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WordPressの料金は?ブログ・ホームページ別に費用相場を徹底解説

  
WordPressの料金は?ブログ・ホームページ別に費用相場を徹底解説

WordPressでホームページ・ブログを始めるとき、料金面で不安を感じる方は多いのではないでしょうか。

『ホームページを外注すると、どれくらいの費用がかかるか知りたい』
『WordPressにかかる料金はどれくらい?』
『ホームページの保守・運用にも料金がかかるのか教えて』

今回のコラム記事では、WordPressでホームページ・ブログを始めるうえで必要な費用の内訳をまとめました。
さらに、ホームページ作成を外注した場合の費用相場についても詳しく解説します。

コラム記事を読めば、ホームページ・ブログを始めるときに必要な費用の概要が把握でき、計画的に準備を進められます。

予算と目的に合ったWordPressの活用方法を見つけ、効果的なホームページ・ブログ運営を目指しましょう。

※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開日(2024年6月19日)時点になります

WordPressの種類と違い

WordPressには、WordPress.org とWordPress.comの2種類があって、それぞれ料金が異なります。

WordPressの種類と違いの図

WordPress.orgはCMS、WordPress.comはそのCMSを使用したレンタルブログサービスという点が両者の大きな違いです。

また、WordPress.comは無料プランがありますが、WordPress.orgはサーバー・ドメインの用意に費用がかかります。

WordPress.comのメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット デメリット
・利用しやすく、直感的な操作ができる
・ホームページの自動更新、管理機能が含まれるプランがある
・無料プランがある
・収益を上げる方法が少ない
・カスタマイズや拡張の自由度が低い
・無料プランでは広告が表示される

一方、WordPress.orgはオープンソースのCMSで、ソフトウェア自体に費用は一切かかりません。

CMS(コンテンツ管理システム)とは、ホームページのコンテンツを簡単に制作・編集・管理するためのソフトウェアです。

WordPress.orgは自由度が高く、デザインや機能をカスタマイズするテーマ・プラグインを簡単にインストールできます。

WordPress.orgのメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。

メリット デメリット
・多様な方法で収益を上げられる
・豊富なカスタマイズの選択肢がある
・会員専用サイトやオンラインショップを制作できる
・カスタマイズにはスキルが必要
・基本的に自分でメンテナンスをする必要がある
・ドメインやサーバーを別途用意する必要がある
WordPress.org とWordPress.comの違いをもっと知りたい方は、こちらのコラム記事をチェック!

WordPress.orgでホームページ・ブログを始めるうえで必要な費用

WordPress.org日本語
出典:WordPress.org日本語

WordPress.orgでホームページ・ブログを始めるうえで必要な費用の内訳は、以下のとおりです。

項目 費用相場
レンタルサーバー 6,000円~6万円(年間)
独自ドメイン 2,000円~8,000円(年間)
SSL証明書 無料~数十万円(年間)
有料テーマ 5,000円~2万円(買い切りの場合)
有料プラグイン 20ドル~50ドル(月額)

小規模なコーポレートサイトや個人ブログなら、年間1万円以下のランニングコストでWordPressを始められます。

どの程度の費用がかかるのかあらかじめ理解し、予算を十分に確保してからホームページ・ブログを始めましょう。

レンタルサーバー

レンタルサーバーの費用相場は、年間で6,000円~6万円ほどです。

レンタルサーバーとは、プロバイダや通信事業者が保有するサーバーをネットワーク経由で貸し出すサービスを指します。

サーバーはデータを保存し、インターネットでホームページを公開するための基盤です。

レンタルサーバーの費用はサーバーの種類やスペックで異なるため、ホームページの規模に応じて適切なサービスを選びましょう。

独自ドメイン

独自ドメインの取得費用は、年間で2,000円~8,000円ほどが相場です。

独自ドメインとは、個人や企業などがドメイン登録機関に申請し、独自に取得したドメイン名を指します。

独自ドメインはインターネット上の住所のようなもので、アルファベット・数字・記号を組み合わせて自由に設定できます。

企業の場合は、会社名やサービス名を用いた独自ドメインを取得するケースが多いです。
たとえば、「会社名.jp」や「商品名.com」などのようにオリジナルのドメインを使用します。

「.com」や「.jp」など、ドメインの種類によって取得や更新にかかる費用は異なります。

SSL証明書

SSL証明書の費用相場は、年間で無料~数十万円ほどです。

SSL証明書とは、通信データの暗号化およびWebサイト運営者の実在性を証明する電子証明書です。

インターネット上のデータを暗号化して送受信するSSLは、第三者による傍受・改ざん・なりすましを防止する役割を果たします。

SSL証明書には認証レベルによって以下の3段階があり、発行の費用相場も異なります。

認証タイプ 認証レベル 費用相場(年間)
DV(ドメイン認証) 無料~数万円
OV(組織認証) ★★ 数万円
EV(EV認証) ★★★ 数十万円

それぞれの暗号化の強度に差はありませんが、SSL証明書の認証レベルが高いほど厳格な審査がおこなわれます。

認証レベルが高ければ、ユーザーにホームページの安全性をアピールできるのが利点です。

有料テーマ

有料テーマの料金相場は、買い切りタイプで5,000円~2万円ほどです。

無料テーマでも、適切なカスタマイズをおこなえば十分なクオリティのホームページを制作できます。

しかし、有料テーマは無料テーマよりデザインが洗練されており、カスタマイズの手間が少ないのが特徴です。

そのため、有料テーマならホームページ作成に時間をかけず、スピーディーに記事制作に取り組めます。

おすすめの有料テーマを知りたい方は、こちらのコラム記事をチェック!

有料プラグイン

有料プラグインには海外製が多く、月額料金は20ドル~50ドルが相場です。

WordPressにおけるプラグインとは、問い合わせフォームの設置・高速化などWordPressの機能を拡張するためのツールを指します。

WordPressの初期状態は、ブログとしての最低限の機能のみで構成されています。

現代的なホームページやメディアサイトとして運営するには、プラグインによる機能の拡張は必要です。

無料プラグインに必要な機能が含まれていない場合は、有料プラグインの利用を検討しましょう。

WordPress.comの5つの料金プラン・月額費用

WordPress.com
出典:WordPress.com

WordPress.comには、以下の5つの料金プランがあります。

プラン名 月額料金 簡単な特徴
Starter 388円~1,269円 ・広告非表示(上位プランも含む)
・ストレージ6GB
Explorer 775円~2,537円 ・プレミアムテーマが利用可能
・ストレージ13GB
Creator 2,467円~5,638円 ・ストレージ50GB~
・年中無休の優先サポート
・プラグインのインストールが可能
Entrepreneur 4,440円~9,867円 ・ストレージ50GB~
・オンラインショップの作成
・「WooCommerce」に最適化されている
・プレミアムストアテーマが利用できる
Cloud 64.99ドル ・常時稼働の優先サポート
・帯域幅無制限
・ストレージ225GB

※税別表示
※月額払い・1年払い・2年払い・3年払いによって料金は異なる

ブログで収益化がしたいなら「Explorer」、コーポレートサイトの制作には「Creator」以上がおすすめです。

WordPressのホームページ作成を外注する場合の料金相場

WordPressでホームページ作成を外注するときの料金相場を、以下のケース別に解説します。

  • ホームページ制作会社に依頼する場合
  • フリーランスに依頼する場合
  • オリジナルテーマの制作依頼する場合

外注するさいの料金相場を把握し、予算に応じてホームページ作成の方法を検討しましょう。

ホームページ制作会社

ホームページ制作会社は作成のプロが集まっているため、品質の高いホームページが期待できます。

ホームページ作成の料金は依頼内容によって変動しますが、制作会社の規模や体制が大きいほど料金は高い傾向にあります。

ホームページ制作会社 WordPressの料金相場
大手の制作会社 100万円以上
中小の制作会社 10万円~100万円

大手の制作会社は、専門性の高いスキルを持つスタッフや豊富なリソースがあるため、高品質なホームページが期待できます。
一方、サービスの品質は高い分、コストは高くなるので、十分な予算の確保が欠かせません。

中小の制作会社は、コストを抑えつつ品質の良いホームページが期待できます。
一方、大手の制作会社と比べてリソースが限られていたり、十分なサポートを受けられなかったりする可能性があります。

ホームページで成果を出したい方やクオリティの高いホームページを求めている方は、制作会社に作成の依頼をしましょう。

ホームページ作成にかかる費用の詳細を知りたい方は、こちらのコラム記事をチェック!

フリーランス

フリーランスにWordPressのホームページ作成を依頼した場合、料金相場は数万円~100万円です。

Webページ数や機能の追加・カスタマイズなど、ホームページの依頼内容によって料金は大きく変動します。

最低限の構成要素で、WordPressのテーマを活用するなら10万円以下でホームページの作成が可能です。

制作会社に比べて、フリーランスはホームページ作成の料金を安く抑えられます。
ほかにも、個別の要望に対する柔軟性がフリーランスでは高いです。

一方、フリーランスでもホームページ作成のスキルにばらつきがあるので、ホームページの品質で満足できない可能性があります。
さらに、納期の遅れや連絡が取れなくなるリスクもあります。

フリーランスにホームページ作成にかかる費用の詳細を知りたい方は、こちらのコラム記事をチェック!

オリジナルテーマの制作費用

WordPressのオリジナルテーマの制作には、規模や仕様によって20万円~50万円程度の費用がかかるのが一般的です。

WordPressで制作されるホームページの基本的な構成要素は、以下のとおりです。

  • トップページ
  • 投稿一覧ページ
  • 投稿ページ
  • 固定ページ

オリジナルテーマをすべてに適用するのか、一部のみ制作するのかによっても費用は変動します。

また、ホームページ作成では機能追加などの仕様変更により、見積もりを超える費用が発生するケースもあります。

予算オーバーを防ぐには、見積もりを依頼する前に必要な機能やデザインを明確にしておくのが大切です。

制作会社やフリーランスごとに対応可能な範囲が異なるため、複数で見積もりをして比較し、依頼先を決定しましょう。

外注費用の内訳

外注費用の主な内訳を紹介しておきます。
なお、下記の表にあるすべての項目の費用がかかるわけではありません。

外注費用の内訳 相場
ディレクション費用 費用全体の30%程度
ホームページ設計費用 5万円~20万円
Webデザイン費用(トップページ) 5万円~15万円
Webデザイン費用(下層ページ) 1万円~3万円
コーディング費用(トップページ) 1万円~4万円
コーディング費用(下層ページ) 5,000円~2万円
機能の追加(お問い合わせフォーム) 2万円~3万円
機能の追加(CMSや予約システムの追加) 数万円

制作会社やフリーランスによっては、特定の業務のみの依頼に対応している場合があります。
たとえば、『ホームページの設計だけ依頼したい』『Webデザインだけお願いしたい』などです。

概算でどの程度の予算がかかるのかを、上記の表から見積もって予算を確保しましょう。

WordPressの運用・保守に関わる費用

ホームページの保守管理を外注する場合、費用はおおよそ5,000円~2万円ほどが一般的な相場です。

安定してホームページを稼働させるため、以下のような保守管理業務が必要とされます。

  • ドメイン・サーバー・SSL証明書の管理
  • ソフトウェアの更新やメンテナンス
  • 新しい端末やブラウザへの対応
  • 作成データのバックアップ保存

ホームページが閲覧不能になるなどのトラブルを防ぐためにも、専門知識を持つ制作会社に保守管理を任せるのが重要です。

ホームページの運用にかかる費用の詳細を知りたい方は、こちらのコラム記事をチェック!

WordPressの料金に関わるよくある質問

WordPressの料金に関わるよくある質問を解説します。

  • WordPress.comの無料・有料プランの違いは?
  • WordPress.orgを無料で始める方法は?
  • WordPress.comの解約方法は?

あらかじめ疑問を解消しておき、どのようにWordPressを利用してホームページをスタートするかを検討しましょう。

WordPress.comの無料・有料プランの違いは?

WordPress.comの無料プランと有料プランの違いは、以下の表のとおりです。

項目 無料プラン 有料プラン
独自ドメインの利用 利用できない 利用できる
ストレージ容量 1GB 6GB~150GB(プランで異なる)
広告表示の有無 表示 非表示
カスタマイズの自由度 自由度が低く、テーマやプラグインの選択肢も制限される テーマやプラグインの選択肢が広がり、高度なカスタマイズが可能

WordPress.orgを無料で始める方法は?

WordPress.orgを無料で始める大まかな手順は、以下のとおりです。

  1. 無料のレンタルサーバーを借りる
  2. 無料の独自ドメインを取得する
  3. ドメインとレンタルサーバーを紐づける
  4. レンタルサーバーにWordPressをインストールする
  5. 無料テーマをインストールする

なお、無料でもWordPress.orgを始めることはできますが、基本的にホームページには広告が表示されるので注意が必要です。

WordPress.comの解約方法は?

WordPress.comを解約するには、「アカウント設定」画面の下部からアカウントの削除をしてください。

アカウント削除でユーザー名が無効になり、WordPress.comで所有するすべてのコンテンツが削除されます。

まとめ

WordPressの料金について解説をしました。

WordPress.orgでホームページを作るには、サーバー・ドメイン・有料テーマなどの費用がかかります。

一方、WordPress.comには無料プランがあり、費用をかけず簡単にブログの開設が可能です。

ホームページの外注費用は、制作会社に依頼する場合は数十万円~数百万円が相場です。

制作会社にホームページの保守管理を依頼するときの費用は月額5,000円~2万円ほどが一般的で、サーバー管理・ソフトウェアの更新・バックアップなどが含まれます。

高度なカスタマイズが必要なホームページを作成するなら、自由度の高いWordPress.orgの利用がおすすめです。

どの程度の料金がかかるのか費用相場から見積もり、費用対効果の高いホームページを作成しましょう。

また、当サイト「ビズサイ」ではホームページ作成サービス(サブスクリプション)を提供しています。
低コストでオリジナルデザインのホームページを作成しており、公開後も保守管理や更新代行などのサポートをしています。

ホームページはWordPressで構築しているので、新規開設やリニューアルでお困りの方はビズサイにお任せください(ホームページ制作サービスの詳細を見る)。

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