BUYMAの手数料まとめ|売買取引の利用料・計算方法
『BUYMAの手数料っていくら?』
『BUYMA手数料の計算方法が知りたい!』
BUYMAでの商品購入を検討されている方、BUYMAで出品者としての活動を始めてみたい方もいるでしょう。
BUYMAの利用には購入者、出品者のどちら側にも所定の手数料が発生します。
BUYMAは高額なブランド商品が多いため、どちらの方も手数料の額は気になるものです。
そこで今回は「BUYMAの手数料総まとめ」と題し、BUYMA売買取引の利用料・計算方法を購入者向け・出品者向けに分けて徹底解説致します。
※今回のコラム記事で掲載している情報は記事公開日(2021年10月2日)時点になります
BUYMAの利用にかかる手数料一覧
BUYMAの利用にかかる手数料一覧は次のようになります。
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項目 | 購入者 | 出品者 |
---|---|---|
利用手数料 (商品代金につき) |
5.5% | 5.5~7.7% |
振込手数料 | – | 海外口座:1,000円(非課税) 国内口座:385円 楽天銀行:220円 |
BUYMAでショッピングを行う購入者側は、商品購入代金の5.5%を決済システム利用料として支払うことになります。
購入者が商品代金ごとに支払う金額の詳細は後述しますが、どれだけ安い買い物をしても高い買い物をしても1回の購入で発生する手数料は一律で5.5%です。
一方、BUYMAでは出品者側も売買取引成約ごとに、商品代金の5.5~7.7%を成約手数料として支払わなければなりません。
出品者側が支払うことになる手数料は5.5~7.7%と幅がありますが、正確には出品者の売上額に応じてBUYMAに支払う手数料の割合がことなっています(詳しい手数料の割合は後述しています)。
BUYMAの成約代金は、BUYMAが定める所定の締め日に成約手数料と振込手数料が差し引かれ、出品者の銀行口座に振り込まれるシステムです。
振込手数料についてですが、楽天銀行の口座を指定した場合は220円、他銀行は全国どの銀行を指定しても一律で385円となります。
BUYMAでは海外の銀行口座を指定することも可能ですが、手数料は1,000円と、国内銀行の3倍近くもかかってしまうため、日本の銀行口座を指定する方が安上りです。
出品者側の成約手数料は売上額でことなる
以下はBUYMA出品者の成約手数料を一覧でまとめたものです。
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売上金額 3か月合計 (月ごとの平均月商の目安) |
手数料 |
---|---|
~300万円未満 (月商平均~100万円未満) |
7.7%(7%+税) |
300~600万円 (月商平均100~200万円未満) |
7.15%(6.5%+税) |
600~1,500万円 (月商平均200~500万円未満) |
6.6%(6%+税) |
1,500~3,000万円 (月商平均500~1,000万円未満) |
6.05%(5.5%+税) |
3,000万円以上 (月商平均1,000万円以上) |
5.5%(5%+税) |
BUYMAによると出品者側が支払う成約手数料は、直近3か月の合計売上の成績で変動する仕組みのようです。
初期段階は7.7%のスタートですが、直近3か月の売上合計額が300万円を超えれば、翌々月から成約手数料が7.15%に引き下げとなります。
成約手数料6.05~6.6%を目指すには、直近3か月の売上額合計が600~3,000万円、成約手数料が最も安い5.5%を目指すには、直近3か月の売上額合計3,000万円以上が必要です。
3か月の売上額の合計が3,000万円以上と聞けば程遠いと感じますが、そもそもBUYMAは高額なブランド品が中心となるため、他媒体と比べればさほど困難ではありません。
単純計算で月に平均単価30万円のブランド品を30個販売すれば1,000万円近く達成となりますので、取り扱い商品をうまく選べば月商1,000万の到達は決して遠い夢ではないのです。
BUYMAの購入者が支払う手数料内訳
BUYMAの購入者が商品代金ごとに支払う手数料の目安は次のようになります。
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商品購入代金 | 手数料 | 支払い額合計 |
---|---|---|
1万円 | 550円 | 10,550円 |
2万円 | 1,100円 | 21,100円 |
3万円 | 1,650円 | 31,650円 |
4万円 | 2,200円 | 42,220円 |
5万円 | 2,750円 | 52,750円 |
6万円 | 3,300円 | 63,300円 |
7万円 | 3,850円 | 73,850円 |
8万円 | 4,400円 | 84,400円 |
9万円 | 4,950円 | 94,950円 |
10万円 | 5,500円 | 105,500円 |
BUYMAの利用に際し購入者側が支払う手数料は5.5%となる内訳は、消費税や決済システム利用料です。
例えば、1万円の商品をBUYMAで買い物すると決済システム手数料は550円で、総額10,550円となります。
手数料の支払い方法は、商品を購入する際に商品代金との同時決済です。
BUYMAではクレジットカードやコンビニ払い、銀行振込の支払い方法を選ぶことができますが、いずれの方法を選択しても振込に関する手数料はBUYMA負担となります。
通常、他のEC媒体ではクレジットカードのみが無料でコンビニや銀行振込の振込手数料は購入者側の負担となりますが、BUYMAでは振込手数料も全て無料です。
ただし、銀行振込の場合は「Pay-easy(ペイジー)」と提携している金融機関、またはネットバンキングでの振込に限定されています。
ポイント!
Pay-easyと提携している金融機関については、公式サイト(以下URL)をご覧ください。
https://www.pay-easy.jp/where/
BUYMAの手数料は高い?他モールと比較
BUYMAの出品者側の成約手数料は、他社のECモールと比べて「高い」訳ではありません。
以下はBUYMAと他社ECモールの成約手数料を一覧でまとめたものです。
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媒体名 | 手数料 | |
---|---|---|
BUYMA | BUYMA | 5.5~7.7% ※売上により異なる |
他社ECモール | 楽天市場 | 約10~12.5% ※出店プランにより異なる |
Amazon | 8~15% ※商品により異なる |
|
Yahoo!ショッピング | 5.5~7.5% ※平均 |
|
au PAY マーケット | 4.5~9.0% ※売上と商品により異なる |
|
メルカリ | 10% ※一部、別途ライセンス料がかかる |
表でお分かりのように、BUYMAの成約手数料は他社ECモールと比較すると決して高い方ではありません。
まず「楽天市場」は国内最大級の集客力を誇るEC媒体ですが、売買成約手数料以外にも何10万円単位の高額な出店料、月額費用(家賃)が必要になります。
高額な出店料、月額費用がかかる背景もあり、楽天市場では最低限月商300万円以上を維持し続けなければ出店やランニングコストがペイできません。
次に「Amazon」と「au Payモール」の月額は5,000円前後とそこまで高い訳ではありませんが、BUYMAと同様のレディースアパレル部門はAmazonが15%、au Payモール(月商100万円以下の場合)は9%と比較的高めに設定されています。
フリマアプリとして人気の「メルカリ」はBUYMAと同様、出店費用や月額費用などは不要ですが、売買成約手数料は10%とAmazonやau Payモールと同等です。
出店料・月額無料のYahoo!ショッピングと比較
出店料や月額費用が無料の「Yahoo!ショッピング」は、平均5.5~7.5%の成約手数料とBUYMAとよく似ています。
そのため、Yahoo!ショッピングはBUYMAでメインとなっているレディースアパレルやブランド品を扱う出品者にとって、比較対象になりやすいEC媒体です。
ところがYahoo!ショッピングの公式サイトには、成約手数料の詳しい金額が明記されている訳ではありません。
実際にYahoo!ショッピングの成約手数料は売買成約に対し、ポイント原資やシステム利用料など、諸々の名目で手数料がかかることになります。
また、Yahoo!ショッピングは性質上、有料広告を使わなければ大きな額の売上を狙うことができない仕組みになっています。
有料広告をコンスタントに打ち続けるには、仕入れ代金とは別に一定の資本力が必要になります。
一方、BUYMAでは有料広告の制度自体が存在しないため、まとまった資金をもっていない初心者も努力と工夫次第で早期に大きな額の売上を狙えるチャンスを拾いやすい仕組みになっているのです。
以上からYahoo!ショッピングとBUYMAをランニングコストで比較すると、BUYMAの方がはるかに好条件であるといわざるを得ません。
BUYMAの出品者におすすめの手数料計算サイト
BUYMAの出品者が販売価格を設定するとき、成約手数料を含めた金額にて算出する必要があります。
近頃では、BUYMAの価格設定に役立つ成約手数料や利益率の計算がクリック1つで簡単に計算できる専用サイトがBUYMAの出品者に人気です。
例えば「フリマ手数料の計算」というWebサイトでは、販売予定価格や送料、出品者の現在の成約手数料率をタブで入力すればBUYMAの成約手数料、利益計算が簡単に行うことができます。
まず、成約手数料を計算するだけなら「価格」の部分に販売予定価格を入力し、出品者の現在の成約手数料率をタブで選択して「計算」をクリックすれば、成約手数料の金額が瞬時に算出されます。
成約手数料を含めた利益率や利益額を正確に計算したい場合は「仕入」の部分に仕入れ金額を入力してください。
例として、販売予定価格を10万円、仕入れ金額を7万円、送料1,500円で想定しています。
全ての必要項目を入力して「計算」をクリックすれば、利益額(粗利額)が20,415円、利益率(粗利率)が20%と利益額(粗利額)と利益率(粗利率)の結果が出ます。
算出結果により、利益率をもう少し上げたい引き上げたい場合は「価格」の数字を引き上げれば、利益額(粗利額)、利益率(粗利率)の部分の数字が変動する仕組みです。
BUYMAの価格設定は成約手数料を含め、自身がBUYMAの出品者として活動する上で適正と判断できる利益額(粗利額)、利益率(粗利率)をよく検討し、ライバルの価格も参考にしながら慎重に行うようにしましょう。
まとめ
今回はBUYMAで行う売買取引の利用料・計算方法を購入者向け・出品者向けに分けて総まとめ形式でお話させて頂きました。
まとめますと、BUYMAの利用に際し、購入者、出品者が支払う手数料は次のようになります。
- 購入者:商品代金に対し5.5%
- 出品者:売買成約金額に対し5.5~7.7%
BUYMA出品者の成約手数料は、直近3か月の売上額の合計で割合が決まります。
また、BUYMAのショップ出店にかかる手数料は、他社ECモールと比較しても決して高い方ではありません。
BUYMA出品者がBUYMAの手数料を簡単に計算したい場合には、Webサイトの「フリマ手数料の計算サイト」を使用すると便利です。
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