おすすめのWeb制作会社４０選【選び方・注意点・準備すべきこと】

Webサイト（ホームページ）の新規開設やリニューアルをしたい場合、候補に挙がるのがWeb制作会社です。

Web制作会社とは、Webサイトの設計、開発、運用、保守などをおこなう専門の業者です。

Web制作会社のクライアント（依頼者）は個人や企業、団体などさまざまで、ニーズに合わせてWebサイトを構築したり、既存のWebサイトを改善したりするために、Web制作会社がいます。

そんなWeb制作会社の利用を検討するうえで、

『Web制作会社の選び方がわからない』
『おすすめのWeb制作会社が知りたい』
『Web制作会社へ依頼する前に準備すべきことはある？』

上記のような課題が生じているでしょう。

今回のコラム記事では、個人や企業の担当者様へ向けて「おすすめのWeb制作会社４０選」を紹介しています。
くわえて、Web制作会社の「選び方」「選ぶ前の注意点」「依頼前に準備すべきこと」も紹介しています。

※Web制作会社・サービスの情報は2023年5月末時点のもので、各公式サイトからの情報を参考にしています
※Web制作会社の最新情報は、各公式サイトをご覧ください

Web制作会社の選び方【失敗を回避】

Web制作会社を選定するうえで、最初に思いつくのは金額でしょう。

金額だけでWeb制作会社を選定するのは「品質の低さ」「サポートと保守の欠如」などのリスクがあります。

Web制作会社を選定する際は、金額だけではなく、下記１０のポイントを考慮して選定するようにしましょう。

1. Webサイトの対応有無
2. 得意分野
3. 制作実績
4. Web制作会社の規模
5. 対応エリア
6. SEO対策
7. 設立年
8. 担当者のコミュニケーション
9. 制作後のサポート
10. Web制作会社のサイトのコンテンツ

Webサイトの対応有無

Web制作会社が対応しているWebサイトの種類を確認しましょう。
なぜなら、Webサイトの種類によってはWeb制作会社が対応できない場合があるためです。

Webサイトにはいくつか種類があり、コーポレートサイトやECサイト、採用サイト、サービスサイトなどいろいろです。

Webサイトによって必要な機能が異なり、Web制作会社が対応できないことがあります。

たとえば、顧客情報を一元管理したオリジナルの予約システムを搭載したWebサイトを開設したい場合は、システム開発をしているWeb制作会社を選定する必要があります。

気になったWeb制作会社がどんなWebサイトに対応しているかがわからない場合は、問い合わせるとよいでしょう。

得意分野

Web制作会社の得意分野が自社と合っているのかを確認するのも、Web制作会社を選ぶうえで重要です。

特定の分野に強いWeb制作会社は、その分野に関するノウハウを多く蓄積しており、希望以上のWebサイトが期待できます。

たとえば、LP（ランディングページ）を多く手掛けているWeb制作会社であれば、コンバージョンにつながるLPを制作してくれるでしょう。

コーポレートサイトを多く手掛けているWeb制作会社であれば、自社の商品・サービスを最大限に伝えられるコーポレートサイトを制作してくれるはずです。

Web制作会社の得意分野を知るには、その会社のWebサイトにある制作実績から確認できます。

「SANKOU!」や「URAGAWA」などのギャラリーサイトでは、WebサイトのデザインとともにWeb制作会社のクレジットが表記されています。

これらの情報を参考にして、自社のニーズに合ったWeb制作会社を選定しましょう。

制作実績

制作実績からWeb制作会社を選ぶことも重要です。

自社と同業種のWebサイトの制作実績が豊富だと、以下のようなメリットがあります。

• 実例から必要なコンテンツや機能など、精度の高い提案をしてもらえる
• 過去の知見からWebサイトの制作にかかる費用を詳細に出してもらえる

自社と同業種の制作実績があるか、Webサイトの目的（リード獲得・販売など）が類似した制作実績があるかなどを確認しましょう。

通常は、Web制作会社のサイトに制作実績を掲載するのがほとんどです。
ただし、すべての制作実績を公開していない場合もあるので、打ち合わせを設けてWeb制作会社に実績を聞くことをおすすめします。

自社と同業種やWebサイトの目的が類似した制作実績があるWeb制作会社を選ぶことで、より適切な提案かつ効率的なプロジェクトの進行が期待できるでしょう。

Web制作会社の規模

Web制作会社を選ぶ際には、会社の規模に注目しましょう。
なぜなら、依頼したいWebサイトの規模と制作会社の規模が合わなければ、対応してもらえない可能性があるためです。

たとえば、数百ページの大規模なWebサイトを制作したい場合、従業員が１０名以下の小さなWeb制作会社では、リソースの関係で対応できない可能性があります。
今回の例では、規模の大きなWeb制作会社を選ぶのが適切です。

また、大手のWeb制作会社は制作の単価が高い傾向にあるので、Webサイトの内容によってはコストに見合わないかもしれません。

以上から、Webサイトの規模に応じて、Web制作会社を選ぶことが大切です。

Web制作会社の実績から自社と似た規模のWebサイトを確認することで、自社の要望に適切に対応してもらえるのかが判断できます。

対応エリア

Web制作会社を選ぶ際には、対応エリアも考慮しましょう。
なぜなら、Web制作会社によっては、特定の地域しか対応していないことがあるからです。

自社の拠点と地理的に近いWeb制作会社を選ぶことで、対面での打ち合わせがしやすく、円滑なコミュニケーションを図れます。

一方、近年ではZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議ツールがあり、自社とWeb制作会社の拠点が遠くても、リモートで打ち合わせが可能です。
そのため、全国対応のWeb制作会社が増えています。

近くのWeb制作会社の中から選ぶのではなく、選択肢を広げてWeb制作会社を選定するとよいでしょう。

SEO対策

検索エンジンのGoogleなど、自然検索でWebサイトに流入するユーザーを増やしたい場合は、SEO対策を施してくれるWeb制作会社を選定しましょう。

SEOは、検索エンジンで特定のキーワードを検索したとき、検索結果の画面で上位表示されるように最適化させることです。

WebサイトをSEO対策することで、集客の増加や認知度の向上が期待できます。

Web制作会社によっては、Webサイトの制作後もSEOを意識したコンテンツ制作のサポートがあります。

SEO対策を施してくれるWeb制作会社を探すには、過去の実績から、SEOで成功した事例をWeb制作会社に教えてもらうとよいでしょう。

設立年

設立年は、Web制作会社の安定性や信頼性を測る指標の一つです。

設立年数が長いWeb制作会社には、下記のような利点があります。

• 経営が安定しており、長期的なサポートが期待できる
• 多くの制作実績があり、ノウハウや経験が豊富
• 信頼性が高いと認識されることが多い

ただし、設立年数が短くても、実績や評判が良いWeb制作会社は存在します。

また、設立年数が長いからといって、かならずしも質の高いサービスを提供しているわけではありません。

そのため、設立年数を参考にしつつも、制作実績や評判、サービス内容、得意分野など、複数の要素から総合的に判断してWeb制作会社を選びましょう。

担当者のコミュニケーション

Web制作会社を選定する際には、担当者のコミュニケーション能力も非常に重要です。

Web制作会社にWebサイトの制作を依頼する場合、Web制作会社から担当者が付きます。

Webサイトの制作では、企画からデザイン、開発、運用まで、さまざまなプロセスが含まれており、各プロセスで担当者との密なコミュニケーションが必要です。

たとえば、担当者がクライアントの要望や目的を正確に理解して、それを具体的な提案やデザインに落とし込む能力は、プロジェクトの成功に影響します。

ほかにも、担当者がクライアントに対して、プロジェクトの進捗や問題点をわかりやすく説明できることも重要です。

Web制作会社を選ぶ際には、事前に担当者との面談や打ち合わせをおこない、コミュニケーション能力を確認することが望ましいです。

担当者とのコミュニケーションがスムーズであれば、プロジェクトの進行が円滑になり、よりよいWebサイトが制作できるでしょう。

制作後のサポート

Web制作会社を選ぶ際には、制作後のサポートが充実しているか確認しましょう。

Webサイトは制作後も運用と改善が必要であり、定期的なメンテナンスが求められます。

Web制作会社のサポートが不十分だと、Webサイトの目的を達成することが困難になるかもしれません。

代表的なサポートの内容は、下記のとおりです。

事前にサポートに関する取り決めや契約内容を確認して、適切なサポートが受けられるWeb制作会社を選びましょう。

Web制作会社のコンテンツを確認

Web制作会社の公式サイトは、その会社のサービス品質やデザイン力を示す指標の一つです。

Web制作会社が運営するWebサイトのコンテンツが充実していると、提供するサービスの質も良いことが期待できます。

企業にとってWebサイトは「顔」のようなものであり、定期的な更新や最新のデザインを取り入れているWeb制作会社は信頼性が高いといえます。

ただし、かならずしも「Webサイトのコンテンツが悪い＝サービスの質が悪い」とは限りません。

業務が忙しくてWebサイトの更新ができないことや、コンテンツの一部が古くても実際のサービス品質が高いこともあります。

Webサイトのコンテンツはあくまで参考程度にして、サービスの内容がわかりやすく表示されているかをチェックしましょう。

くわえて、制作実績やクライアントの評価、アフターサポートなど、総合的に判断してWeb制作会社を選ぶことが重要です。

おすすめのWeb制作会社【４０選】

Web制作会社を４０社紹介します。
なお、今回は項目ごとにWeb制作会社を分けています。

• 総合力のある大手Web制作会社
• 集客に強いWeb制作会社
• デザインに強いWeb制作会社
• ブランディングに強いWeb制作会社
• システム構築に強いWeb制作会社
• LPに強いWeb制作会社
• 初期費用を安く抑えられるWeb制作会社
• ECサイトに強みをもつWeb制作会社
• 多言語サイトが得意なWeb制作会社

※上記のリンクを選択すると、各項目に移動できます

自社に合ったWeb制作会社を選定しましょう。

総合力のある大手Web制作会社｜５選

最初に紹介するのは、総合力のある大手Web制作会社です。

大手Web制作会社は、多くのリソースや各分野のエキスパートが在籍しています。

大規模なWebサイトの制作、複雑なシステム開発などを検討している企業は大手Web制作会社がおすすめです。

1.株式会社電通デジタル

出典：株式会社電通デジタル

株式会社電通デジタルは、デジタルマーケティング領域での課題解決を得意とする制作会社です。

Web制作はもちろんのこと、Web広告やECサイト、スマートフォンアプリの制作など、幅広いデジタル領域に対応しています。

電通デジタルの優れた点は、グローバル展開の強さです。
世界各地に拠点を持ち、さまざまな言語に対応できる人材がそろっています。

また、ディレクションやWeb制作において、他社にはない独自のプロセスやツールを持ち合わせており、高品質でスピーディーな制作が可能です。

さらに、電通デジタルは電通グループの一員として、豊富な知見と幅広いネットワークがあり、オムニチャネルマーケティングにおける戦略的な提案を受けられます。

2.株式会社メンバーズ

出典：株式会社メンバーズ

株式会社メンバーズは、Web制作にとどまらず、広告運用やSNS運用など、デジタルビジネス全般をサポートしている制作会社です。

メンバーズの強みは、コンサルティングから提案、改善、運用までを幅広いフェーズでの支援が可能である点です。

また、契約後は要望に合わせた専任チームを編成し、クライアント企業の一員のような距離感で業務を遂行してくれるため、クライアントのビジネスを理解した伴走型のデジタル支援に定評があります。

3.株式会社LIG

出典：株式会社LIG

株式会社LIGは、システム開発やWeb制作、マーケティング支援などを中心に、グローバルリソースを活用したDX支援をおこなうプロフェッショナル集団です。

SEO対策に強い制作会社として評価されていて、制作から運用まで一貫してサポートをしてくれます。

LIGではSEOに関する知見があり、内部施策や外部施策、コンテンツSEOの3つの対策に対応をしています。

システム開発やWeb制作、マーケティング支援、DX支援など、幅広い分野でサービスを提供しているので、どのWebサイトでも対応をしてくれるでしょう。

4.ネットイヤーグループ株式会社

出典：ネットイヤーグループ株式会社

ネットイヤーグループ株式会社は、デジタルマーケティングに強みがある制作会社です。

多様なバックグラウンドをもつデジタルマーケティングの専門家が、クライアントの成果に導くサポートを提供してくれます。

幅広い分野で活躍し、多様な顧客の要求にも応えられる総合的なWeb制作会社がネットイヤーグループです。

5.株式会社キノトロープ

出典：株式会社キノトロープ

株式会社キノトロープは、Webビジネスで成功するために必要なすべてのサービスをワンストップ・ワンチームで提供する制作会社です。

業界トップクラスの評価を受ける明確なメソッドと、豊富な実績やノウハウによって、成果の出るWebサイトの構築を実現しています。

創業から日本のWebビジネス市場と共に歩んできたキノトロープは、上場企業のWebサイト制作やCMS導入の実績が豊富です。

これまでに日産自動車、日本航空、宇宙航空研究開発機構（JAXA）などの企業とプロジェクトを手掛けており、その実績は多岐にわたります。

集客に強いWeb制作会社｜５選

Webサイトの集客に強い制作会社を紹介します。

オンライン集客に力を入れたい企業は、集客のノウハウをもつWeb制作会社に依頼しましょう。
特に競合が激しい業界やマーケットで競合他社との優位性をもちたい場合には、下記Web制作会社の利用を検討してください。

6.株式会社ジオコード

出典：株式会社ジオコード

株式会社ジオコードは、Webマーケティングとセールステックを活用し、顧客や社会にとって有益なサービスを創る制作会社です。

制作実績が２,７００サイト以上あり、さまざまな種類や業種のWebサイトを手掛けています。

ジオコードではWeb制作事業やSEO事業、Web広告事業などを展開しているので、異なるチャネルからの集客が期待できます。

7.株式会社グルコム

出典：株式会社グルコム

株式会社グルコムは、Web制作・マーケティング・コンサルティングの制作会社です。

Webサイトの制作や運用をしており、９００サイト以上の制作実績があります。

グルコムではWebサイトの制作だけでなく、Webコンサルティングの依頼も可能です。
そのため、戦略の策定を含んだWebサイトを制作してくれます。

各メディアで掲載経験があるので、グルコムを気になる方はチェックしてみましょう。

※税込表示

8.株式会社ユニオンネット

出典：株式会社ユニオンネット

株式会社ユニオンネットは、大阪府に本社がある制作会社です。

製造、建築、住宅、飲食店など、多岐にわたる業種の企業で制作実績があります。

ユニオンネットでは、コーポレートサイトや採用サイトの制作を主に手掛けており、関西だけでなく、関東や九州など全国からの依頼にも柔軟に対応しています。

教育関連のWebコンサルティングを得意としており、顧客のニーズに応じた幅広いサービスを提供中です。

9.株式会社ドルマ

出典：株式会社ドルマ

株式会社ドルマは、Web制作を中心にさまざまなサービスを提供している制作会社です。
デザインだけではなく、集客を意識したWebサイトの制作に定評があります。

ドルマではWebサービス・Webメディアの運営をしており、そこで培った経験や知識をいかして、より良いサービスを提供しているのが特徴です。

また、Webサイトの制作やリニューアルを依頼した方に「事業・会社用ホームページガイドブック」を配布しており、Webサイトの操作方法や集客の施策まで徹底的に解説しています。

10.株式会社ラヴィゴット

出典：株式会社ラヴィゴット

株式会社ラヴィゴットは、東京都新宿に拠点を置く制作会社です。

LP制作とLPOコンサルティングを得意とし、中小企業から大手有名企業、行政など多くの取引実績があります。

ラヴィゴットはWeb診断を５,０００社以上経験していて、競合他社に負けない企画を考案する戦略的なLP制作が強みです。

過去の分析や診断から培ったノウハウを基に、企画・構成段階から提案および制作を戦略的におこなっています。

集客に強いLPを作成したい方は、ラヴィゴットが適しているでしょう。

デザインに強いWeb制作会社｜５選

デザインに強いWeb制作会社を紹介します。

ビジネスサイトやECサイトなどのWebプロモーションに力を入れている企業、自社ブランドのイメージを重視する企業などは、デザインに強みをもつWeb制作会社にWebサイトの依頼を検討しましょう。

11.株式会社テトラトーン

出典：株式会社テトラトーン

株式会社テトラトーンは、東京都代々木に拠点を置く制作会社です。
Webサイト、印刷物、パッケージ、ロゴなど、さまざまなデザイン業務に対応しています。

テトラトーンの強みは、企業の目的やターゲットを踏まえてデザイン力をいかしたWebサイトを制作する点です。

デザイン制作では、設計からプログラミングまでまとめて対応可能です。
デザイナーの思考や手法を取り入れながら方針を精査し、課題の把握と解決策を提供しています。

12.株式会社パンスール

出典：株式会社パンスール

株式会社パンスールは、東京都と大阪府に拠点を置く制作会社です。
グラフィックデザイン、Webサイトの制作、企画、編集などを手掛けています。

パンスールでは約１００名以上のスタッフが在籍しており、年間５,０００件を超える案件を制作しています。

パンスールの強みは、ストーリー性を重視した深いデザインです。
核となるメッセージやストーリーを見つけ出し、形にすることを得意としています。

幅広い事業を展開しているパンスールでは、グラフィックデザイナーを中心にライターやWeb技術者など、さまざまな分野のスタッフが協力して制作に携わってくれます。

13.株式会社スタジオディテイルズ

出典：株式会社スタジオディテイルズ

株式会社スタジオディテイルズは、愛知県と東京都に拠点を置く制作会社で「“いいもの”を丁寧につくる」をミッションに掲げています。

企業のブランディングや商品開発などのクリエイティブ部門、Webシステム開発などのデベロップメント（実装・開発）部門を両軸に活動しており、名古屋発で事業を展開しています。

スタジオディテイルズの強みは、誰よりも、どこよりもデザインのクオリティにこだわっている点です。
そのため、商品やサービスのデザイン、企業のブランディングを得意としています。

14.アウルス株式会社

出典：アウルス株式会社

アウルス株式会社は、デジタル戦略を企画実行する制作会社で「企業価値をデザインする」をビジョンとして掲げています。

クライアントは、スタートアップ企業から大手企業まで幅広いです。
収益改善やコスト削減など、企業および事業の課題解決をおこなっており、企業価値を高めてくれます。

アウルスのWebサイト制作の強みは、UXデザインを通じて最高のユーザー体験とビジネスのゴールを実現する点です。

Webサイトやアプリケーションのデザイン開発受託をおこなっているので、サービスの新規立ち上げまたはリニューアルをサポートしてくれます。

15. バケモノ株式会社

出典：バケモノ株式会社

バケモノ株式会社は、企画、ディレクション、デザイン、エンジニアリングなどをおこなう少数精鋭の制作会社です。

コンセプトは「おもしろくおかしく、クリエイティブに」で、ただ案件をこなすのではなく「ものづくり」と「ことづくり」の視点をもって顧客とのつながりを大切にし、ビジネス上の課題解決に取り組んでいます。

バケモノの強みは、常に顧客に対してクリエイティブなものを提供し、その企業の「らしさ」を表現していることです。

また、作って終わりではなく、制作後もアクセスの動向をチェックしながら、コンテンツの改善を繰り返し、より効果の高いWeb戦略を構築しています。

ブランディングに強いWeb制作会社｜５選

ブランディングに強いWeb制作会社を紹介します。

世間に企業および商品・サービスのブランドイメージを伝えたい場合は、下記Web制作会社を検討してみましょう。

16.株式会社ユニットベース

出典：株式会社ユニットベース

株式会社ユニットベースは、東京都を拠点に事業戦略からブランディング、マーケティング、クリエイティブまでワンストップで提供する制作会社です。

ユニットベースの強みは「意味のないことはしない」というポリシーに基づいて、本当に必要なことを問い続ける点です。

ビジネスが存在する理由や社会に対する貢献、関わる人たちの課題および要望を考慮し、それらを踏まえた効果的なブランディング戦略を立案・実行してくれます。

17.株式会社ポケット

出典：株式会社ポケット

株式会社ポケットは、東京都・長野県・石川県を中心に中小企業向けのブランディングをサポートする制作会社です。

ブランディングを軸としたWebサイト制作、ロゴ制作、パンフレットなど、各種印刷物の制作をおこなっています。

ポケットでは、ブランドイメージを言葉とデザインでわかりやすく表現したWebサイトの制作をしています。
ブランドが広く認知されて集客へつながるよう、運用面のサポートが充実しているのが強みです。

18.株式会社 TANE-be

出典：株式会社 TANE-be

株式会社TANE-beは、大阪府や京都府を中心にWebサイトの制作、Webマーケティング、ブランディングなどをおこなう制作会社です。

TANE-beのアプローチは、手段にこだわらず解決にこだわり、場所にこだわらず結果にこだわることです。
これにより、顧客の本質的な課題の解決が実現して、成果につながると信じています。

TANE-beのブランディング戦略においては、企業の価値や特徴を強調し、顧客の印象に残るようなイメージを構築することが重要です。
このアプローチにより、長期的な経営安定化や競争力の向上が期待できます。

19.BREST株式会社

出典：BREST株式会社

BREST株式会社は、ブランディングを軸にWeb制作やグラフィックデザインなどのクリエイティブ全般に対応している制作会社です。

企業ブランドの見直しや事業ブランドの再構築、会社の改善など、さまざまな要望に対応しています。

BRESTの強みは、統一感のあるブランディングをベースに、Webサイトの制作やグラフィックデザインなどのサービスを提供している点です。

また、金融業や医療業、サービス業などの幅広い業界に対応し、特に製造業の支援実績が豊富であることが特徴といえます。

20.株式会社フィールビー

出典：株式会社フィールビー

株式会社フィールビーは、東京都渋谷区に拠点を置く制作会社です。

企業ブランディング、インターナルブランディング、サステナブルブランディングなどを中心にサービスを展開しています。

フィールビーの強みは、ブランディング企画の提案からデザイン・制作までワンストップで対応できる点です。

また、大手企業や公官庁などのブランディング実績が豊富であり、Web制作だけでなく、マンガや動画制作なども手掛けています。
多様なメディアを活用して、企業のブランディングを強化できます。

システム構築に強いWeb制作会社｜５選

システム構築に強いWeb制作会社を紹介します。

大規模なWebシステムやECサイトなどの開発を検討している企業は、下記Web制作会社の利用を検討してみましょう。

21.株式会社アイロベックス

出典：株式会社アイロベックス

株式会社アイロベックスは、システム開発をする会社として高い技術力をもち、CMSの「Movable Type」の導入およびカスタマイズを得意としています。

ECサイトや不動産サイト、転職サイトなど、Webサイトの構築においても多数の実績があります。

業務システムの受託開発に特化しており、基幹業務システムの開発・導入を主力事業としているのがアイロベックスの大きな特徴です。

２５年以上もの間、基幹業務システムの開発・導入に関するノウハウやこだわりを蓄積しており、Excel VBAやAccessなどの小規模システムから、数億円のシステムまで対応が可能です。

アイロベックスは、常に最新の技術情報を更新するエンジニア集団であり、PHPやJava、C#などの幅広いプログラミング言語に精通しています。

また、仕様書がないシステムや他社が作ったシステムの保守にも対応しており、エンジニアが現在のシステムの中身を実際に解析・分析し、内容を把握したうえで保守をしてくれます。

22.株式会社クーシー

出典：株式会社クーシー

株式会社クーシーは、デジタルマーケティングをワンストップで支援する制作会社です。

クーシーの大きな特徴は、幅広いサポート体制です。
企画や戦略策定、Webデザイン、UI/UX、SEO、ECサイト構築、システム・アプリ開発、広告運用など、独自の設計を駆使してデジタルマーケティングに対応。

事業活動を展開するうえで各情報を適切に保護して、適切に管理することを経営上の重要課題に位置付け、情報セキュリティの対策を強化しています。

また、Webサービスやアプリの制作・開発の実務を担当する「クーシーラボ岩手」には、システム開発に関わる多くのプログラマーが在籍しています。

23.株式会社シスコム

出典：株式会社シスコム

株式会社シスコムは、東京都を中心に全国対応が可能な制作会社です。

シスコムの強みは、制作後も顧客のビジネス成長に合わせたWebサイトの改善と運用支援を継続的に提供している点です。

システムについては、不具合などの予期せぬ事態にも迅速に対応できるように運用保守プランが提供されているため、安心して利用ができます。

また、設立から２５年以上の歴史があるシスコムでは、Webサイトの制作経験は３００社以上と経験が豊富です。

24.株式会社イークリエイト

出典：株式会社イークリエイト

株式会社イークリエイトは、映像制作・編集・配信・Webサイトの制作などを展開している制作会社です。

イークリエイトの強みは、独自システムの構築や最新のテクノロジーを取り入れた高品質かつ柔軟性のあるWebサイト制作が可能である点です。

システムにおいては、クライアントの課題やニーズに応じて最適な機能を開発してくれます。

Webサイトの制作においては、企画・設計から公開、その後の運用サポートまで、ワンストップで対応しています。

豊富な制作実績に基づいた経験や技術力をもつイークリエイトは、顧客のニーズに応じた最適な提案が可能です。

25.株式会社DOKE

出典：株式会社DOKE

株式会社DOKEは、大阪府にある会社です。
自社商品の開発・販売、アプリ・システムの開発などを手掛けています。

システムに関しては、顧客管理・在庫管理・予約システムなど、クライアントの要望に合わせて開発をしており、作業効率をアップさせるための提案に定評があります。

また、スマートフォンアプリとの連携したシステムにも対応が可能です。

LPに強いWeb制作会社｜５選

LP（ランディングページ）の制作に強いWeb制作会社を紹介します。

LP制作を検討している企業は、Webマーケティングのノウハウや制作の実績が豊富なWeb制作会社の利用を検討してみましょう。

26.株式会社nano color

出典：株式会社nano color

株式会社nano colorは大阪府を拠点にしている制作会社で、LPを含むWebサイトの制作やデザインを手掛けています。

データを基にしたロジカルなデザインで課題解決をして、成果を出すWebサイトの制作を目指しています。

nano colorの特徴の一つは、市場やポジショニング、強み、弱みなどを分析して、目標達成が可能かどうかを判断したうえでLPの制作をおこなう点です。

また、LPの成果が悪くて何か改善しなければならない企業に対して、どこにボトルネックがあるのかを分析し、LPOや新規制作の必要性をアドバイスするサービスも提供しています。

27.株式会社Ryuki Design

出典：株式会社Ryuki Design

株式会社Ryuki Designは大阪府に拠点がある制作会社で、楽天市場のショップページに特化したLP制作をおこなっています。

デザインの制作実績は４万件以上で、Webサイト制作・写真撮影・バナー制作などを提供しています。

Ryuki Designは売れるデザインに強みをもっており、きれいで見やすいだけでなく、購買意欲がかき立てられるようなデザインの提供も可能です。

写真素材に関しては、訴求ポイントをビジュアルで表現できるように、複数の素材サイトと契約をしています。
また、LPの写真撮影に特化したフォトグラファーが撮影をおこなうことも可能です。

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28.株式会社ZERO

出典：株式会社ZERO

株式会社ZEROは、東京都を拠点にしている制作会社です。
Webサイトの制作を中心に、SEO対策・記事作成代行・広告運用代行などのWebマーケティング業務をしています。

ZEROでは３００社以上のLPを制作しており、さまざまな業種・業態の制作実績やノウハウをいかして最適なLPを提案してくれます。

また、売れる仕組みを作り上げる攻めのWebマーケティングで、ターゲットユーザーを明確に設定し、効率よくコンバージョンを獲得するシナリオに基づいて設計する方法が特徴です。

ほかにも、ZEROでは問い合わせを最大化させるために、LP制作だけでなくアクセス数の最大化も図ってくれます。

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29.株式会社シード

出典：株式会社シード

株式会社シードは、東京都を拠点にしている制作会社です。
LPやECサイト、バナーなどの制作をおこなっています。

シードでは、売り上げアップや集客が増えるWebサイトの制作を目指しており、SEO対策やリスティング広告の運用代行なども提供しています。

シードの強みは、ペルソナの設計をしたうえで、売り上げにつながるLPを制作することです。

GoogleやYahoo!の正規代理店でもあるため、Web広告からの集客も期待できるでしょう。

30.ディレクターバンク株式会社

出典：ディレクターバンク株式会社

ディレクターバンク株式会社は、Webマーケティングの運用を顧客視点で最適化する制作会社です。

２００名以上の経験豊富な人材ネットワークを独自に構築しており、戦略立案から運用および改善まで、Webマーケティングの人材不足を解決することを目指しています。

ディレクターバンクの特徴は、HubSpotというクラウド型CRM（顧客関係管理）を使ってLP制作をしている点です。

さらに、ディレクターバンクはHubSpotが認定している公式パートナーです。
HubSpotを活用した社内DX環境の構築からWebサイトの制作、コンテンツマーケティングの運用など、さまざまな領域でHubSpot導入の支援実績があります。

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初期費用を安く抑えられるWeb制作会社｜５選

初期費用を安く抑えられるWeb制作会社を紹介します。

Web制作会社にWebサイトの制作を依頼すると、通常は初期費用が発生します。
ただし、Web制作会社の中には初期費用が無料のところがあります。

今回は、初期費用が無料のWeb制作会社をピックアップしているので、制作費用を少しでも抑えたい企業は下記内容を参考にしてみましょう。

31.株式会社アクセスジャパン

株式会社アクセスジャパンは、北海道を拠点にしている制作会社です。
サブスクリプション型Webサイト制作サービスの「ビズサイ」を展開しており、低コストでプロが作ったようなWebサイトを新規開設またはリニューアルができます。

初期費用は無料で、月額料金のみでWebサイトの運用が可能です。

ビズサイでは、Webサイトの目的に合わせて下記４つのプランを用意しています。

• シンプルプラン：１ページのシンプルなWebサイトで、コストを抑えたい方向け
• スタンダードプラン：必要な機能が一通りそろっており、発信したい情報が多い方向け
• プレミアムプラン：Webサイトにブログ機能を搭載しており、本格的な集客をしたい方向け
• ECプラン：オンラインで商品の販売をしたい方向け

制作後もWebサイトの保守管理や更新代行などのサポートをしているので、Webサイトの運用で不安な方も安心です。

※税込表示

32.株式会社ビジョン

出典：ホームページ.com

株式会社ビジョンでは、Webサイト制作サービスの「ホームページ.com」を提供しています。

年間の制作実績数は２,０００社以上を誇っており、店舗や事務所のWebサイト制作に力を入れています。

ホームページ.comでは初期費用が無料となっているため、費用を抑えたい企業におすすめのサービスです。

最短１分で見積もりができるので、Webサイトの費用感を確認したい企業にはぴったりでしょう。

33.株式会社Hockxy

出典：定額WEB

株式会社Hockxyは、東京都に拠点を置く制作会社です。
Webサイトや動画の制作、Webコンサルティング、広告運用、システム開発などの事業を展開しています。

HockxyのWebサイト制作では、初期費用が発生しません。
月額費用を支払うことで、Webサイトの運用ができます。

また、WebサイトやECサイトの制作をはじめとして、各種Web広告、SNS運用など、顧客のニーズに合わせた提案をしている点も特徴です。

※税込表示

34.アプライド株式会社

出典：アプライドネット

アプライド株式会社は、福岡県に本社がある会社です。
パソコンの企画開発や販売、システム開発など、さまざまな事業を展開しています。

アプライドでは、月額制のWebサイト制作サービスを提供しており、初期費用は無料です。
Webサイトの制作実績は１,８００以上で、大学や研究機関の実績が豊富です。

プロのWebデザイナーが、希望に合わせた完全オリジナルデザインのWebサイトを制作してくれます。
また、月額料金を安く抑えたい方には、テンプレートを利用したお手軽のプランも用意されています。

※税込表示

35.ワイワイ合同会社

出典：ワイワイ信州

ワイワイ合同会社は、効果の出るクオリティの高いWebサイトを制作する会社です。
WordPressなどのCMSを活用した、お知らせを自身で投稿、管理できるWebサイトの制作を得意としています。

ワイワイのWebサイト制作に関して、初期費用は無料です。
月額使用料のみでWebサイトの運用ができ、いつでも解約が可能です。

また、Webサイト内の文章や画像、動画の差替えなどの更新作業については、何度でも無料で対応してくれます。

ECサイトに強みをもつWeb制作会社｜３選

ECサイトに強みをもつWeb制作会社を紹介します。

Webサイトで商品の販売をしたい方は、下記Web制作会社の利用を検討してみましょう。

36.株式会社アプリコットデザイン

出典：株式会社アプリコットデザイン

株式会社アプリコットデザインは、東京都・長野県・石川県を拠点にしている制作会社です。
Webサイト制作、ECサイト制作、企業や商品のブランディング、グラフィックデザインなどの事業をしています。

アプリコットデザインでは、丁寧なヒアリングをとおして、サービスや商品の魅力を伝えられるデザインを提供しており「シアワセをデザインする」ことを目指しています。

アプリコットデザインの強みは、デザインで価値を最大化することをミッションに掲げている点です。
デザインをただ作るだけではなく、成果に対して貪欲に取り組む姿勢が評価されており、これまでに多くの店舗や企業を成功に導いてきました。

37.株式会社ECbeing

出典：株式会社ECbeing

株式会社ECbeingは、ECサイトの構築やWebマーケティングなどを提供している会社です。
ECパッケージ「ECbeing」の開発・運営をしており、データセンターでのホスティングサービスやプロモーションなどのサービスも提供しています。

ECbeingで構築されたECサイトは国内で１,５００を突破しており、富士キメラ総研がおこなった市場占有率の調査によると、ECbeingは国内のECパッケージでシェアNo.１を獲得しています。

ECサイトに特化したデザインチームが制作を担当し、成功と失敗から得た実践的なノウハウを基に、成果が上がるデザインの提案も可能です。

また、ECbeing ではECサイトの運用支援やWebプロモーション、Webマーケティング、EC専用のインフラサービスなど、ECサイトに関する幅広いサービスを提供しています。

38.株式会社ブランジスタソリューション

出典：株式会社ブランジスタソリューション

株式会社ブランジスタソリューションは、ECサイトに必要な制作からコンサルティング・Webマーケティングなどをワンストップでサポートしている会社です。

３大ECモール（楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon）や自社ECサイトなどの運用実績が多く、売り上げ・制作・雇用・物流・CS・フルフィルメントのお悩みをトータルでサポートしています。

ブランジスタソリューションは、これまで２,０００社以上のECサイトの支援をした実績があります。

また、企業の利益向上のサポートをゼロからトータルで受ける「ECサポートpro」というサービスを展開しており、ECサイトの運営経験が浅い方でも安心できるサービスです。

多言語サイトが得意なWeb制作会社｜２選

多言語サイトが得意なWeb制作会社を紹介します。

多言語サイトの開設を検討している企業は、下記Web制作会社の利用を検討してみましょう。

39.株式会社エスケイワード

出典：株式会社エスケイワード

株式会社エスケイワードは、Webサイト制作や多言語翻訳サービスなどを提供する会社です。
社内には翻訳チームとWeb制作チームがあり、多言語サイトの制作をワンストップで依頼できます。

エスケイワードの強みは、世界３５か国以上に対応可能な翻訳サービスから、Webサイトや印刷物の企画・デザイン・制作まで、グローバルな情報発信をワンストップで提供している点です。

CMSを活用した多言語サイトの制作に強みをもち、翻訳サービスを中心に提供しているため、そのノウハウをいかした多言語サイトを構築してくれます。

エスケイワードでは、既存サイトの多言語化やコピーライティング・リライトの支援サービスを提供しており、オプションサービスで言語のクオリティチェックをおこなってくれます。

40.アイ・ディー・エー株式会社

出典：アイ・ディー・エー株式会社

アイ・ディー・エー株式会社は、多言語の翻訳や多言語のカタログ・マニュアル・Webサイト制作などを手掛ける会社です。

産業技術や観光、特許など各分野に精通したプロによる高品質な翻訳、多言語サイトの制作に特化したスタッフによる最適なサイト設計、デザインなどが可能です。

アイ・ディー・エーでは、８０以上の言語に翻訳対応しています。
プロのネイティブ翻訳者がビジネス翻訳から印刷物、Webサイト制作まで、一貫して提供する体制が整っています。

翻訳を含めたWebサイトの制作からリリース後の運用まで、多言語サイトの全体をサポートしてほしい場合は、アイ・ディー・エーに依頼の検討をするとよいでしょう。

Web制作会社を選ぶ前の注意点

Web制作会社を選定する前に注意しておきたい点を紹介します。

下記の注意点を考慮してうえで、Web制作会社を選ぶようにしましょう。

• 見積書の内容を理解しておく
• 契約書の内容を確認しておく
• 料金だけで判断しない
• 地元の制作会社だけで決めない
• リース契約はやめておく

見積書の内容を理解しておく

Web制作会社を選ぶ前には、見積書の内容を理解しておきましょう。

見積書は、契約の前段階で確認する文書です。
文書にはWebサイトのデザインや機能、ページ数など、Webサイトの制作に関する具体的な内容が明記されます。

制作に関する内容のほかにも、見積書にはホスティングやドメインの手配に関する内容が含まれていることもあります。

見積書の金額が高く感じた場合は、どのような費用が含まれているのかWeb制作会社の担当者に確認することが大切です。

また、見積書には納期が記載されています。
Webサイトの制作には多くの工程があり、制作期間は短くても数週間から数か月ほどかかるのが一般的です。
納期に余裕をもたせることで、トラブルや遅延を防ぐことができます。

以上のように、見積書はWebサイトの制作において重要な役割があります。
見積書の内容を理解して、納期や費用などを確認しておくことで、Webサイトの品質や制作スケジュールの管理をスムーズに進められるのです。

契約書の内容を確認しておく

Web制作会社を選ぶ前には、契約書の内容をよく確認しましょう。

Web制作会社と業務委託契約を交わすときには、以下の表をチェックしてください。

上記の点について、契約書の内容を確認すると、納品物に対する不満やクレームを未然に防げます。

万が一に契約書で問題が発生した場合でも、契約書の内容を確認すれば、解決の手掛かりを見つけられるでしょう。

料金だけで判断しない

Web制作会社を選ぶ際には、料金だけで判断することは危険です。

料金が安いからといってクオリティが低いとは限りませんが、反対に高額だからといってクオリティが高いとも限りません。

Webサイトの制作料金だけで判断すると、以下のようなリスクがあります。

• 安いけれど、サポートが手薄でトラブルが多い
• クオリティが低く、修正依頼が増えて結果的に料金が高くつく
• 見積もりに含まれていなかった追加料金が請求される
• 納期が遅れたり、仕上がりが遅れたりする

料金は大切なポイントですが、Web制作会社の選定においては、サポート体制や実績など複数の要素を考慮する必要があります。

適切なWeb制作会社を選ぶには、見積もりや契約書の内容をしっかりと確認しましょう。

地元の制作会社だけで決めない

自社と近い地域にある、地元のWeb制作会社だけで選ぶのは注意が必要です。

地元のWeb制作会社であれば、直接の対面で打ち合わせがしやすいメリットがあります。

一方で、地元に限定するとWeb制作会社の選択肢が限られるため、自社に合ったWeb制作会社が見つからないかもしれません。

Web制作会社を選ぶ際には、制作実績やサポート体制など総合的に判断することが大切です。

直接の対面で打ち合わせができない場合でも、現在ではオンラインでの打ち合わせが可能なWeb制作会社も多く存在しています。

地元のWeb制作会社だけで選ばず、多角的な視点からWeb制作会社を選びましょう。

リース契約はやめておく

Webサイトの制作でリース契約を交わそうとするWeb制作会社は避けましょう。

リース契約とは、リース会社が所有しているものを貸し出す契約のことです。
借主は、リース会社に月々のリース料を支払う必要があります。

リース契約は月々払いによって負担を軽減できるメリットがありますが、実際には支払いの総額が高くなるケースが多いです。
たとえば、月々が４万円で期間が５年のリース契約だと、総額は２４０万円もかかります。

また、リース契約では途中解約ができません。
借主が個人消費者であればクーリングオフが適用されますが、借主が事業者だとクーリングオフは適用されません。

以上のように、Webサイトの制作においてリース契約はデメリットが大きいので、避けるのが無難でしょう。

 

Web制作会社へ依頼する前に準備すべきこと

最後に、Web制作会社へ依頼する前に準備すべきことを紹介します。

• Webサイトの目的を明確にする
• 予算を決める
• 公開希望日を決める
• ページ数を決める
• 参考サイトを挙げる
• 管理の方針を決める
• Webサイトに使用する原稿・素材

上記の内容を準備してから、候補のWeb制作会社に問い合わせをしましょう。

Webサイトの目的を明確にする

Webサイトの目的を明確にしておきましょう。

Webサイトには、さまざまな目的があります。
たとえば、商品やサービスを紹介するため、人材を募集するためなどです。

Webサイトの目的を明確にすることで、どのようなデザインやコンテンツが必要なのかが把握できます。

また、Web制作会社に依頼する際にも、Webサイトの明確な目的を伝えることで、より効果的なWebサイトができるでしょう。

予算を決める

Webサイトにかけられる予算を決めておきましょう。
予算を決めておかないと、あとで予想外の費用がかかるかもしれません。

Webサイトの制作では、企画・設計、コンテンツ・デザインの制作、システム開発など、多くの工数が発生します。
これらの工数にかかる作業内容によって、Webサイトの制作にかかる費用が大きく異なります。

また、予算によってWebサイトに搭載できる機能が変わるため、目的に合わせて予算を設定する必要があるでしょう。

予算がなかなか決まらない場合は、Web制作会社に相談すれば、どの程度の費用でどのようなWebサイトを制作できるのかをアドバイスしてもらえます。

公開希望日を決める

Webサイトの公開希望日を決めましょう。

公開希望日が決まっていると、Web制作会社とのスケジュール調整や、制作の進捗状況の確認がしやすくなります。

また、公開希望日を決めると、制作会社が納期を守ることが求められるため、制作のスピードが速まる可能性もあります。

ただし、公開希望日は適当に決めず、現実的なスケジュールを立てることが重要です。

Webサイトの制作には、想定外のトラブルでスケジュールが遅れることがあります。
たとえば、Webサイトに使用する原稿を自社で用意する場合、遅れるとスケジュールが伸びてしまいます。

Webサイトの規模によっては公開希望日に沿えない場合もあるので、ざっくりでもよいので公開希望日を決めて、あとはWeb制作会社に相談をしましょう。

ページ数を決める

Webサイトのページ数を決めましょう。

Webページ数によって制作のスケジュールや予算などが変わってくるので、どのようなコンテンツが欲しいのかをまとめておきましょう。

一般的なコーポレートサイトの場合、以下のようなコンテンツで制作されることが多いです。

• トップページ
• 会社概要
• 事業内容
• 実績
• お知らせ
• 採用情報
• お問い合わせ

上記の例は７ページですが、Webサイトによってページ数は異なります。
概算でもよいので、Webサイトに欲しいページ数またはコンテンツをまとめておきましょう。

参考サイトを挙げる

Webサイトのイメージや方向性を明確にするため、参考となるWebサイトを調査しましょう。

自社が目指すWebサイトのイメージやコンセプトを制作会社に説明する際に、参考サイトを挙げると、具体的なイメージを共有しやすくなります。

参考サイトを見つけるには、Webサイトのデザインが集まったギャラリーサイトを利用しましょう。
「SANKOU!」「MUUUUU.ORG」などのギャラリーサイトでは、さまざまなタイプのWebサイトが掲載されています。

なお、参考サイトを見つけたらURLをメモしておき、Web制作会社に共有しましょう。

管理の方針を決める

制作したWebサイトをどのように管理していくのかを決めておきましょう。

たとえば、ドメインとサーバー、SSLなどは、自社またはWeb制作会社のどちらが管理するのか、明確にする必要があります。

ドメイン、サーバー、SSLでトラブルが起きるとWebサイトを見られなく可能性があるので、不安な方はWeb制作会社にサイトの保守管理を依頼しましょう。

そのほか、Webサイトの管理で決めておきたい内容は以下のとおりです。

• 問い合わせ対応
• Webサイトの監視・障害対応
• CMSの更新・メンテナンス
• コンテンツの更新・修正

以上のように、自社またはWeb制作会社のどちらがWebサイトの管理をするのか決めておきましょう。

Webサイトに使用する原稿・素材

Webサイトに使用する原稿や画像などの素材を、自社またはWeb制作会社のどちらが用意するのかを決めておきましょう。

自社で原稿や素材を用意できる場合は、Web制作会社に提供することで、サイト制作のスピードアップやコスト削減につながります。
ただし、原稿や素材の用意が遅れると、制作スケジュールに遅れが生じることもあるので注意が必要です。

なお、Web制作会社に原稿や素材の用意をしてもらうと、別途費用が発生するかもしれません。
Web制作会社によっては原稿や素材の用意がサービス内に含まれていることがあるので、くわしくはWeb制作会社に確認するとよいでしょう。

以上から、自社が原稿や画像を用意するのか、それともWeb制作会社が用意するのかを決めておきましょう。

提案依頼書を作成する

Webサイトの制作をWeb制作会社に依頼するのであれば、提案依頼書の作成をしましょう。

提案依頼書は、発注者が受注者に対して提出する書類です。
クライアントが制作会社に『こんな提案をしてほしい』という要望事項をまとめたのが提案依頼書です。

提案依頼書を作成することで、Web制作会社から質の良い提案が期待できたり、スムーズな制作が可能になったりします。
そのほか、複数のWeb制作会社から１社を選定するのにも提案依頼書は役立ちます。

提案依頼書ではさまざまな情報を記載しますが、代表的な内容は以下のとおりです。

• プロジェクトの概要（課題・目的・予算・納期・会社概要など）
• 提案依頼の内容
• Webサイトやシステム機能の要件・要望

まとめ

Web制作会社を４０選紹介しました。

基本的にWebサイトは中長期的に運用していくものなので、長く付き合っていくWeb制作会社の選定が大事です。

Web制作会社にも得意分野や費用、規模、制作実績など、特徴がそれぞれ異なります。
自社の目的に合ったWeb制作会社を選んで、Webサイトを制作してもらいましょう。

なお、当サイト「ビズサイ」でもWebサイトの制作サービスを提供しています。
Webサイトの新規開設やリニューアルで何かお困りのある方は、お気軽にご相談くださいませ。