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ネットショップの配送方法とおすすめ業者16選|種類・流れ・選び方

  
ネットショップの配送方法

『ネットショップ向け配送方法のおすすめはどこ?』

近頃、ネットショップの配送方法が急激に増えたため、何を選ぶべきか迷いますよね。

ネットショップの配送方法は選び方で売上に影響するほど重要な要素を占めるのです。

今回のコラム記事では、ネットショップの配送方法の種類やメリット、デメリット、選び方などの基礎知識と共に、売上アップに欠かせないおすすめの配送業者16選を徹底解説いたします。

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ネットショップ配送方法の種類・特徴

ネットショップ向け配送方法の種類は以下5つが主な選択肢となります。

  • 宅配便
  • メール便
  • 普通郵便
  • 軽貨物配送
  • 国際郵便・国際宅配便

各配送方法の特徴やメリット、デメリットなどを解説していきます。

宅配便

宅配便とは、比較的小口の荷物を一般消費者の自宅まで配送してくれる輸送サービスのことです。

クロネコヤマト、佐川急便、西濃運輸のカンガルー便などが宅配便サービスに該当し、日本郵政の「ゆうパック」も宅配便サービスに含まれます。

メリット

  • 安全・確実でスピーディー
  • 受領証明が出る
  • 追跡可能

宅配便で配送するメリットは安全・確実でスピーディーな点です。

例えば、首都圏から当日の夕方に配送業者の集荷時間に間に合わせれば、北海道や離島、沖縄以外は台風や大雪など天候トラブルがない限りほぼ翌日に到着します。

荷物の配送状況もリアルタイムで追跡が可能なため、お客様に不安を与える確率が最も低い方法となります。

また、宅配便は対面式で受領証明をもらうことになっているため『荷物が届いていない』といったクレームになる心配もほぼありません。

デメリット

  • 運賃が高め
  • 万全な梱包作業必須
  • 大口貨物の配送は不可

宅配便のデメリットはメール便など他の方法と比べると、運賃がやや高めに設定されている点です。

宅配袋に収納できる荷物以外は万全な梱包が必須となるため、作業の手間もかかります。

また、宅配便は大口貨物の配送が不可のため、自転車や家具など大型の商品を扱うネットショップ事業者の方には「ラージ便」など別の配送方法を検討する必要があります。

メール便

メール便とは、宅配業者がポストに投函するタイプの配送方法のことです。

メール便のサービスによっては追跡や保証が付き、送料も通常の宅配便よりグッと安いのが特徴です。

メリット

  • 運賃が安い
  • 梱包の手間が少ない
  • 再配達の手間が少ない

メール便を使う一番のメリットは何といっても配送料金が安い点です。

原則的には、業者規程サイズの専用BOXに収納することが定められているため、宅配便などと比較すると梱包作業の手間が少ないのも特徴です。

ポストの投函により不在時の再配達の手間も少ないため、長期不在による返送リスクもなく、ネットショップ運営面にもプラスとなります。

デメリット

  • 発送できる商品が限られる
  • 紛失・盗難リスクあり
  • 受領証明が出ない

メール便は業者指定の専用BOXに収納できる範囲の小荷物しか発送できません。

配送業者にもよりますが、おおよそメール便で発送できる商品の厚さは2~3cm、縦横20cm、重さ1kg前後の荷物までと定められています。

ポスト投函による紛失や盗難リスク、受領証明も出ないため、顧客とトラブルになりやすい側面があることも否定できません。

軽貨物配送

軽貨物配送とは、軽貨物トラックで配送を行う業者のことです。

かつて軽貨物配送といえば、自転車や家具など通常の宅配便では規定外とされやすい大型貨物を中心に扱う事業者というイメージが定着していました。

しかし、現在ではネットショップ向けの小口貨物を扱う業者も増えているため、自社の商品ジャンルの特性をよく考慮して宅配便と使い分けるのも1つの選択肢となります。

メリット

  • 宅配便より料金が安い場合あり
  • 大口貨物の配送も可能
  • 緊急配送にも対応

軽貨物配送は契約方法によって、大手宅配便業者よりも配送料金が安い場合があります。

自転車、家具など大口貨物の配送も可能なため、ネットショップで取り扱う商品ジャンルを拡大することも可能です。

また、業者によって全国当日配達も可能なため、料金よりスピードを優先する方のニーズも拾うことが可能となります。

デメリット

  • 荷物の到着がやや遅い
  • 集荷時は連絡が必須
  • コンビニ受領は不可

軽貨物配送の一番のデメリットは、大手宅配業者に比べるとネットワークが少ないため、地域によっては荷物の到着に時間がかかる点です。

大手宅配業者のようにドライバーや営業所の数も少ないため、荷物がなくても毎日集荷に来てくれることは期待できません。

また、コンビニ受領はほぼ不可能なため、ネットショップで買い物をするユーザーにとっては利便性が良い方法といえないのも事実です。

国際郵便・国際宅配便

国際郵便・宅配便は、海外市場をターゲットにした越境EC向けの配送方法です。

主なサービスとして国際郵便の日本郵政、国際宅配便ではFedex(フェデックス)やDHL(ディーエイチエル)が代表例として挙げられます。

メリット

  • 世界中のネットワークが豊富
  • Door to Doorで面倒な手続きが不要
  • 安全、確実に届けることが可能

国際郵便や国際宅配便を使うメリットは世界中のネットワークが豊富な点です。

世界中の主要都市、地域のネットワークがほぼ網羅しているため、現在ではよほどの僻地でなければ世界中のお宅へ届けることができます。

各国の輸出入通関も全て配送業者が代行してくれるため、面倒な手続きを行う必要もありません。

国際郵便のEMSやDHLやFedexなどの大手国際宅配便を使えば、ほぼトラブルなく安全、確実に届けられるのも特徴です。

デメリット

  • 料金が高い
  • 料金によっては配送に時間がかかる
  • 大型荷物は発送不可

国際郵便や国際宅配便のデメリットは料金が高い点です。

店舗内での販売価格を安く設定しても、配送料金が自動で加算されるときほど安くなく、購入手続き後にキャンセルになるケースも少なくありません。

安い配送方法で送ると配送期間に2~3週間を要するなど、かなり時間がかかってしまうことになるため、顧客へ不安を与えやすい要素になることも念頭に入れておく必要があります。

また、国際郵便や国際宅配便では家具などの大型貨物の配送はできないため、あくまで20kg以内の中型貨物までの配送手段であることを認識しておきましょう。

ネットショップ配送方法の流れ

ここでは、ネットショップで注文から発送までの流れをおさらいしておきましょう。

ネットショップ注文から発送までは7つの手順を踏まえる必要があります。

  1. 注文情報を確認
  2. 商品の在庫確認
  3. 注文確認メールを送信
  4. 決済の確認・操作
  5. ピッキング・梱包作業
  6. 配送業者に集荷依頼
  7. 顧客に発送メール・追跡番号を送付

まず店舗に顧客から注文が届いたら商品名、数量、顧客の名前、発送先住所、決済方法などの情報をよく確認し、商品の在庫確認を行います。

商品の在庫確認を行い、発送できる在庫がそろえれば、顧客へ注文確認のメールを送付します。

次にクレジットカードやキャリア決済、ID決済など前払い決済の場合は、ここで決済操作を行います。

銀行振込やコンビニ決済など顧客からの入金待ちの場合は、入金確認後の発送準備を行います。

倉庫から商品をピッキング(集める)して、壊れないように緩衝材などを使って丁寧に梱包し、荷物の外装を整えて配送会社の送り状に届け先の住所、名前、電話番号などを記入します。

発送の準備が整ったら配送会社に集荷依頼の連絡を行い、所定の時間に集荷してもらいます。

発送作業が完了したら、送り状に記載されている荷物追跡用伝票番号と配送会社の追跡URLを送付して発送作業は完了です。

ネットショップ向け配送方法の選び方

ネットショップ向け配送方法の選び方は、以下4つの要素を抑えることです。

  • 料金で選ぶ
  • ユーザーに人気のある方法を選ぶ
  • 商品ジャンルにあった方法を選ぶ
  • 追跡・保証内容で選ぶ

【選び方①】料金で選ぶ

配送会社に限りませんが、料金の安さは業者選定における重要なポイントとなります。

そもそもネットショップは競合他社と同じような商品を販売していても、送料の安い方に注文が集中しやすい特性をもちます。

配送会社の契約運賃やメール便など、送料の安価な手段を増やすことは店舗の売上アップに大きく貢献します。

【選び方②】ユーザーに人気のある方法を選ぶ

ユーザーに人気のある配送方法を用意しておくことは、ネットショップ売上アップの要素の1つにつながります。

以下はカラーミーショップが実施した「現在利用している配送会社」についてネットショップ事業者を対象に行ったアンケート結果です。

利用している配送会社は?

出典:【アンケート調査結果】ネットショップ運営で選ばれる配送会社とその理由は?

ご覧のように「ヤマト運輸」と「日本郵政」が全体の約半数以上を占めるほど圧倒的な割合を示しています。

両社の配送会社に人気が集まる要因としては、ネットショップに密着したサービスを展開している点にあります。

ネットショップで買い物をするユーザーにとっては、ただ配送料料金が安ければ良いと考える層ばかりでなく、細かい時間指定、コンビニで受領が可能であるなど荷物受領に対する利便性を優先する層も少なくないからです。

【選び方③】商品ジャンルにあった方法を選ぶ

自社の商品ジャンルに合わせて配送会社、配送方法を選ぶことも選択肢の1つです。

安価で小さなサイズの商品ばかりを取り扱っている店舗であれば、宅配便よりもメール便の種類を充実させる方がユーザーの送料負担を減らすことができ、注文件数のアップにつながりやすくなります。

また、自転車や家具など大型商品は通常の宅配便では配送できないため「ラージ型」貨物に対応している配送会社と別途契約する必要があります。

自社の商品ジャンルや顧客ニーズに合わせた配送方法をよく検討しましょう。

【選び方④】追跡・保証内容で選ぶ

平均客単価が1万~2万円以上の高額な商品を中心に扱う事業者は、荷物の追跡や保証内容が充実している配送方法に絞るべきです。

いくら商品がメール便で送れるサイズであったとしても、紛失や盗難のリスクのある手段は顧客とトラブルになりやすく、悪評やリピートがつきにくい要因となります。

送料が安価な方が注文は入りやすいのは事実ですが、顧客へ商品を安全に届けることを第一優先に考えて、あえてメール便などの方法を避ける戦略もあることを念頭に入れておきましょう。

ネットショップにおすすめの配送業者16選

ネットショップの配送業者は以下を参考にサービスを検討するのがおすすめです。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

配送種別 事業者名
宅配便・メール便 日本郵政
ヤマト運輸
佐川急便
西濃運輸
福山通運
エコ配
軽貨物配送 スーパーカーゴ
H・A・S
ai&ai
MIRAIS
国際郵便 日本郵政
国際宅配便 クロネコヤマト
UPS
飛脚国際宅配便
DHL
FedEx

宅配便

ネットショップでよく使われる代表的な宅配便業者は以下6社です。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

配送会社 名称 拠点・営業所数※
日本郵政 ゆうパック 23,790
ヤマト運輸 クロネコヤマト宅急便 7351
佐川急便 飛脚宅配便 429
西濃運輸 カンガルー便 732
福山通運 フクツー宅配便 400
エコ配 株式会社エコ配 45

※拠点・営業所数は2021年6月16日時点の情報

前述のように、日本郵政とヤマト運輸は細かい時間指定やコンビニ受領などの利便性、圧倒的なネットワークの充実から他社を大きく引き離す人気を誇っています。

ネットショップで売上アップを狙うには、自社がメインで使う配送会社に加えてユーザーに人気の配送会社を1つ用意しておくことも必要かもしれません。

「佐川急便」は営業所の数の少なさで細かい時間指定が難しい側面もありますが、日本郵政やヤマト運輸と比較すると配送料の安さが魅力です。

「西濃運輸」や「福山通運」はBtoB(法人向け)の配送が主軸のため、BtoC(一般消費者)向けのシェアは多くありませんが、地方ネットワークが充実しているため、都心部以外の顧客が多い事業者の方におすすめです。

一方で「エコ配」は都心部を中心に自転車で80cm四方の小荷物のみを配達し、配送料のコスト削減を図る新しいタイプの配送業者です。

おおよそ490円(税込539円)で全国の主要都市に配送されるため、都心部の顧客が多い事業者に向いています。

メール便

メール便の主要サービスは次のようになります。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

名称 取扱事業者 送料(全国一律) 重量・サイズ
クリックポスト 日本郵政 198円 重量:1kgまで
縦34cm×横25cmまで
厚さ3cmまで
スマートレター 日本郵政 180円 重量:1kgまで
縦25cm×横17cmまで
厚さ2cmまで
レターパック 日本郵政 ■レターパックプラス
520円
■レターパックライト
370円
重量:4kgまで
縦34cm×横24.8cmまで
厚さ3cmまで
※プラスは厚さ3cm超えても利用可
ゆうメール 日本郵政 180~360円 (重量で比例) 重量:1kgまで
縦34cm×横25cmまで
厚さ3cmまで
ゆうパケット 日本郵政 厚さ1cm以内:250円
厚さ2cm以内:310円
厚さ3cm以内:360円
重量:1kgまで
長辺34cmまで
三辺合計60cmまで
厚さ3cmまで
ネコポス ヤマト運輸 385円 (契約で異なる) 重量:1kgまで
縦31.2cm×横22.8cmまで
厚さ2.5cmまで
クロネコDM便 ヤマト運輸 167円 (契約で異なる) 重量:1kgまで
長辺34cmまで
三辺合計60cmまで
厚さ2cmまで
飛脚メール便 佐川急便 300g以内:168円
600g以内:220円
1kg以内:325円
重量:1kgまで
長辺40cmまで
三辺合計70cmまで
厚さ2cmまで
飛脚ゆうメール便 佐川急便 200g以内:115円
500g以内:168円
1kg以内 :299円
2kg以内 :330円
3kg以内 :456円
重量:3kgまで
縦34cm×横25cmまで
厚さ3cmまで
カンガルーPostalメール便 西濃運輸 契約運賃 重量:3kgまで
縦36cm×横25cmまで
厚さ3cmまで
フクツーメール便 福山通運 契約運賃 重量:600gまで
三辺合計70cmまで

※送料・重量・サイズは2021年6月16日時点の情報

ネットショップで最も多く利用されているのは日本郵政の「クリックポスト」と、ヤマト運輸の「ネコポス」です。

いずれも箱の規定サイズはほぼ同じで1kg以内の小荷物向きとなり、クリックポストは利用に際しYahoo! JAPANのIDかAmazonアカウントが必要になります。

配送料は正規運賃であればクリックポストの方が安いですが、ヤマト運輸も契約運賃を締結すれば同等の金額になる可能性はあります。

冊子状の商品を代金引換で送りたい事業者の方は、日本郵政の「ゆうメール」がおすすめです。

佐川急便、西濃運輸、福山通運でも同様のメール便サービスを行っていますので、これら3社と契約運賃を結んでいる事業者の方は、一度料金や追跡条件を問い合わせてみましょう。

関連記事

メール便のサービスで迷っている方は、以下のコラム記事が参考になります。

メール便サービス各社を徹底比較!ゆうパケット・ネコポス・普通郵便との違いも解説

普通郵便

普通郵便は、日本郵政や郵便局で提供している定番のサービスです。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

名称 送料 重量・サイズ
定形郵便物 25g以内:84円
50g以内:94円
重量:50gまで
縦14cm~23.5cmまで
横9cm~12cmまで
厚さ1cmまで
定形外郵便物(規格内) 50g~1kg
120円~580円
重量:1kgまで
縦9cm~25cmまで
横14cm~34cmまで
厚さ3cmまで
定形外郵便物(規格外) 50g~4kg
200円~1,350円
重量:4kgまで
長辺60cmまで
三辺合計90cmまで

※送料・重量・サイズは2021年6月16日時点の情報

普通郵便には、定形郵便物と定形外郵便物の2種類があり、外装(荷姿)は市販の茶封筒を使うのが一般的です。

送れる郵便物のサイズは規格内、規格外とおおよそ決まっており、送料は重量によってことなります。

キーホルダーや安価なアクセサリー、化粧品など小さい荷物は宅配便で送るより送料がずっとお得です。

また、荷物をまとめて発送する場合は送料が割引になることがあります。

ただし、普通郵便は荷物の追跡ができないため、定形郵便物、定形外での配送を希望するお客様には予め紛失、盗難のリスクがあることを申し出ておきましょう。

軽貨物配送

ネットショップ向けの軽貨物配送は、以下のような事業者が挙げられます。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

配送業者 対応エリア
スーパーカーゴ 全国対応
H・A・S 関東圏
ai&ai 関東圏
MIRAIS 関東圏

軽貨物配送業者の数は東京、神奈川、埼玉、千葉など人口が集中する関東圏に集中しています。

上記の業者は関東圏内の配送であれば当日に配達指定を行うことも可能です。

スーパーカーゴなど全国対応や地域ならではの軽貨物配送の業者は多くありますので、自社店舗の商品ジャンルや顧客層に合わせた業者を選定しましょう。

国際郵便・国際宅配便

国際郵便・国際宅配便は、以下を参考に自社の顧客のニーズにあった方法を選定してください。

▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください

種別 特徴 特徴
国際郵便 EMS ・発送日数2~4日程度
・世界で最もポピュラーな配送手段
国際eパケット ・発送日数2~4日程度
・規程90cm四方、重量2kgまで
国際eパケットライト ・上記と同じ
・ポスト投函 
航空便 ・発送日数3~7日程度
エコノミー(SAL)便 ・発送日数6~13日程度
・経由便使用
船便 ・発送日数30~90日程度
国際宅配便 クロネコヤマト ・ヤマト運輸の国際配送サービス
UPS ・アメリカの貨物運送サービス
・日本発着はヤマトUPS
飛脚国際宅配便 ・佐川急便の国際配送サービス
DHL ・ドイツの貨物運送サービス
・世界220か国のネットワークあり
FedEx ・アメリカ発祥の貨物配送サービス
・貨物取扱量は世界最大級

越境ECで最もよく利用されている配送方法は国際郵便です。

近頃では、越境EC市場の盛り上がりに対応するべく「国際eパケット」などの国際メール便のサービスも充実し始めています。

「国際eパケット」は、世界主要各国に国内送料とほぼ変わらない料金で配送が可能ですので、海外ユーザーの顧客を囲い込みやすい有力な配送手段となります。

10kg~25kg前後の中型貨物を中心に取り扱う事業者の方はDHL、Fedex、UPSなど国際宅配便の利用もおすすめです。

日本製品の人気が高い日本人駐在員の多い地域では、クロネコヤマトや佐川急便など日系配送業者の利用ができますので、販売ターゲットの対象国によって利便性の良い業者を選ぶようにしたいものです。

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国際宅配便のサービスで迷っている方は、以下のコラム記事をご覧ください。

国際宅配便サービス12社を徹底比較!選び方・国際郵便(EMS)との違いも解説

まとめ

今回はネットショップの配送方法の種類やそれぞれのメリット、デメリット、配送方法の選び方などの基礎知識と共に、売上アップに欠かせないおすすめ配送業者16選をご紹介させていただきました。

まとめますと、ネットショップ向け配送方法の種類は以下5つが主な選択肢となります。

  • 宅配便
  • メール便
  • 普通郵便
  • 軽貨物配送
  • 国際郵便・国際宅配便

ネットショップ注文から発送までは7つの手順を踏まえる必要があります。

  1. 注文情報を確認
  2. 商品の在庫確認
  3. 注文確認メールを送信
  4. 決済の確認・操作
  5. ピッキング・梱包作業
  6. 配送業者に集荷依頼
  7. 顧客に発送メール・追跡番号を送付

ネットショップ向け配送方法の選び方は、以下4つの要素を抑えることです。

  • 料金で選ぶ
  • ユーザーに人気のある方法を選ぶ
  • 商品ジャンルにあった方法を選ぶ
  • 追跡・保証内容で選ぶ

ネットショップの配送業者は、以下を参考にサービスを検討頂くことがおすすめです。

宅配便・メール便
  • 日本郵政
  • ヤマト運輸
  • 佐川急便
  • 西濃運輸
  • 福山通運
  • エコ配
軽貨物配送
  • スーパーカーゴ
  • H・A・S
  • ai&ai
  • MIRAIS
国際郵便
  • 日本郵政
国際宅配便
  • クロネコヤマト
  • UPS
  • 飛脚国際宅配便
  • DHL
  • FedEx

商品の配送方法は、選び方によってネットショップの売上を大きく左右する重要な要素の一つになります。

ぜひ自社の商品ジャンルや顧客ニーズに合わせた適切な配送業者を選択してラインナップを充実させてください。

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