーバーにソフトウェアをインストールします。
多くの記事やブログで解説しているWordPressは、.orgのことです。
WordPress.comを解説している記事は、WordPress.orgに比べて少ないです。
それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
WordPress.comの特徴
WordPress.comとは、WordPressを用いたレンタルブログサービスのことです。
アメリカのサンフランシスコに本社があるAutomattic(オートマティック)社がサービスを提供しています。
WordPress.comは、2005年に一般公開されたサービスです。
当初は招待制Webサービスとして開始されましたが、ユーザーアカウント登録型のサービスに切り替わりました。
「世界でもっとも人気のサイト構築サービス」を謳っており、しばしばWordPress.orgと混同されます。
WordPress.comの月間ユニークユーザーは4億900万人、ページビューは200億回以上です。
WordPress.orgとは異なり、WordPress.comで構築したWebサイトは自動でメンテナンスされます。
くわえて、ホスティング機能を搭載しており、ユーザーフレンドリーで使いやすいといった特徴です。
WordPressの無料プランは、プラグインが使えなかったりテーマが制限されていたりします。
制限を取り払うには有料プランが必要です。
WordPress.orgの特徴
WordPress.orgは、世界でもっともポピュラーなオープンソースのCMSです。
CMSとは「Contents Management System」の略語で、Webサイトを構成するあらゆる要素を一元的に管理、保存するシステムになります。
WordPress.orgは、WordPress.comの土台となっているシステムです。
WordPress.orgは、レンタルサーバーにソフトウェアをインストールして利用します。
利用は無料で、使用制限もなく自由度が高いです。
たとえば、WordPress.comのように無料だからプラグインが使用できないといったこともありません。
その代わり、WordPress.orgではレンタルサーバーとドメインの用意が必要です。
無料で利用可能なレンタルサーバーとドメインがありますが、本格的にWebサイトを運用するなら有料の契約をおすすめします。
WordPress.orgはあらゆる方法で収益化が可能で、柔軟性があり自由にカスタマイズを行えます。
会員制サイトやECサイトの構築も可能です。
ただし、カスタマイズやプラグインの導入、デザインの変更にはある程度のスキルが必要です。
WordPress.comのメリット・デメリット
WordPress.comのメリット・デメリットについて解説します。
メリット | デメリット |
---|---|
・無料でブログを作成できる ・手軽で簡単 |
・無料プランではプラグインがインストールできない ・テーマが自由に追加できない ・ディスク容量が少ない ・独自ドメインの設定は有料 |
【メリット①】無料でブログを作成できる
WordPress.comの一番のメリットは、無料でブログを開設できることです。
レンタルサーバー、ドメインの用意にかかる費用は一切かかりません。
ただし、WordPress.comの無料プランにはさまざまな制限があります。
そのため、WordPress.orgと同じような感覚では使えません。
たとえば、WordPress.comではサブドメインでしか運用できず、独自ドメインを利用しようとすると課金する必要があります。
【メリット②】手軽で簡単
WordPress.comは、アカウント登録さえすれば誰でも簡単にブログを開設できます。
WordPressをレンタルサーバーにインストールしたり、テーマやプラグインを導入したりする必要もありません。
一般的なレンタルブログサービスと同じように、アカウント登録だけでブログが利用できるのです。
そのため、ブログ初心者にとっては非常に手軽で簡単なサービスです。
今すぐブログをはじめたいなら、WordPress.comでブログを開設しましょう。
【デメリット①】無料プランではプラグインがインストールできない
WordPress.comの無料プランでは、プラグインのインストールが制限されています。
プラグインとは、WordPressで機能を拡張するためのツールです。
WordPressの初期状態では、基本的な部分のみが実装されています。
WordPressでブログやWebサイトを作っていると、ほかの機能が欲しくなるケースが多いです。
たとえば「目次を設置したい」「エディタの機能を拡張したい」「Webサイトの表示スピードを上げたい」「ECサイトにしたい」といった要望が挙げられます。
これらの要望に応えるのがプラグインです。
しかし、WordPress.comの無料プランではプラグインがインストールできません。
つまり、基本的なブログ機能しか使うことができないのです。
【デメリット②】テーマが自由に追加できない
WordPress.comの無料プランでは、テーマも自由に追加できません。
テーマとは、WordPressのデザインテンプレートのことです。
テーマは複数のファイルの集合体で、さまざまな機能やデザインがパッケージとなっています。
テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、WordPressで構築したWebサイトやブログのデザインを変更することが可能です。
WordPress.comの無料プランでは、150種類以上のテーマが利用できます。
この数は、WordPressのテーマの数と比較すると非常に少ないです。
WordPress.orgのテーマは公式のものだけで数千種類以上あり、それらをすべて無料で利用できます。
WordPress.comの無料プランは、テーマを自由に追加できないことがデメリットです。
【デメリット③】ディスク容量が少ない
WordPress.comの無料プランのディスク容量は1GBです。
1GBというディスク容量は、画像を多用するWebサイトやブログだと少ないです。
現在は、無料ブログであっても大容量を扱えます。
たとえば、FC2ブログやライブドアブログでは10GBの保存容量があります。
WordPress.comでも有料会員になれば6GB~200GBまで増えますが、費用も年額一括払いの場合には月額500円~2,900円程度かかってしまいます。
それなら、レンタルサーバーを借りてWordPressをインストールしたほうが大容量です。
WordPress.comのディスク容量は1GBと小さい点が大きなデメリットです。
【デメリット④】独自ドメインの設定は有料
WordPress.comの無料プランでは、サブドメインしか使えません。
独自ドメインを設定しようとすると、課金する必要があります。
サブドメインは「xxx.wordpress.com」であり「xxx」部分は自由に変えられます。
もし、独自ドメインを取得して運用しようとすると、パーソナル以上の有料プランを選択することが必要。
完全無料というWordPress.comのメリットが失われてしまいます。
WordPress.orgのメリット・デメリット
WordPress.orgのメリット・デメリットについて解説します。
メリット | デメリット |
---|---|
・インストールは無料 ・プラグインやテーマが豊富 ・収益化も自由 ・独自ドメインを利用できる |
・インストールが難しい ・レンタルサーバーが必要 ・扱うのにスキルが必要 |
【メリット①】インストールは無料
WordPress.orgはオープンソースのCMSですので、ダウンロードからインストールまで完全無料です。
くわえて、WordPressの機能を拡張するプラグインも基本的には無料です。
テーマも無料のものが数多くリリースされており、公式サイトだけでも数千種類あります。
このように、WordPressはインストールや機能の拡張、デザインの変更にかかるコストが無料です。
【メリット②】プラグインやテーマが豊富
プラグインやテーマは、WordPressの機能を支える重要な要素です。
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。
「Webサイトの高速化」「サイトマップの自動生成」「画像の圧縮」「目次の設置」「SNSシェアボタン」など、さまざまな機能をワンタッチでインストールできます。
多くのプラグインが無料で公開されているため、専門知識がなくても機能の拡張が可能です。
テーマは、WordPressのデザインテンプレートのようなものです。
機能とデザインがパッケージになっています。
公式サイトだけでも数千種類以上のテーマがリリースされており、すべて無料で利用可能です。
このように、WordPress.orgはプラグインとテーマが豊富です。
多くの選択肢の中から、ベストチョイスを選択してブログやWebサイトを構築しましょう。
【メリット③】収益化も自由
WordPressはオープンソースのCMSであるため、収益化にも制限がありません。
たとえば、ほかのレンタルブログサービスなら「Googleアドセンスは禁止」「アフィリエイトは制限」が普通です。
WordPress.comも無料プランでは収益化できません。
しかし、WordPress.orgなら収益化は自由に行え、Googleアドセンスやアフィリエイトが自由に使えます。
そのほかにも、WordPress.orgでECサイトを構築して収益化することも可能です。
WordPress.orgは自由であることが大きな特徴です。
【メリット④】独自ドメインを利用できる
基本的ですが、WordPress.orgは独自ドメインで運用します。
WordPress.orgは、レンタルサーバーにインストールして運用することが前提です。
レンタルサーバーのサブドメインを利用する選択肢もありますが、一般的にはほとんどの人が独自ドメインを取得して運用しています。
独自ドメインの取得や更新などの費用以外にかかるコストはありません。
独自ドメインで運用すれば、レンタルサーバーを移行することになっても今のままのドメインでWebサイトを運用できます。
ポイント!
独自ドメインの取得は基本的に有料ですが、無料で独自ドメインを取得できるサービスがあります。
コストをかけずに独自ドメインを取得できる一方、利用者の多いトップレベルドメイン「com」「net」の取得は基本的にできません。
本格的なWebサイトの運用をするのであれば、有料で独自ドメインの取得をおすすめします。
【デメリット①】インストールが難しい
WordPress.orgのデメリットは、インストールが難しいことです。
少し前までは「ダウンロード」「wp-config.phpの編集」「phpMyAdminを編集」「アップロード」「インストール」といった作業が必要でした。
現在ではやや簡略化されて「ダウンロード」「アップロード」「phpMyAdminを編集」「インストール」だけでインストールできるようになりました。
また、レンタルサーバーによっては「WordPress簡単インストール」といったサービスがあり、コントロールパネルからワンタッチでWordPressがインストールできます。
昔に比べればだいぶ簡単になりましたが、それでもまだ初心者にとってインストールは高いハードルです。
【デメリット②】レンタルサーバーが必要
WordPress.orgを利用するなら、かならずレンタルサーバーが必要です。
WordPress.orgはCMSであり、PHPファイルの集まったパッケージです。
PHPファイルが動作するレンタルサーバーが必要になります。
そのため、WordPress.orgを利用するには最低でもレンタルサーバーの契約費用がかかってきます。
そのほかにも、WordPress.orgは独自ドメインで運用することがほとんどなので、独自ドメインの取得費用もかかります。
WordPress.orgのランニングコストは、年間におおよそ1万5,000円程度と考えておきましょう。
ポイント!
レンタルサーバーには、無料で利用できるものもあります。
しかし、広告の自動表示や商用利用できない無料のレンタルサーバーが多いです。
本格的にWebサイトを運用するのであれば、有料でレンタルサーバーの契約をしましょう。
【デメリット③】扱うのにスキルが必要
WordPress.orgは自由度が高い反面、高度なことをしようとすればスキルが求められます。
たとえば、テーマのデザインをそのまま使うならスキルは必要ありませんが、カスタマイズするにはHTMLやCSSといった知識が必要です。
また、ちょっとした機能や関数をfunctions.phpで実装するには、PHPのスキルが必要になります。
WordPress.comとWordPress.orgの違いを比較
WordPress.comとWordPress.orgの違いを比較します。
どのように違うのか、以下の8項目ごとに見ていきましょう。
- 費用
- カスタマイズ性
- 独自ドメイン
- 収益化
- 手軽さ
- セキュリティ
- SEO
- 得られるスキル
費用
- WordPress.com:無料
- WordPress.org:基本的に有料(レンタルサーバー+独自ドメインの費用)
WordPress.orgでかかる費用は、レンタルサーバーが月額1,000円台で、ドメインが年間数千円ほどです。
1年間のランニングコストは、1万5,000円程度と見積もっておきましょう。
WordPress.comで独自ドメインを取得する場合、無料プランではなく有料プランへの変更が必要になります。
有料プランのパーソナルでは、6,000円(年額一括払い)の料金です。
自由度は低いものの、初期費用やランニングコストではWordPress.comに軍配が上がります。
カスタマイズ性
- WordPress.com:カスタマイズ性が低い
- WordPress.org:カスタマイズ性が高い
カスタマイズ性では、完全にWordPress.orgに軍配が上がります。
WordPress.comの無料プランはプラグインが使えず、テーマの使用も制限されています。
一方、WordPress.orgはプラグインもテーマも使い放題です。
くわえて、functions.phpやCSSのカスタマイズなどもWordPress.orgは自由に行えます。
カスタマイズ性では、完全にWordPress.orgが上です。
独自ドメイン
- WordPress.com:無料プランでは利用が不可能
- WordPress.org:利用が可能
WordPress.comの無料プランでは、独自ドメインは使えません。
WordPress.comのサブドメインを使用することになります。
一方、WordPress.orgは独自ドメインで運用ができます。
ただし、独自ドメインの取得に費用は基本的にかかりますので注意が必要です。
WordPress.comでも課金すれば独自ドメインでの運用は可能です。
収益化
- WordPress.com:無料プランでは選択肢が限られている
- WordPress.org:制限がなく収益化ができる
収益化では、WordPress.orgに軍配が上がります。
WordPress.comの無料プランでは、Googleアドセンスやアフィリエイトを貼ることができません。
有料プランであれば、Googleアドセンスもアフィリエイトも利用が可能です。
ただし、アフィリエイトは利用できるASPが限られています。
その点、WordPress.orgは自由にGoogleアドセンスやアフィリエイトを設定できます。
ASPの制限もありません。
収益化においては、WordPress.orgが有利です。
手軽さ
- WordPress.com:簡単にブログ開設ができる
- WordPress.org:ブログ開設に一定のスキルが必要
手軽さでは、WordPress.comに軍配が上がります。
WordPress.comは、アカウントを登録するだけでブログを開設できます。
一方、WordPress.orgはWordPressをダウンロードしてレンタルサーバーにアップロードし、インストール作業をする必要があります。
phpMyAdminの編集も必要です。
ただし、レンタルサーバーによっては「WordPress簡単インストール」で、ワンクリックでインストールできることもあります。
セキュリティ
- WordPress.com:運営会社がセキュリティ対策をしている
- WordPress.org:自身でセキュリティ対策を行う必要あり
セキュリティでは、WordPress.comが有利です。
WordPress.orgは、プラグインをインストールしたりテーマを変更したりします。
自由度が高い反面、セキュリティに関しても自己責任です。
一方、WordPress.comなら運営会社であるAutomattic社が責任を持って管理してくれます。
Automattic社では、セキュリティ専門のチームがあります。
SEO
- WordPress.com:一部の有料プランではSEOの強化ができる
- WordPress.org:SEOの強化ができる
SEOでは、WordPress.orgに軍配が上がります。
WordPress.comでも「SEOツール」というSEOを強化する機能を活用できれば、基本的な内部施策はできます。
ただし、SEOツールの利用ができるのは「ビジネス」「eコマース」の有料プランのみです。
有料プランのパーソナルやプレミアム、無料プランでは、SEOツールの利用ができません。
くわえて、プラグインのインストールもできません。
一方、WordPress.orgにはSEOの機能が搭載された無料のプラグインがあり、自分でSEOを改善しながら運用できます。
SEO対策が十分に施されているテーマを利用すれば、SEOプラグインをインストールする必要はありません。
SEOでアクセスを集めたいなら、WordPress.orgがおすすめです。
得られるスキル
- WordPress.com:得られる知識が限定的
- WordPress.org:さまざまな知識を得る環境がある
得られるスキルでは、圧倒的にWordPress.orgに軍配が上がります。
WordPress.comで得られるスキルは、ライティングスキルだけです。
しかし、WordPress.orgなら以下のようなスキルが得られます。
- ライティングスキル
- HTMLやCSS
- PHPやJavaScript
- セキュリティ対策
- サーバーやドメインの知識
- プラグインの運用
WordPress.comがおすすめな人
「無料でブログがしたい」「手軽にブログをはじめたい」という人には、WordPress.comがおすすめです。
無料でブログをしたい
WordPress.comなら初期費用やランニングコストが一切なく、完全無料でブログをはじめられます。
一方、WordPress.orgはレンタルサーバーや独自ドメインの用意に費用がかかります。
無料でブログをはじめたいなら、WordPress.comがおすすめです。
手軽にブログをはじめたい
手軽にブログをはじめたい人にも、WordPress.comがおすすめです。
WordPress.comなら、アカウント登録するだけでブログがはじめられます。
一方、WordPress.orgではWordPressをダウンロードしたり、アップロードしてインストール作業をしたりする必要があります。
WordPress.comは、手軽にはじめたい人向けのサービスです。
WordPress.orgがおすすめな人
「ブログを収益化したい」「本格的にブログを運営したい」「Webサイトを立ち上げたい」という人には、WordPress.orgが向いています。
ブログを収益化したい
ブログの収益化には、Googleアドセンスやアフィリエイトの利用が不可欠です。
しかし、WordPress.comではそれらの広告が制限されています。
WordPress.orgなら制限なしで、自由にGoogleアドセンスやアフィリエイトの運用が可能です。
ブログを収益化したいなら、WordPress.orgを選択しましょう。
本格的にブログを運営したい
本格的なブログ運営をするには、プラグインやテーマの利用が必要です。
WordPress.comの無料プランでは、プラグインもテーマも制限されています。
しかし、WordPress.orgなら無料のプラグインやテーマを自由に使えます。
本格的にブログを運営したいなら、WordPress.orgがおすすめです。
Webサイトを立ち上げたい
Webサイトを立ち上げるなら、WordPress.orgが向いています。
Webサイトに必要な問い合わせフォームやサイトマップは、WordPressのデフォルトの機能では実現できなく、プラグインの導入が必要です。
しかし、WordPress.comの無料プランはプラグインが制限されています。
WordPress.orgなら、Webサイトに必要なプラグインをスムーズに導入できます。
まとめ
WordPress.comとWordPress.orgについて、解説しました。
WordPress.comは、Automattic社が運営するレンタルブログサービスです。
WordPress.orgはオープンソースのCMSで、レンタルサーバーにソフトウェアをインストールして利用します。
WordPressと言った場合、一般的にはWordPress.orgのことを指します。
WordPress.orgに向いている方は、本格的なブログ運営や収益化をしたい、Webサイトの立ち上げなどです。
一方、無料で手軽にブログをはじめたい方はWordPress.comの利用が向いています。
それぞれの特徴を検討し、自分に最適なWordPressを選びましょう。
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