ヤフーショッピングSEO対策のポイント!運営初心者でも実践できる施策を解説
『ヤフーショッピング内の検索で全く上位表示されない…』
『やっぱりヤフーショッピングのSEO対策はプロに依頼しないと無理?』
確かに、ヤフーショッピングのSEO対策はプロに依頼する選択肢は有力です。
しかし、高額な費用を払ってプロに委託する前に、自社でできる施策はたくさんあります。
今回はヤフーショッピングのSEO対策7つのポイントを最新のアルゴリズムと共に運営初心者でも実践できる施策を解説致します。
※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開日時点(2021年8月22日)のものです
ヤフーショッピングSEO対策7つのポイント
出典:Yahoo!ショッピング
ヤフーショッピングのSEO対策とは、ヤフーショッピング内にある検索機能を使って、検索結果で上位表示化を目指すための施策です。
ヤフーショッピングのSEO対策は、GoogleやYahoo! JAPANなど外部の検索エンジンとはほぼ連動しないため、主に次の7つのポイントを抑えた上で独自の対策を行う必要があります。
- 販売成約率アップ
- キーワードの適正化
- 在庫切れ商品を作らない
- PV数・クリック率アップ
- レビュー件数アップ
- ストア評価数
- 有料広告を併用
それぞれのポイントを解説していきます(SEO対策の具体的な実践方法はコラム記事の後半で紹介しています)。
販売成約率アップ
ヤフーショッピングに限りませんが、販売成約率をアップさせることはECモール内の検索エンジンで上位表示を狙う最短の近道となります。
「販売成約率の高い商品=ユーザーに受け入れられている商品」の証であり、売買成約金額に対する手数料で収益を上げている媒体側にとってはユーザーに人気のある商品を露出させ、商品が一層売れていくことこそが自社の利益につながるからです。
そのため、ヤフーショッピングなどのモール型ECサイト(ネットショップ)では、販売成約率の高い商品を優先的に上位表示させる傾向にあります。
キーワードの適正化
キーワードの適正化はSEO対策で最も重要ですが、国内最大級で競合店舗数が多いヤフーショッピングではキーワードの適正化はとくに外せない要素となります。
商品名キーワードの字数制限、関連性、トレンドやランキング上位のキーワードを盛り込みなど、ヤフーショッピングならではのキーワード対策を適正に施していく必要があります。
在庫切れ商品を作らない
ヤフーショッピングのSEOでは、在庫切れの商品を作らないことが大きく影響します。
楽天市場やAmazonなど他のECモールでは、在庫切れの商品でも上位表示されることがありますが、ヤフーショッピングではそもそも在庫切れの商品、在庫が少ない商品などは、ほぼ上位表示されない仕組みになっているからです。
キーワード対策や商品ページのクオリティの高さを追求するだけなく、商品の仕入れや在庫状況を綿密に確認しておくことが求められます。
PV数・クリック率アップ
ヤフーショッピングのSEOでは成約率だけでなく、より多くのユーザーに見てもらっている指針となるPV数やクリック率が高い商品ページも上位表示の対象になりやすい要素となります。
PV(ページビュー)とはユーザーがWebページを閲覧した回数のことで、クリック率とはユーザーに表示された回数のうち、ユーザーがどのくらいクリックされたのかを示す割合のことです。
ユーザーが思わず見たくなる、クリックしたくなるコンテンツ作りとは、検索窓に表示されるサムネイル画像の品質が大きな要素となりますので、1人でも多くの人にクリックしてもらえる画像施策を行っていく必要があります。
レビュー件数アップ
ヤフーショッピングのSEOでは、レビュー件数の多さも重要視される要素となります。
購入者にレビューの投稿をお願いすることはもちろんですが、楽天市場などと異なりヤフーショッピングではレビューを促進するキャンペーンの開催もほぼ制約がありませんので、積極的にレビューを集めていきましょう。
ストア評価数
ヤフーショッピングでは、レビューと共に実際に店舗を利用した購入者からの「ストア評価」もSEOに大きく優遇されます(ストア評価の基準は後述しています)。
一定のストア評価の基準を満たした優良店は、ヤフーショッピング運営側からバッジの付与や、PayPayモール出店の特典など、さまざまな優遇を受けることができ、より売上も上がりやすくなります。
有料広告を併用
ヤフーショッピングの検索結果の「おすすめ順」で上位表示されるには、有料広告を併用することは必須要件です。
『有料広告を打てば上位表示されるのは当たり前では?』と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ヤフーショッピングの有料広告には様々な種類がありますが、有料広告を打ったとしても「おすすめ順」で必ずしも上位表示される保証はありません。
なぜなら、そもそもヤフーショッピングでは有料広告を定期的に打たなければ売上が上がらない仕組みとなっているため、月商100万以上の店舗はほぼ全て有料広告費を予算に含めて運営しているからです。
むしろヤフーショッピング内で有料広告を打つことはどの店舗にとっても特別なことではなく「必須要件」となります。
1キーワード30位までしか枠がないヤフーショッピングの「おすすめ順」で上位表示されるには、有料広告と無料でできる施策をうまく併用しなければ上位表示のスタートラインにすら立てないと考えておくべきなのです。
ヤフーショッピングの検索アルゴリズム
GoogleやBingなどの検索エンジンでは独自の検索アルゴリズムがあり、ヤフーショッピングにも独自の検索アルゴリズムが存在します。
ヤフーショッピングの検索アルゴリズムで順位決定をする要素として、公式サイトでは次のように発表しています。
「おすすめ順」は、お客様の円滑なお買い物の実現を目指し、検索キーワードを基礎としてもっとも商品を探しやすくなるよう機械学習によって表示しています。
並び順を決定する要素には、検索ワードとの関連性、商品の購入件数、購入顧客数、販売個数、商品レビュー数、ストア評価数、ストア評価の平均値、ストア評価の合計値、ストア※1が支払う販売促進費の設定率※2などがあります。
要素がどのように表示順序に作用するかは機械学習が決定するものであり、数値を良くすれば必ず表示順位が上がるというものではありません。
「おすすめ順」は上記の要素をもとに、もっとも商品を探しやすくなるように並び順を計算しています。
「おすすめ順」とは、ユーザーが探している商品の特徴を検索窓でキーワード入力して検索をすると、ヤフーショッピングのトップページに表れるソート機能の1つです。
ソート機能は価格や送料、レビュー件数など様々な条件で絞り込みが可能ですが「おすすめ順」はヤフーショッピング側の自動システムにより順位が決定されます。
つまり、一般的にヤフーショッピングのSEOとは「おすすめ順」で上位表示されることを意味します。
おすすめ順位を決定する要素
先ほども触れましたが、ヤフーショッピングの公式サイトでは「おすすめ順」の並び順を決定する上で以下の要素を挙げています。
- 検索ワードとの関連性
- 商品の購入件数・客数・販売個数
- 商品レビュー数
- ストアの販売促進費の設定率
- ストア評価数・平均値・合計値
検索ワードとの関連性
検索ワードとの関連性とは、商品名(タイトル)に付けているキーワードと実際の出品商品との適合性です。
ヤフーショッピングのSEOでは、ユーザーが探している商品を瞬時に見つけやすいように、出品商品の特徴を正確にキーワードとして盛り込んでいる商品ページが高い評価を受けます。
反対に悪い例としては「ヤフオク!」などでよく見られる次のような商品名(タイトル)です。
出品商品がテントの場合ですが「人気推薦」「お見逃しなく!」という文言は明らかに商品の特徴を表すワードに該当しません。
ヤフーショッピングの商品名(タイトル)に実際の商品と関連性のない文言が含まれていると、店舗評価自体を下げることになります。
さらに、一度評価が下がってしまうとキーワードを改善しても何か月も上位に上がってこないこともありますので、くれぐれも商品と関連性のないキーワードの使用は差し控えるようにしましょう。
商品の購入件数・客数・販売個数
前述のように、出品料無料のヤフーショッピングでは商品の購入件数、客数、販売個数が検索アルゴリズムに大きく影響します。
売上額自体が大きい店舗よりも、なるべく多くのユーザーから購入された商品ページの方が、より多くのユーザーに受け入れられているとヤフーショッピングの検索エンジン(クローラー)が認識するためです。
例えば、ラウンドネックのレディースコットンTシャツを扱う 月商500万円の店舗が2つあったとしましょう。
- A社:1枚500円のTシャツの5枚セットを2,000人に販売した店舗
- B社:1枚500円のTシャツを10,000人に販売した店舗
上記のA、B社のようなケースの場合、対ヤフーショッピングの評価としてはB社が上回ることになります。
B社はA社より客単価は低いですが、購入件数、客数、販売個数がA社の5倍も上回っているため、B社の商品ページの方がヤフーショッピングから優良であると判断されやすくなるのです。
ストア販売促進費の設定率
ヤフーショッピングでは、ストア販売促進費の設定率も検索順位に影響します。
ストア販売促進費とは「PRオプション」というヤフーショッピングに支払う売上ロイヤリティです。
『ヤフーショッピングは出店料・売上ロイヤリティも無料では?』と思う方もいらっしゃるでしょう。
ヤフーショッピングでは出店したばかりの初期段階は出店、売上ロイヤリティ共に無料ですが、別途「オプション制」にて1~30%の販売促進費を店舗側で0.1%刻みの売上ロイヤリティを設定し、運営元に支払う制度があります。
ストア販売促進費(PRオプション)の設定は店舗側で決めることができるため、特にいくらにしなければならないという決まりはありません。
また、ヤフーショッピングの公式サイトでは、必ずしもストア販売促進費の設定率だけで検索順位が決まる訳ではないことを以下のように明言しています。
※2:ストアが支払う販売促進費の設定率のみで検索順位が上がることはありません。
いずれにせよ、ヤフーショッピングのPRオプションは目安として月商100万円以下の店舗は使用できないことになっているため、まずはこの後にご紹介する「ストア評価」を少しでも上げていくことに集中するべきなのです。
ストア評価数・平均値・合計値
ヤフーショッピングでは「ストア評価」を上げることが検索アルゴリズムに大きな影響を与える要素となります。
「ストア評価」とは、ヤフーショッピングが2018年11月から導入した「ストアパフォーマンス制度」に基づき、出店店舗の運営状況を主に以下の項目に従って評価を受ける制度です。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
項目 | 内容 |
---|---|
売上規模 | 注文件数 |
取扱高 | |
配送・発送 | 出荷の速さ |
出荷遅延率 | |
ストア都合キャンセル率 | 注文キャンセル発生率 |
ストア評価 | ストア低評価率 |
ストア評価平均点 | |
商品レビュー | 商品レビュー低評価率 |
商品レビュー平均点 |
さらに、ヤフーショッピングでは2020年2月より「お届け⽇指定可能率」「お届け⽇指定の最短⽇数」「送料無料注⽂率」「お問い合わせ率」「回答の早さ」などの項目を新たに追加されました。
ストア評価優良店に選ばれた店舗は検索順位の優先度が増し、PRオプションなど有料広告料も優遇措置が取られることになります。
ヤフーショッピング運営初心者でも実践できるSEO対策のコツ
ここまでヤフーショッピングのSEO対策のポイントや検索アルゴリズムについて解説してきましたが、ここからはヤフーショッピング運営初心者でも実践できるSEO対策のコツをご紹介してまいります。
ヤフーショッピング運営初心者でも実践できるSEO対策のコツは次の6つです。
- 商品名入力欄の規程を守る
- キーワード選定方法の見直し
- 入力するべき項目は全て埋める
- 商品毎の販売件数を増やす
- レビュー投稿を促進
- サムネイル画像を改善
それぞれ、掘り下げて解説してまいります。
【コツ①】商品名入力欄の規程を守る
ヤフーショッピングで商品名入力欄の規程を守ることは基本中の基本です。
ヤフーショッピングの商品名(タイトル)は75文字までと規程がありますが、長ければ良い訳ではなく、PC版で見やすいのは40文字前後、スマホ版であれば30文字前後のため、シンプルでかつ商品の特徴に適合したキーワードを列挙しましょう。
また、ヤフーショッピングでは次のような装飾文字は不要なテキストと判定され、減点対象となります。
【 】 < > [ ] ! ! ♪ ※ ★ ☆ ◆ ◯ ◎ ○ □ ◇ ▽ ▼ △ ▲
NG例として多いケースは、ソフト(ツール)を使って他モールから移行し【送料無料】など商品名に含めてしまうことですが、ヤフーショッピングでは評価を下げる行為となるので注意が必要です。
送料無料や割引率などの情報を盛り込みたい場合は「キャッチコピー」欄に入力するようにしましょう。
【コツ②】キーワード選定方法の見直し
ヤフーショッピングに限らずEC販売においては、商品名に付けるキーワードの選定方法がSEO対策において最も重要であることは言うまでもありません。
特にヤフーショッピング向けの対策としては、以下の要素を含めてみることも有益とされています。
- 優先したいキーワードは先頭に
- 商品との関連性を重視
- サジェスト・ランキングのキーワードを盛り込む
ヤフーショッピングの商品名は75文字まで入力が可能ですが、商品の特徴を表すキーワードはなるべく先頭に入れておくことが肝心です。
出典:Yahoo!ショッピング
商品との関連性が重視されるため、ヤフーショッピングの検索窓に表示されるサジェストキーワードや、ヤフーショッピングの人気キーワードを調べるツール「Yahoo!ショッピング検索キーワードランキング統計」を参考にキーワード選定を行うことも有益な施策となるでしょう。
【コツ③】入力するべき項目は全て埋める
ヤフーショッピングの「ストアクリエイターPro」を使った商品登録作業の入力に必要な項目は、原則的に全て埋めるように心がけましょう。
商品登録画面では主に以下の項目を入力します。
- 商品名
- 商品コード
- キャッチコピー
- 商品情報
- 製品コード・JANコード・ISBNコード
- ブランドコード
- プロダクトカテゴリ
SEOで重要となるのは「商品名」「商品コード」「キャッチコピー」の部分ですが、だからといって他の項目部分も手を抜くべきではありません。
ヤフーショッピングではプロダクトカテゴリを適切に仕訳することを重視しているため、出品商品のカテゴリ分けは正確に入力すべきです。
どのカテゴリに含めるべきかの知識があいまいな場合は、必ず運営局のサポートにメールで質問するようにしてから登録作業をすすめるようにしましょう。
【コツ④】商品毎の販売件数を増やす
前述のように、ヤフーショッピングの「おすすめ順」で上位表示させるには商品ごとの販売件数を増やすことが急務です。
販売件数を素早く増やすには、次のような選択肢があります。
- 特価商品を作る
- 人気商品の期間限定セール
- プレゼントキャンペーン
特価商品や人気商品の期間限定セールで最も重視するべきは、どちらにしても在庫数の多い商品に限定することです。
商品が良かったとしても、在庫数がなければSEOにはあまり影響しないため、最低1商品数百個、理想は数千個単位の在庫が用意できる商品に限定しましょう。
単純に安売りすることに抵抗がある場合は、プレゼントキャンペーンなどで付加価値を付けていくことも有効です。
【コツ⑤】レビュー投稿を促進
ヤフーショッピングのSEOに大きく影響する「ストア評価」アップを狙うには、お客様方にレビュー投稿を促進していくことです。
ヤフーショッピングは楽天市場と違い、レビュー投稿キャンペーンが禁止されていないため、何かユーザーメリットを与える形でレビューを増やすのも1つの選択肢です。
ただし、レビューを増やさなければと過剰になりすぎて、自社で自作自演などを行う行為はすぐにバレてしまうため絶対に避けるべきです。
また、ストア評価を上げるためには、ただ投稿してもらうだけでなく、低評価をつけられないための対策も必要になるため、とにかく迅速かつお客様に気持ちよく買い物して頂ける対応を心がけるようにしましょう。
【コツ⑥】サムネイル画像を改善する
ヤフーショッピングのSEO対策向けにPV数をアップさせるには、検索結果に表示された小窓の第一画像(サムネイル)を改善することです。
主に以下の要素を踏まえてサムネイル画像を見直してみましょう。
- 商品の特徴がわかりやすい
- カラーバリエーションが一覧できる
- 送料無料・割引率などお得な情報がわかりやすい
PV数をアップためにサムネイル画像を改善するコツは、一枚の画像で商品の特徴、カラーバリエーション、送料無料、割引率など、お得な情報が一覧できることです。
ヤフーショッピングで優良店になっている店舗のサムネイル画像などを参考に、自社の特性を盛り込んで改善していきましょう。
外部検索エンジンにも効果が期待できるヤフーショッピングのSEO対策法
ヤフーショッピングは独自の検索アルゴリズムのため、GoogleやYahoo! JAPANなど外部の検索エンジンの検索結果で上位化させることは困難です。
しかし、ヤフーショッピングで行うSEO施策が外部の検索エンジンで100%効果がないとは言い切れません。
GoogleやYahoo! JAPANなど外部の検索エンジンにも多少なりとも効果があるといわれる方法は以下の2点です。
- メタディスクリプション
- 商品説明文
ポイント!
Yahoo! JAPANでは、2010年7月からGoogleの検索アルゴリズムを採用しています。
ヤフーショッピングとYahoo! JAPANの2つのサービスは「ヤフー株式会社」が提供していますが、検索アルゴリズムの内容はことなるので注意しましょう。
メタディスクリプション
メタディスクリプションとは、Webページの内容を説明する文章のことです。
メタディスクリプションを入力したからヤフーショッピング内で上位表示されることには直結しませんが、Googleで検索したときに検索結果でタイトルの下に説明文が表示されることがあり、商品に興味をもったユーザーがクリックしてくれる確率が高まります。
ヤフーショッピングのメタディスクリプションは、ストアクリエイターProでの商品登録「追加表示情報」で入力する事が可能です。
商品説明文
ヤフーショッピングの出品ページの商品説明文に使われているキーワードも、関連ワードとして外部検索エンジンに引っかかることがあります。
商品と関連性の高いキーワードや、季節のトレンドキーワードなどを不自然でない程度に盛り込みながら魅力的な文章を作成しましょう。
まとめ
今回はヤフーショッピングのSEO対策における7つのポイントを最新の検索アルゴリズム、運営初心者でもできる施策についてお話させて頂きました。
まとめますと、ヤフーショッピングのSEO対策とは、ヤフーショッピング内の検索での上位表示化を狙う施策を指します。
主に、次の7つのポイントを抑えながらSEO施策を行う必要があります。
- 販売成約率アップ
- キーワードの適正化
- 在庫切れ商品を作らない
- PV数、クリック率アップ
- レビュー件数アップ
- ストア評価数
- 有料広告を併用
一般的に、ヤフーショッピングのSEOとは「おすすめ順」で上位表示されることを指します。
ヤフーショッピングの「おすすめ順」で上位表示されるには、ヤフーショッピングならではの検索アルゴリズムの基準をクリアしていることが求められます。
ヤフーショッピングの検索アルゴリズムを決定する要素として、公式サイトでは次のように発表しています。
- 検索ワードとの関連性
- 商品の購入件数、客数、販売個数
- 商品レビュー数
- ストアの販売促進費の設定率
- ストア評価数、平均値、合計値
上記を踏まえ、ヤフーショッピング運営初心者でも実践できるSEO対策のコツは以下の6つです。
- 商品名入力欄の規程を守る
- キーワード選定方法の見直し
- 入力するべき項目は全て埋める
- 商品毎の販売件数を増やす
- レビュー投稿を促進
- サムネイル画像を改善
ヤフーショッピングは独自の検索アルゴリズムがあるため、ヤフーショッピングのSEO施策がGoogleやYahoo! JAPANなど外部検索エンジンの検索上位にランクインさせるのは困難です。
しかし、ヤフーショッピングのSEO施策がGoogleやYahoo! JAPANなどに100%効果がないとは言い切れません。
外部の検索エンジンに多少なりともSEO効果が期待できる施策は、以下の2点です。
- メタディスクリプションを設置する
- 商品説明文に関連性の高いキーワードや季節性のトレンドキーワードを含める
今回のコラム記事でお話した内容は、あくまで2021年時点での見解となります。
ヤフーショッピングの検索アルゴリズム、ストア評価基準は随時更新されているため、現在準備している対策だけでは不十分になることも十分考えられます。
ただし、あくまでヤフーショッピングの検索アルゴリズムの全体構成は「ストア評価」を基準にしていますので、SEO対策の技術面に気を取られるだけでなく、最終的にはユーザーから評価を受ける店舗作りを行うことこそが検索アルゴリズムのアップデートに負けない「最強のSEO対策」となるでしょう。
まずは無料でご相談ください。
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