BUYMA(バイマ)の始め方|パーソナルショッパーになるための5つのステップ
『BUYMAの始め方が知りたい!』
無在庫販売で話題のECサイトがBUYMA(バイマ)です。
『今すぐ出品したいけど、どうやって始めて良いかわからない…』と悩んでいませんか?
ご安心ください。
今回はバイマ初心者の方に向けて、BUYMAの始め方を「パーソナルショッパーになるための5つのステップ」と題し、わかりやすく基礎から解説致します。
【ステップ①】事前準備~商品選定
BUYMAの始め方、第一段階は以下4つのステップを踏まえることです。
- 1-1事前準備・用意するもの
- 1-2出品者登録(パーソナルショッパー登録)
- 1-3仕入れ先の選定
- 1-4出品商品の選定・価格設定
1-1事前準備・用意するもの
まずは事前準備です。
BUYMAの出品者(パーソナルショッパー)として活動するために用意するものは、次の5つです。
- パソコン・インターネット環境
- 銀行口座
- 画像加工・編集ソフト
- Skype・ChatworkのID
- 海外送金システムのアカウント
パソコン・インターネット環境
BUYMAを始める上で、パソコンとインターネット環境は必須アイテムとなります。
パソコン操作が不可能、あるいは苦手な方はスマホでも作業できなくはありませんが、標準サイズのスマホ端末は画面が小さいく、商品登録や更新作業が少しやりにくいかもしれません。
どうしてもスマホで作業を行いたい方は、画面が大きめのタブレットを使って行う方が効率的です。
銀行口座
銀行口座はBUYMAから売上金を受け取るための口座であり、出品者になるには必ず必要なものになります(クレジットカードでの登録は不可)。
銀行口座は必ずしも日本国内の口座に限らず、海外の銀行口座でも登録が可能です。
ただし、海外の銀行口座の場合は別途1回1,000円の振込手数料が発生しますので、海外在住の出品者も日本の銀行口座を登録しているケースが多く見受けられます。
画像加工・編集ソフト
画像加工・編集ソフトとは、Photoshop(フォトショップ)などに代表される画像の切り抜き、テキストの挿入、拡大、縮小など画像を加工、編集するためのソフトです。
BUYMAでは、出品ページのデザインより画像の質が売上を左右する要素となります。
BUYMAの出品者専用システムは、他媒体のようにHTMLを自在に使ってWebページの編集が行えるフォーマットにはなっておらず、自由度が低いからです。
つまり、BUYMAでは画像編集スキルでしか出品ページの差別化が図れないため、出品者として活動する上では画像加工・編集ソフトは欠かせないアイテムになります。
Skype・ChatworkのID
Skype(スカイプ)やChatwork(チャットワーク)のIDはなくても出品者として活動することはできますが、もっておくと望ましいアイテムです。
Skypeは、主に海外のサプライヤーとの音声通話や、ブランドの直営店などに電話リサーチを行う上で必要になります。
Chatworkは、LINEのビジネス版のようなツールであり、ECに限らず全てのビジネスパーソンが活用するべきツールです。
BUYMAを始めたばかりの初期段階は頻繁に使うことはないかもしれませんが、必要になった時にいつでも使えるよう、まずはID登録だけでも済ませておきましょう。
海外送金システムのアカウント
海外送金システムとは、PayPal(ペイパル)やWise(ワイズ)など、海外送金を安価に早く行える送金システムのことです。
海外仕入れはクレジットカードで決済できればベストですが、国や地域、サプライヤーによっては日本のクレジットカードが使えないことも珍しくありません。
クレジットカードが使えない海外のサプライヤーには、海外送金など他の決済方法で対応するしかないため、なるべく安い手数料でスピーディーに送金手続きを行えることが必須要件になります。
海外送金システムのアカウントは現住所確認など、開設するまでに時間のかかるものも多いため、BUYMAビジネスを開始すると決めたと同時にアカウントを作っておくと良いでしょう。
1-2出品者登録(パーソナルショッパー登録)
BUYMAで出品者(パーソナルショッパー)としての登録を行います。
まずBUYMA自体の会員登録を行いましょう。
出典:会員登録【BUYMA】
メールアドレスやパスワード、ニックネーム、生年月日、性別などの情報を入力して、会員登録します。
ログインできたら、アカウント情報の「出品者へ登録」をクリックします。
出品者(パーソナルショッパー)としての基本情報、プロフィール、PRポイント、銀行口座情報など必要事項を入力すれば、出品者の登録は完了です。
ログイン画面のマイページから「出品する」をクリックすれば、商品登録作業を始めることができます。
1-3仕入れ先の選定
出品者登録、商品登録の準備が整えば、次は仕入れ先の選定です。
海外ファッション、ブランド商品が中心のBUYMAの仕入れ先とは、主に次のような入手ルートが有力候補となります。
- ハイブランドの海外直営店・公式サイト
- 海外の百貨店・セレクトショップ(ECサイトも含む)
- 海外のアウトレット
- e-Bayなど海外のオークションサイト
- 国内のブランド直営店、卸問屋
上記のような仕入れルートを利用し、ときにはショップの担当者と交渉しながら出品者ならではの独自ルートを確立させていくことになります。
BUYMAで稼げるようになるには何よりも「仕入れ」が肝心です。
なぜなら、BUYMAでは同じような商品を扱うライバルがごまんといるため、他媒体以上に出品者同士の競合が激しいからです。
そもそも、BUYMAは原則的にBUYMA内のデータベースにあるブランド、メーカーの商品しか取り扱うことができないことが競合の激しい一因でもあります。
BUYMAではいかにライバルより安く、あるいは安定供給できる仕入れ先を開拓することがビジネスの明暗を分けることを覚えておきましょう。
1-4出品商品の選定・価格設定
BUYMAで売れている商品、海外仕入れ先の人気商品などのリサーチを行い、出品する商品を選定します。
海外の仕入れ先で販売されている商品の価格、BUYMA上の価格相場を比較し、自身の利益が確保できる商品をピックアップしていきましょう。
ただし、BUYMAでは売買取引金額の5.5~7.7%の手数料が発生しますので、手数料を含めたコストを算出し、慎重に価格設定を行ってください。
【ステップ②】商品画像準備~出品審査
BUYMAの始め方、第二段階は以下3つのステップを踏まえることです。
- 2-1商品画像準備
- 2-2出品ページ作成
- 2-3出品審査
2-1商品画像準備
BUYMAの出品用画像の準備は、初心者が必ずぶつかる最初の壁となります。
なぜなら、無在庫販売でBUYMAを始める上では商品の現物が手元にあるはずもなく、自身で商品撮影することなどほぼ不可能だからです。
では、BUYMAの先輩ショッパー達はどのように出品用の画像を用意しているかといえば、実際のところBUYMA出品者の80%以上が画像をどこかのWebサイトから拝借してきています。
しかし、画像の拝借は「著作権違反」に該当するため、EC販売を円滑に運営する上で決して安全な行為とはいえません。
そこで、なるべくトラブルになりにくい画像準備としては、以下のような方法があります。
- 日本国内サイトの画像は絶対避ける
- 海外セレクトショップ・卸サイトの画像を使う
- 出荷前になるべく自撮りしておく
日本国内サイトの画像は絶対避ける
BUYMAの商品登録に使う画像を拝借する上で最もトラブルになりやすいのは、国内の公式サイトやセレクトショップなどの画像を無断で使うことです。
BUYMAは国内のハイブランド直営店の関係者も閲覧していることが多いため、国内サイトに掲載されている画像を使うと早期に差し止め請求が来てしまいます。
差し止め請求は、BUYMA事務局を通して来ますので、トラブルを避けるためにも国内サイトで使用されている画像は必ず避けるようにしましょう。
海外セレクトショップ・卸サイトの画像を使う
海外セレクトショップ・卸サイトの画像は、トラブルになる可能性が極めて低い方法です。
とくに、卸サイトなど専門業者の画像は先方側も出品者側もWin-Winの関係が築けるため、トラブルに可能性はほぼありません。
さらに、安全策を取るなら海外セレクトショップの店員さんなどに交渉し、先方から画像を提供してもらうことができればベストです。
基本的に画像の無断拝借は、法律に抵触するグレーゾーン行為のため、できる限り後ろめたさをなくすための手段を講じるようにしましょう。
出荷前になるべく自撮りしておく
BUYMAビジネスが順調に回転し始めたら、出荷前になるべく商品を自撮りしておくことが著作権のトラブルを最も回避できる方法です。
ただし、高額な商品の場合は商品を傷つけたり、汚したりするとユーザーからのクレームにつながる元になりますので、商品の取り扱いには十分に注意しましょう。
2-2出品ページ作成
BUYMAの出品ページには、以下の項目を登録することになります。
- 商品画像
- 商品名(=キーワード)
- タグの選択
- 商品コメント
- 配送方法
- 購入期限
- 買付地・発送地
- 価格情報(商品価格・参考価格・通常出品価格)
BUYMAの出品画像は最大20枚まで登録可能で、画像サイズは428px以上であれば特に制限はありません。
商品名、タグはBUYMA内でのSEO対策に関連しますので、適切なキーワードを盛り込み、テーマ、シーズン(SS、AWなど)がある場合には漏れなく入力するようにしましょう。
商品コメントとは商品説明文のことですが、BUYMAは他媒体と異なりハイブランド商品が中心のため、説明文にあまり手をかける必要はありません。
配送方法、買付地・発送地もBUYMA内のデータベースの中から選択する形式となり、出品者情報と異なる場合は自動的にシステムで弾かれますので、正確に入力する必要があります。
購入期限は、カレンダーの中から商品の供給可能な時期を入力してください。
価格情報は、商品価格と参考価格(参考上代あるいは日本販売予想価格)、割引を付けて出品する場合は値引き前の通常出品価格を想定して入力しましょう。
2-3出品審査
BUYMAで商品登録を終えたら、出品ページごとに「出品審査」を受けることになります。
出品審査は、早ければ商品登録から1~2日後に承認されますが、平均3~5日ほどの期間をみておかなければなりません。
出品審査は事実に則った商品情報を入力していれば問題なく承認されますが、初期段階は事務局から追加確認要請が頻繁に来ることがあります。
事務局からの追加確認要請の内容は商品によって異なりますが、主に次のようなものが多く見受けられます。
- 出品者情報の住所と買付地・発送地情報が異なる
- 商品入手先の開示要請
- 画像の変更要請(不鮮明など)
- 出品商品の確認(入手困難商品など)
追加確認要請は事務局よりメールでくることになりますが、偽物など法律に抵触した商品の出品でなければ、事実を説明すれば恐れる必要はありません。
BUYMA事務局は出品者側への配慮を徹底しているプラットフォームですので、落ち着いて誠実に出品審査に対応するようにしましょう。
【ステップ③】顧客から受注~商品購入
BUYMAの始め方、第三段階は以下2つのステップを踏まえることです。
- 3-1受注
- 3-2商品購入
3-1受注
ユーザーから商品の受注を受けたら、BUYMAの出品者専用画面に受注データが反映されます。
受注データには商品情報と共に、ユーザーのメールアドレス、氏名、住所など商品の届け先が日本語とローマ字で併記されているため、受注情報をよく確認するようにしてください。
稀に届け先情報のローマ字併記を忘れているユーザーもいますので、海外発送の際に間違いがないよう、記載を忘れているユーザーにはメールで直接確認するようにしましょう。
次に受注データ上の商品名、型番、サイズ、品番などをよく確認し、仕入れ先に在庫確認を行いましょう。
商品の在庫があることが確定したら、商品購入の手続きに進みます。
3-2商品購入
商品の購入方法は仕入れ先によって様々ですが、オンラインで購入する場合はクレジットカードを使うと手続きがスムーズです。
前述のように、国や地域によっては日本のクレジットカードが使えないこともあるため、無理な場合はPayPal(ペイパル)など別の決済方法を検討しましょう。
海外から日本に商品を配送してもらう場合は、商品代金と共に国際送料と輸入関税、消費税がかかりますので、購入時に日本到着までの全ての費用を含めたコストを確認しましょう。
【ステップ④】商品の梱包~配送
BUYMAの始め方、第四段階は以下2つのステップを踏まえることです。
- 4-1商品の梱包
- 4-2商品の配送
4-1商品の梱包
高額商品が中心のBUYMAでは、梱包方法が出品者の評価に大きく影響します。
梱包方法はエアーキャブなどを何重にも巻き、輸送中に絶対に傷がつかないよう最大限の配慮を行いましょう。
ハイブランド商品を中心に扱う場合は、ギフトラッピングのリクエストを受けることがあります。
BUYMAの出品者活動を行う上では、ブランド名の紙袋や箱、リボンなどの付属品を日頃からなるべく入手しておくと、ギフトラッピングの要望に対応しやすくなります。
4-2商品の配送
商品の配送方法も梱包方法と同様に、出品者の評価が大きく影響します。
BUYMAでは「買付地」と「発送地」が食い違わないよう手配を行う必要があります。
日本在住出品者として活動する場合は、一旦自身で国内にて荷受けを行い、商品の状態を確認してから宅急便で発送手続きを行うようにするべきです。
BUYMAでは仕入れ先から顧客に直送するいわゆる「ドロップシッピング」は規約で禁止されているため、出品者ページに入力した「買付地」と「発送地」の情報通りに発送手続きを行うようにしましょう。
発送手続きが完了したら、物流会社の追跡URLと追跡番号を出品者専用画面に入力し「発送完了」のメールをユーザーに送付して配送手配は完了です。
【ステップ⑤】商品受領確認~振込依頼
BUYMA(バイマ)の始め方、最終段階は以下2つのステップが出品者にとって最も肝心となります。
- 5-1商品受領確認
- 5-2振込依頼
BUYMAでは、他媒体のように出品者が配送手続きを完了し、ただ待っているだけで商品代金が自動的に入金される仕組みになっていません。
出品者にとって最も欠かせないBUYMAならではの取引最終ステップがありますので、これから紹介する必要な手続きや操作を確認していきましょう。
5-1商品受領確認
BUYMAでは、商品を受領したユーザーが「受領確認」の操作を行ってくれなければ、出品者に商品代金や売上金が支払われないシステムになっています。
注文時に出品者専用画面に反映される決済金はあくまで「仮払金」であり、BUYMA側が一時的に預かりを行っている形式が取られているためです。
つまり、BUYMAではユーザーの「受領確認」の操作がなければ、出品者の売上と入金日がいつまでも確定しません。
BUYMAでのショッピングに慣れている、あるいは取引マナーのよいユーザーは商品受領後1~2日、おそくとも3日ほどで受領確認の操作を行ってくれます。
ただし、なかには受領後1~2週間以上経過しても受領確認を送ってくれないユーザーも存在するため、受領確認が未操作の件数が重なるほど出品者にとっては大きな痛手です。
ユーザーに受領確認の操作を早期に行ってもらうコツは、マメに状況を連絡する、対応を早くする、梱包を丁寧にするなど、とにかく顧客満足度を高める以外に道はありません。
EC販売は出品者とユーザーが双方顔のみえない取引ですが、最終的には人間同士ですので「コミュニケーション力」が一番の特効薬であることを覚えておきましょう。
5-2振込依頼
BUYMAでの売買取引が完了したら、出品者専用画面にて「振込依頼」の操作を行う必要があります。
BUYMAでは、振込依頼の操作を行わなければ売上金がいつまでも入金されません。
そのため、振込依頼の操作はBUYMAの売買取引上の重要な最終ステップとして忘れずに行うようにしましょう。
振込依頼の操作方法は、BUYMAのマイページにログインし、次のステップで行います。
- 「入金リスト」をクリック
- 振込希望の「入金ID」に「レ」を付ける
- チェックしたものを振込依頼するボタンをクリック
- 確認画面で内容確認後、OKなら振込依頼をクリック
操作が無事完了したら「振込依頼が完了しました」という文言が表示されます。
確定した売上金は、5日ごとの締め日から約4営業日後(金融機関)に出品者情報に登録した銀行口座に振り込まれることになります。
ポイント!
振込日のスケジュールについては、下記URL(公式サイト)をご覧ください。
https://qa.buyma.com/shopper/sales-price/4501.html
まとめ
今回はバイマ初心者の方に向けて、BUYMAの始め方を「パーソナルショッパーになるための5つのステップ」に分けてお話させて頂きました。
まとめますと、BUYMAの始め方は以下5つのステップを踏まえることです。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
5つのステップ | 内容 |
---|---|
第一段階 | 1-1事前準備・用意するもの ・パソコン、インターネット環境 ・銀行口座 ・画像加工・編集ソフト ・Skype・ChatworkのID ・海外送金システムのアカウント |
1-2出品者登録(パーソナルショッパー登録 | |
1-3仕入れ先の選定 | |
1-4出品商品の選定・価格設定 | |
第二段階 | 2-1商品画像準備 |
2-2出品ページ作成 | |
2-3出品審査 | |
第三段階 | 3-1受注 |
3-2商品購入 | |
第四段階 | 4-1商品の梱包 |
4-2商品の配送 | |
第五段階 | 5-1商品受領確認 |
5-2振込依頼 |
BUYMAを始めるには、上記5つのステップに沿って最後まで取引を1度でも完結すれば、出品者(パーソナルショッパー)の初級者としては合格です。
次の中級者に進むには、最低でも数か月ほどの取引を実際に行い、反省点や改善点など試行錯誤を繰り返した上で、自身がやりやすい方法にたどりつくことになります。
誰でも最初は初心者ですので、BUYMAで稼ぐためには焦らず段階を踏んで着実にステップアップを目指しましょう。
まずは無料でご相談ください。
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