ドロップシッピング向けおすすめサイト10選|サービスを選ぶ時の5つのポイントも解説
『ドロップシッピング向けのおすすめサイトってどんなのがあるの?』
国内EC市場の成長や副業ブームと比例し、ドロップシッピング市場は年々拡大を続けています。
しかし、ドロップシッピングのサービスサイトが多すぎて、どれを選ぶべきなのか迷うはずです。
しかし、ご安心ください!
今回はドロップシッピングを検討されている方向けに、今すぐ役立つドロップシッピング向けおすすめサイト10選と、サービスを選ぶ時に抑えておくべき5つのポイントを解説致します。
ドロップシッピング向けサービスを選ぶ時の5つのポイント
ドロップシッピング向けサービスを選ぶ時には、以下5つのポイントを抑えましょう。
- 商品点数が豊富
- 定番商品の在庫数・新商品の入荷情報が豊富
- 配送が早い
- オリジナル性・デザイン性が生かしやすい
- 市場の広い海外サイトを活用
【ポイント①】商品点数が豊富
「商品点数」の豊富さは、ドロップシッピングサイトを選ぶ上で最も重要なポイントとなります。
ECサイトは商品点数が売上とある程度比例するといわれており、とにかく商品点数がなければ話にならない側面があるからです。
それならば、ドロップシッピング向けサービスサイトは、仕入れ資金不要でかつノーリスクのため、とにかくありったけ商品情報を掲載すれば良いという考え方もできますが、やみくもに出品することは決して効率的ではありません。
ドロップシッピング向けサービスサイトが有力なほど初期費用や月額費用が発生することも多く、多くのサービスサイトに登録すればするほどランニングコストも増えるからです。
自社がターゲットとする顧客層をよく分析し、店舗の特性に合わせた商品をなるべく多く扱っているドロップシッピング向けサイトを厳選した上で登録を検討しましょう。
【ポイント②】定番商品の在庫数・新商品の入荷情報が豊富
定番商品の在庫数、新商品の入荷情報が豊富であることもドロップシッピングを選ぶ時に外せない要素です。
ドロップシッピングは、仕入れ資金ゼロで手軽にECサイトが始められるツールであることは間違いありませんが、ドロップシッピングの唯一のリスクが「在庫切れ」です。
ドロップシッピングの商品情報は、不特定多数の会員同士が一斉に在庫情報を共有しているため、出品して1~2週間で在庫切れになってしまうことも珍しくありません。
しかし、有力なドロップシッピングのサービスサイトであれば在庫の奥行きも多いため、販売機会損失を最大限に防ぐことができます。 また、新商品入荷情報の豊富さも肝心です。
ドロップシッピング向けサービスの中には、Webサイト公開時のままほとんど更新されていないのも少なくありません。
ECサイトは新商品を更新しなければ固定客にも飽きられますし、検索上位から落ちてしまう要素につながりやすいため、毎日・毎月どれぐらいの新商品が更新されているかを必ず事前に確認しておきしょう。
【ポイント③】配送が早い
ECサイトは「対応の早さ」「配送の早さ」が店舗評価を決める重要な指標となります。
ドロップシッピングの場合は、サービス事業者が顧客への配送を代行することになるため、サービス事業者の配送の早さや、対応の早さがそのまま貴社の評価となります。
配送については、受注日からなるべく迅速に対応してもらうことはもちろんですが、梱包や検品の状態の確認も抑えておくべきポイントです。
可能であれば、いきなり自社のECサイトに商品情報を掲載するのでなく、一度自社の住所に配送を行ってみて、商品の梱包や検品状態を確認してから出品作業を行うのがベストです。
【ポイント④】オリジナル性・デザイン性が生かしやすい
ドロップシッピングはオリジナル性・デザイン性を生かしやすいサービスの方が、販売者側の利用価値がグンとアップします。
そもそも、ドロップシッピング自体が全国の多くのネット事業者と在庫情報の共有を行うため、競合に巻き込まれやすい特性をもちますが、サービスをうまく選べば競合に巻き込まれにくいビジネスモデルを構築することも十分可能です。
例えば、豊富な商品情報を生かして福袋やオリジナルセールの開催をして、オリジナル商品の製作に対応してくれるメーカーの選定など、ドロップシッピングならではのメリットをうまく活用し、競合に巻き込まれにくいECサイト作りにいかしていきましょう。
【ポイント⑤】市場の広い海外サイトを活用
仕入れ市場の広い海外サイト(海外のドロップシッピング向けサービスサイト)を活用することも、ドロップシッピングビジネスを成功に導くための有力な手段の1つです。
国内サイト(国内のドロップシッピング向けサービスサイト)は言葉も通じ、日本の商習慣に基づいて安心して取引が行えることがメリットですが、国内サイトの商品は競合に巻き込まれやすいのも事実です。
一方、米国や中国などの国土と人口が多い国を主軸とする海外サイトは、日本だけでなく世界各国の市場をターゲットしているため、商品ラインナップの数は日本と比べて桁違いです。
価格も日本と内外価格差が付きやすい商品情報も多いため、ドロップシッピングであっても競合に巻き込まれにくいECサイト運営が行えるのです。
ドロップシッピング向けのおすすめサイト10選【国内・海外】
ドロップシッピング向けのおすすめサイトは以下の10社です。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
サービスサイト名 | 特徴 |
---|---|
Netsea(ネッシー) | 日本最大級の卸専門サイト |
TopSeller(トップセラー) | もしもドロップシッピングのリニューアル版 |
A&B TRADE | 大手有名メーカーの商品が充実 |
卸売ドットコム | 総合卸売問屋が運営する総合卸サイト |
オロシーby Santasan | 美容機器・健康グッズなど女性向け商品充実 |
家具卸.com | 家具専門卸サイト |
TOPWHOLE(トップホール) | 中国・韓国レディースアパレル専門サイト |
マストバイ | 家具・インテリア特化型サイト |
アリエクスプレス | 中国アリババグループの海外向けサイト |
Bangood(バングッド) | 中国の海外向けサイト |
Netsea
出典:Netsea
Netsea(ネッシー)とは、登録商品点数日本最大級の卸専門サイトです。
Netseaの一番の特徴は5000社以上という出展企業数の多さと、毎日2500以上にものぼる多くの新着商品が更新されている点です。
会員登録や月額は無料のため、なるべく費用をかけずにECサイトに掲載するネタを増やしたい方におすすめです。
ただし、Netseaは全ての商品がドロップシッピングに対応してくれる訳ではなく、購入条件は出展者ごとに異なるため、ドロップシッピング用の商品を選ぶ場合は購入条件を予めよく確認した上で利用するようにしましょう。
TopSeller
出典:TopSeller
TopSeller(トップセラー)は「もしもドロップシッピング」のリニューアル版サイトです。
以前の「もしもドロップシッピング」が閉鎖になった理由は不明ですが、現在のTopSellerは無料から月会費制に変更になったため、無料でサイトとしての維持が困難になったためと予想されます。
しかし、元ドロップシッピングのトップサイトだけあり、出品されている商品はネット上の人気商品が軒を連ねているため、無料でなくても利用する価値は十分にあります。
気になる月額料金は、セレクト300点で480円(税抜)、1000点で980円(税抜)ほどと決して運営上に負担になるような額ではなく、むしろ有料化されたことで販売マナーの良いECサイト利用者が増えたと評判です。
A&B TRADE
出典:A&B TRADE
A&B TRADE(A&Bトレード)とは、ドロップシッピング専門の卸サイトです。
A&B TRADEならではの特徴は、大手メーカーの商品がドロップシッピング用として豊富に充実している点です。
タニタ、京セラ、オムロン、日立マクセル、ツインバードなどの有名メーカーの商品をノーリスクで販売できるため、SEO対策はもちろん、顧客からの信頼を得やすいECサイト作りを行うことができます。
さらに、楽天市場やYahoo!ショッピングなど大手ショッピングモールのCSV一括登録用データも提供も行ってくれるため、出品作業を大幅に削減しながら商品点数を効率良く増やすことが可能となります。
卸売ドットコム
出典:卸売ドットコム
卸売ドットコムとは、総合卸売問屋・株式会社カネイシが運営する卸専門サイトです。
全ての商品が1点から顧客直送可能なため、ドロップシッピングに最適です。
会員登録や月額費用などは無料ですが、利用には事前審査があり、ECサイトのURLを必ず送信することが義務付けられています。
ジャンルは日用雑貨、消耗品などECサイトで最も動きの良い低価格帯の商品が充実しています。
「Paid(ペイド)」など掛売決済ツールの対応もあるため、後払いで有在庫と無在庫をうまく両立したい方にもおすすめのサービスサイトです。
オロシーby Santasan
オロシーby Santasanは、美容や健康、財布、小物など女性向け商品が充実している卸専門サイトです。
全ての商品ではありませんが、サービスサイトに掲載されている一部の商品がドロップシッピングに対応しているため、女性をターゲットにしているECサイト運営者にとっては活用の幅が広がります。
オロシーby Santasanの一番の特徴は、ECサイトの売れ筋商品の傾向をうまく掴んだラインナップが充実しており、画像やバナーなどECサイト出品に必要なソースも全て提供してくれる点です。
そのため、画像加工がニガテな初心者の方も、商品を売るためのプラットフォームだけ用意すれば簡単に自社のECサイトで出品作業を行うことができます。
家具卸.com
出典:家具卸.com
家具卸.comは、テーブルやイスなど家具に完全特価した卸専門サイトです。
家具専門サイトと聞けば『うちは家具の専門サイトでは無いから関係ない』という発想が頭をよぎりますが、自社のECサイトとターゲット層がマッチすれば家具に特化したECサイトでなくても商品情報を掲載する価値はあります。
そもそも、家具は大型の倉庫や配送に手間がかかることからネット上での価格破壊が起きにくく、かつ商品単価が高いため、2~3%の利益率であっても収益としては決して小さくありません。
家具はその方にとって購買のタイミングが重要な要素を占めるため、たまたま自社のECサイトに訪問してくれたユーザーが『ちょうど家具を買い替えたかった』というタイミングにヒットするケースも少なくありません。
家具の商品と自社は無縁だという固定概念をもたず、ECサイト運営の安定収益を少しでも増やしたい方はぜひ出品を検討してみましょう。
TOPWHOLE
出典:TOPWHOLE
TOPWHOLE(トップホール)とは、国内にいながらにして中国・韓国のアパレル商品を仕入れることができる卸専門サイトです。
中国や韓国の商品ですが、出品されている商品は全て日本国内の卸メーカーが国内在庫として保有しているため、商品の検品も安心できて保管状態も良好です。
商品の購入は1点からでも可能ですが、ドロップシッピングに対応してくれるかは出品者によってことなるため、商品を見つけたら利用前に各出品者に問い合わせが必要になります。
利用に際しては月額3,300円(税込)必要となりますが、高品質でハイセンスな画像を無料で提供してくれることから自社で撮影したり、画像加工の手間を削減することができ、月額費用は十分にペイすることができます。
マストバイ
出典:マストバイ
マストバイとは家具、インテリア雑貨に特価したドロップシッピング専門サイトです。
マストバイの一番の特徴は、楽天ランキング1位やランキング上位を獲得している商品をノーリスクで扱うことができる点です。
ドロップシッピング特化型サイトには動きの悪い商品情報も多く混ざることがありますが、マストバイはECサイトで「必ず売れる」商品のみをノーリスクで扱うことが可能となります。
マストバイ利用者の中にはマストバイの商品のみで売上アップを図っている事業者も多く、ECサイトの売上に伸び悩んでいる店舗の方も必見です。
アリエクスプレス
出典:アリエクスプレス
アリエクスプレスとは、中国の大手IT企業・アリババグループが運営する通販サイトです。
アリエクスプレス自体は卸向けに特化したサイトではありませんが、出展者は中国の卸業者が直接出店しているため、卸サイトとしても十分活用できます。
1点から商品購入が可能で海外発送に対応しているため、サプライヤーに依頼しておけば顧客への直送も可能です。
アリババグループはアリエクスプレスの他にも「1688」や「alibaba.com」など卸向けのサイトがありますが、どちらも1点からの購入は不可のためドロップシッピング向きではありません。
とくに「1688」は、サプライヤーが中国語対応のみで日本のクレジットカードは使えないため、日本から遠隔で利用するには代行業者を通す必要があります。
一方、アリエクスプレスは「海外向け」販売に特化しており、英語での検索や、やり取りが可能なため、日本から遠隔でドロップシッピング向けの購入操作ができるサービスサイトとして適しています。
Bangood
出典:Bangood
Bangood(バングッド)は、激安ガジェットや電子パーツなどを得意とする中国の通販サイトです。
タオバオやアリババとBangoodの大きな違いは、世界200ヵ国以上の国々に商品提供を行っている実績をもつため、外国人とのやり取りになれている出展者が多いのが特徴です。
Bangoodは米国や欧州にも倉庫を持っていますが、日本向けの発送は香港からとなります。
1点から購入できる商品も多く、アリエクスプレス同様にサプライヤーに送付先情報を送付すれば、顧客への直送も可能です。
価格メリットは十分にありますが、納期は最大1か月ほどかかる商品も多く、ドロップシッピング用に利用する場合は十分な注意が必要です。
まとめ
今回はドロップシッピング向けおすすめサイト10選と、サービスを選ぶ時に抑えておくべき5つのポイントについてお話させて頂きました。
まとめますと、ドロップシッピング向けサービスサイトは以下5つのポイントを抑えて選ぶことが推奨されます。
- 商品点数が豊富
- 定番在庫数・商品入荷情報が豊富
- 配送が早い
- オリジナル・デザイン性が生かせる
- 市場の広い海外サイトを活用
上記を踏まえ、今日から役立つドロップシッピング向けサービスのおすすめサイトは以下の10社です。
- Netsea(ネッシー)
- TopSeller(トップセラー)
- A&B TRADE
- 卸売ドットコム
- オロシーby Santasan
- 家具卸.com
- TOPWHOLE(トップホール)
- マストバイ
- アリエクスプレス
- Bangood(バングッド)
ドロップシッピング向けのサービスサイトは、在庫情報や価格が他社とバッティングしやすい側面もありますが、柔軟な発想で分析すれば利用価値は無限大です。
一般的に、ECサイトは仕入れ資金と売上が比例するといわれていますが、ドロップシッピング向けのサービスサイトをうまく活用すればECサイトの運営資金を大幅に削減することができます。
まずは1つ1つのサービスの特性や商品ラインナップをよく分析・研究し、ぜひ柔軟な発想でドロップシッピングビジネス成功のためにご活用ください。
まずは無料でご相談ください。
お問い合わせ・ご相談や、公開後の修正依頼などに関しては、いずれかの方法にてお問い合わせください。
※年末年始・土日祝は定休日となります
※受付時間 9:00~17:30