売れる商品ページの作り方!売上倍増のデザイン・画像・レイアウトを徹底解説
『商品ページの作り方で売上が変わるって本当?』
『売れる商品ページの作り方が知りたい!』
商品ページの作り方にはコツがあります。
売上アップを狙うには、売れる商品ページの作り方を習得しなければなりません。
今回は売れる商品ページの作り方について、デザイン・画像・レイアウトなども含めて解説いたします。
コラム記事の後半では楽天市場やAmazonなど、媒体別に商品ページを作る方法も公開しています。
売れる商品ページの作り方【10のポイント】
売れる商品ページの作り方は、以下10のポイントを抑えることです。
- ペルソナを設定する
- プロが撮影した画像を使用する
- 物撮り+モデルを併用する
- 画像は最大枚数まで登録する
- ファーストビューにこだわる
- 色・バリエーションは1点ずつ登録する
- 商品説明でベネフィットを伝える
- 競合を上回るコンテンツを作る
- 商品説明にSEO向けキーワードを盛り込む
- レスポンシブデザインを強化
ペルソナを設定する
商品ページを作るうえで重視すべき点は、ペルソナを設定することです。
ペルソナとは、自社の商品・サービスを利用してくれそうな架空のユーザー像を指します。
年齢、性別、居住地、年収、普段のライフスタイル、利用シーンなど、自社の商品・サービスを利用してほしいユーザー像を綿密に設定していくのです。
たとえば、玄米を専門に扱う店舗向けに、次のようなペルソナを設定してみます。
玄米専門ショップのペルソナ
- 男性・54歳 二部上場企業の中間管理職
- 年収650万 地方へ単身赴任中
- 妻や子供はめったに赴任先にやってこない
- 最近、会社の健康診断で引っかかる
- 知人にメタボを指摘されて気になり始める
玄米専門ショップのペルソナは、一般的に健康志向の女性を想定する場合が多くを占めます。
しかし、自社ならではのペルソナを設定するほうが、競合との差別化を図れる見方もできます。
同じ玄米を売るにしても、女性向けと男性向けでは商品ページの作り方やデザインが変わってきます。
ペルソナを明確に設定し、よりペルソナに受け入れられやすい商品ページ作りを行う必要があるのです。
プロが撮影した画像を使用する
EC販売で使用する画像は、できるだけプロが撮影した画像の使用をおすすめします。
自社で撮影すると予算は大幅に削減できますが、やはりプロが撮影した画像のほうがライティング、アングル共に商品の魅力を最大限に引き出してくれることは間違いありません。
そもそもEC販売の売上は、画像が80%といわれるほど重要な要素です。
言い換えると、画像のクオリティが悪ければ、売上アップを狙うことが難しいことを意味します。
多少予算を使っても、プロが撮影した画像を使用するようにしましょう。
物撮り+モデルを併用する
売れる商品ページを目指すには、物撮り+モデルを併用した商品画像を使うとベストです。
現物を手に取って確認できないEC販売では、モデルを起用して実際の使用シーンを想定させる情報を盛り込んだ画像が望ましいです。
たとえば、家電や食品、日用雑貨など、一見するとモデルを起用する意味がなさそうなジャンルの商品であっても、できるだけ人が使用している画像と併用するほうが購買率が高まります。
できるなら、自社が設定したペルソナに近いイメージのモデルを起用し、物撮りのどちらの画像も併用するようにしましょう。
画像は最大枚数まで登録する
売れる商品ページにするには、画像を最大枚数まで登録するのを忘れてはなりません。
EC販売は画像が80%の要素を占めるため、画像枚数の多さこそが情報量の多さであり、ユーザーが購買を決定してくれる確率が高まります。
楽天市場、Amazon、BASE、ShopifyなどのECプラットフォームは、登録できる画像枚数に規定があります。
最大枚数まで画像を登録していない場合は、販売機会損失を逃しているともいえます。
縦、横、斜め、商品の外部、内部、パーツなど、さまざまな角度から写したパターンの画像を用意し、商品の魅力を多方面からアピールしましょう。
ファーストビューにこだわる
売れる商品ページにするには、ファーストビューにこだわることも肝心です。
ファーストビューとは、ユーザーが最初に目にする画面のことを意味します。
商品ページが見にくいなど、ファーストビューの印象が悪ければ、ユーザーはわずか数秒でECサイトを離脱します。
単品通販などのLP形式は、冒頭部分に挿入する画像やデザインで勝負が決まります。
予算があるのであれば、プロに商品ページの制作依頼を検討しましょう。
色・バリエーションは1点ずつ登録する
色・バリエーションがある商品に関しては、なるべく1点ずつ登録すべきです。
たとえば、あるTシャツが3色(黒・青・グレー)で3サイズ(S・M・L)だった場合、次のように1点ずつ登録するほうが望ましいです。
Tシャツ(3色・3サイズ) | ||
---|---|---|
黒/Sサイズ | 青/Sサイズ | グレー/Sサイズ |
黒/Mサイズ | 青/Mサイズ | グレー/Mサイズ |
黒/Lサイズ | 青/Lサイズ | グレー/Lサイズ |
色やバリエーションを1点ずつ登録するほうが、ユーザーが購入を躊躇する可能性を削減でき、かつ検索対策にもつながります。
色やバリエーションが複数ある場合は、すべてのバリエーションを一括で登録せず、丁寧に1点ずつ登録するように心がけましょう。
商品説明でベネフィットを伝える
売れる商品ページにするには、ユーザーにベネフィットを伝えることも忘れてはなりません。
ベネフィットとは、商品・サービスを購入するとユーザーが受けられる恩恵のことを指します。
ちなみに、ベネフィットと混同されることが多いメリットは、商品・サービスの特徴やウリのことです。
前述で例に挙げた「玄米ショップ」に対するベネフィットは、玄米を食べる習慣をもつことで「ダイエットできる」「健康になれる」などが想定できます。
ユーザーは、予算を払う「対価」を求めて商品の購入を決定します。
「自社の商品を購入するとこんな良いことが起こる」というベネフィットをできる限り具体化し、商品説明に盛り込んで商品の訴求につなげましょう。
競合を上回るコンテンツを作る
売れる商品ページを目指すことは、競合を上回るコンテンツを目指すこととほぼイコールと考えておくべきです。
インターネット上には、類似商品や同一商品を取り扱っているEC事業者は無数にあります。
よほどの価格メリットを提供できなければ、商品ページのクオリティが高い店舗に注文が集中します。
明らかに自社より売上を上げていそうな人気店の構成やレイアウトはもちろん、自社と五分五分と思われる店舗のページなど、競合他社のすべての商品ページをくまなく研究しましょう。
商品説明にSEO向けキーワードを盛り込む
商品説明の欄には、自社が狙いたいSEOキーワードを盛り込んでおくことも外せないポイントです。
Amazonや自社ECサイトでは、商品説明にキーワードを挿入しておくと、検索エンジンに引っかかる可能性があります。
「Ubersuggest」や「Googleキーワードプランナー」などのツールをうまく活用し、検索エンジンで上位表示が狙える適切なキーワードを盛り込みましょう。
ただし、キーワードを詰め込みすぎると、文章が不自然になって検索エンジンからの評価を落とす可能性もあります。
あくまで自然な流れとして読みやすいコンテンツ作りを心がけましょう。
レスポンシブデザインを強化
売れる商品ページを作るには、レスポンシブデザインの強化も必須です。
レスポンシブデザインとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、ユーザーが使用するデバイス(端末)に合わせてWebデザインを自動で最適化することを指します。
今やEC販売での売上は、70%以上がスマートフォン(モバイル)経由だといわれていることから、レスポンシブデザインはすべてのEC事業者がやっておくべき対策です。
楽天市場やAmazonなどのECモールに出店している場合は、ほぼ自動でレスポンシブデザインが調整されますので、自社で特別な対策を行う必要はありません。
ただし、商品説明文の幅や見やすさには注意が必要です。
一方、自社サイトの場合は、レスポンシブデザインの調整を自社で行う必要があります。
自社でうまく対策が行えない場合は、外部の制作業者に調整作業の依頼を検討しましょう。
商品ページの作り方【媒体別】
ここでは、ECサイト向け商品ページの作り方を4つの媒体別にご紹介していきます。
上記のリンクを選択すると、移動(ジャンプ)できます。
すぐに知りたい方は、リンクを活用してください。
楽天市場
出典:楽天市場
楽天市場の商品ページは、次の5つの要点を抑えて作りこみを行うことがベストです。
- サムネイル画像に情報を盛り込む
- ランキング受賞歴のバナーを貼る
- 自社で購入してもらう理由をアピール
- 商品説明文はとことん作りこむ
- 画像に売り文句のテキストを加工する
サムネイル画像に情報を盛り込む
楽天市場では、サムネイル画像に一定の情報を盛り込んでおくと流入率が高まります。
検索で似たような商品情報が無数に表示される楽天市場では、サムネイル画像が命であり、どのような商品展開を行っているかが一目でわかるようにしておくことが肝心です。
たとえば、1枚に色やバリエーションを集合させた画像を使う、あるいは物撮りとモデルを重ねた画像を使うなど、サムネイル画像に他店舗と差別化を図る部分をアピールしなければなりません。
ランキング受賞歴のバナーを貼る
楽天市場では、ランキング受賞歴のバナーを店舗ページに貼っておくことをおすすめします。
楽天市場のランキング受賞歴は、信頼できる店舗、人気店舗の証であり、ユーザーが躊躇せず購買を決断してくれる可能性が高まります。
もし、楽天市場でのランキング受賞歴がまだない店舗様は、どのようなカテゴリーでもよいので、何らかのランキング上位に入ることを目標とする必要があります。
たとえば、デイリーランキングや週間ランキングなら、1つの商品をたった2日、1週間だけ販売件数を上げることを考えれば、ランクインすることも不可能ではありません。
楽天市場で人気店舗に近づくには、ランキングに入ることを目標にしましょう。
何らかのランキングで受賞できたら、スクリーンショットを撮ってバナーを作成しましょう。
作成したバナーは、トップページや商品ページの目立つところに貼っておきましょう。
自社で購入してもらう理由をアピール
楽天市場では、自社で購入してもらうべき理由をアピールすることを忘れてはなりません。
出店費用やランニングコストが高額な楽天市場では、信頼のおける店舗ばかりが軒を連ねており、似たような商品であれば古くからの人気店舗に注文が集中します。
たとえば「今ならポイント〇倍」「今なら〇%オフ」など、お得感を訴求すると購入を急がせることができます。
ほかにも「当店の○○はココが違う!」など、他社との違いや優位性をアピールするのも有益です。
ユーザー側は「なぜ、この店舗で買う必要があるのか」の動機付けがもっとも知りたい部分ですので、自社ならではのウリ、自社で購入してもらうべき理由をアピールしましょう。
商品説明文はとことん作りこむ
楽天市場では、商品説明文をとことん作りこむべきです。
BASEやAmazonでは、長い説明文がさほど必要ありません。
一方、店舗としての綿密な接客スキルが求められる楽天市場では、商品説明が長いと購入率が高まります。
商品の素材、自社のこだわり、ベネフィット、開発者ストーリーなど、RMS(店舗運営システム)の容量ギリギリまで、盛り込める情報はすべて記載しましょう。
画像に売り文句のテキストを加工する
楽天市場では、画像に売り文句(キャッチコピー)のテキストを加工しておくのも選択肢の一つです。
楽天市場は、目立つ商品ページが好まれる傾向にあります。
そのため「天然素材100%」「オーガニック認証済」など、商品の売り文句を大き目の文字で画像に貼り付けておくと目を引きます。
もし、商品に大きなウリがなければ、お得さをアピールしても構いません。
楽天市場の規定範囲内で売り文句を編集し、商品登録を行いましょう。
Amazon
出典:Amazon
Amazonの商品ページを作るときには、次の5点のポイントを抑えることです。
- 1枚目の画像の背景は白にする
- 商品画像のクオリティを上げる
- ズーム機能が使えるサイズに画像を編集
- 商品仕様欄はすべて埋める
- 出品カテゴリを正しく入力
1枚目の画像の背景は白にする
Amazonの出品ページ1枚目の画像(サムネイル画像)の背景は、白にしておかなければなりません。
Amazonの出品者のなかには、背景付きの画像にしているケースがまれに見受けられます。
背景付きの画像は、Amazonの検索エンジンから弾かれる可能性があります。
Amazonで規約違反の画像を放置しておくと、最悪の場合、アカウント停止のリスクもあります。
かならずAmazonの画像規約に沿った画像を登録しましょう。
商品画像のクオリティを上げる
Amazonの出品者が意外に見落としがちなのが、商品画像のクオリティアップです。
Amazonの出品者は、メーカーや業者から提供された画像を使っている人が大半を占めるため、あえてライバルと違うことを実践するほうが優位に立てる可能性が高まります。
商品画像のクオリティアップは、プロにオリジナル画像の撮影を依頼することが確実です。
主力商品だけでもプロに委託し、画像を差し替えてみましょう。
ズーム機能が使えるサイズに画像を編集
Amazonでは、ズーム機能(拡大機能)が使えるサイズに画像を編集しておくことを強くおすすめします。
Amazonは縦横1,600ピクセル以上の画像がズーム機能適用となるため、できる限りズーム機能を使わない手はありません。
Amazonは商品ページ主体のプラットフォームですが、出品画像の品質が良いセラーに注文が集中するのは他媒体と変わりません。
画像の見やすさ、品質にはできる限り配慮するようにしましょう。
商品仕様欄はすべて埋める
Amazonでの新規出品ページの商品仕様欄は、できり限りすべて埋めるようにしましょう。
出品ページの商品仕様欄は、Amazonの検索エンジン(A10)にも強く反映される部分だからです。
Amazonで出品ページの商品仕様欄は最大5行まで入力できますので、不自然でない程度の情報を盛り込みましょう。
出品カテゴリを正しく入力
Amazonで売上を上げるには、出品カテゴリを正しく入力することが必須です。
Amazonでは出品カテゴリを間違えると、検索エンジンで適切に表示されないため、自社の商品がいつまでも優先表示されなくなります。
間違った出品カテゴリの設定は、意外に見落としがちな部分です。
Amazonの検索結果で上位表示されない場合は、出品カテゴリが正しく入力できているかをまず確認しましょう。
BASE
出典:BASE
BASE(ベイス)の商品ページは、次の3つの要点を抑えて作成することがベストです。
- デザインマーケットを活用
- 画像対策を強化
- 商品説明・商品名は簡素に
デザインマーケットを活用
BASEには多くのデザインテンプレートがデフォルトで搭載されていますが、競合他社と差別化を図るなら「BASE DESIGN MARKET」の活用をおすすめします。
BASE DESIGN MARKETで販売されている有料テンプレートは、プロのWebデザイナー顔負けのハイセンスなテンプレートが毎月数多く更新されていると評判です。
店舗の開設数が170万以上を誇るBASEの出店者では、80%以上無料テンプレートを使用しているといわれています。
アプリユーザーにアピールするためにも、有料テンプレートを活用しましょう。
画像対策を強化
BASEで売れる店舗になるには「90%画像:10%商品説明」といわれるほど、画像が大きな要素を占めています。
特に1枚目のサムネイル画像でユーザーが「お気に入り」にするか影響しますので、サムネイル画像は思わずクリックしたくなるようなベストショットを選ぶべきです。
BASEで登録できる画像は20枚までになっていますので、最大枚数まで登録しましょう。
商品説明・商品名は簡素に
BASEでは商品説明と商品名は、なるべく簡素にすべきです。
BASEは画像が90%の要素を占めるといわれており、商品説明を長文で記載してもほぼ読まれない確率が高いです。
商品名のキーワードは、某大手ECモールのように、キーワードを列挙しすぎないことを意識しなければなりません。
一目見て何の商品かがわかりやすいよう、肝心なキーワードを6つぐらいに抜粋し、簡潔に登録しましょう。
Shopify
出典:Shopify
Shopify(ショッピファイ)で商品ページを作るときには、次の3点のポイントを抑えましょう。
- アプリ・有料テンプレートを使う
- 決済手段・セキュリティ性能をアピール
- 運営者の特性をストーリー形式でアピール
アプリ・有料テンプレートを使う
カナダ発祥のShopifyは、有料のアプリやデザインテンプレートの活用を強くおすすめします。
Shopifyの有料テンプレートは、海外の著名Webデザイナーがデザインしたことでも知られており、ハイセンスなデザインテンプレートに定評があります。
無料で使えるデザインテンプレートもありますが、日本人受けするデザインのものが少ないです。
国内と海外市場のどちらも狙う場合は、少し予算をかけても有料テンプレートを使いましょう。
決済手段・セキュリティ性能をアピール
Shopifyの決済手段・セキュリティ性能をバナーでアピールするのも、大手ECモールと差別化を図る有益な選択肢となります。
ユーザーが購買を躊躇する理由に「好みの決済手段がない」「クレジットカード決済時にセキュリティに不安を感じる」などのケースが少なくありません。
海外発祥のShopifyは国内モールにない決済手段、世界随一の強固なセキュリティ対策を行っています。
国内販売と共に越境ECを強化したい事業者は、Shopifyならではの強みをアピールしましょう。
運営者の特性をストーリー形式でアピール
Shopifyでは、個別ページに運営者などの情報を充実させることが勝負の分かれ目です。
集客力や信頼度では楽天市場やAmazonに劣ってしまうShopifyは、運営者がどれだけ信頼できるかをきちんとアピールしなければなりません。
運営者のキャリア、ショップ運営、商品開発にかける思いなど、第三者にわかりやすくストーリー形式で紹介しましょう。
商品ページ作成を外注する場合の費用相場
商品ページの作成を外注に依頼する場合、費用相場は以下のようになります。
項目 | 費用相場 |
---|---|
Web制作会社 | 20万円~30万円(500点まで) |
フリーランス | 15万円~20万円(500点まで) |
クラウドソーシング | 100円~300円(1商品あたり) |
商品ページの作成を外注に依頼したい場合、Web制作会社、フリーランス、クラウドソーシングなどの3つが有力な選択肢です。
Web制作会社に依頼する場合の費用相場は、500点まで20万円~30万円と高額です。
しかし、成果物の納品クオリティや業務完了率に不安がなく、安心して依頼ができます。
フリーランスも人によっては、Web制作会社と近いクオリティの成果物を比較的安価に納品してくれる可能性があります。
ただし、フリーランスといっても人によって能力が大きく異なるため、先払いなどを行う場合には注意が必要です。
クラウドソーシングは1商品あたり100円~300円と、破格で商品ページの作成ができる場合があります。
ですが、クラウドソーシングは破格な費用と比例して、業務を請け負うワーカーの質も決して高いとはいえない側面があります。
途中放棄などのリスクも踏まえて、依頼を検討する必要があるでしょう。
まとめ
今回は売れる商品ページの作り方について、デザイン・画像・レイアウトなども含めてお話させていただきました。
まとめますと、売れる商品ページにするためには以下10項目のポイントを抑えることです。
- ペルソナを設定する
- プロが撮影した画像を使用する
- 物撮り+モデルを併用する
- 画像は最大枚数まで登録する
- ファーストビューにこだわる
- 色・バリエーションは1点ずつ登録する
- 商品説明でベネフィットを伝える
- 競合を上回るコンテンツを作る
- 商品説明にSEO向けキーワードを盛り込む
- レスポンシブデザインを強化
媒体別に商品ページを作るときのポイントは、以下になります。
媒体 | 商品ページの作成ポイント |
---|---|
楽天市場 | ・サムネイル画像に情報を盛り込む ・ランキング受賞歴のバナーを貼る ・自社で購入してもらう理由をアピール ・商品説明文はとことん作りこむ ・画像に売り文句のテキストを加工する |
Amazon | ・1枚目の画像の背景は白にする ・商品画像のクオリティを上げる ・ズーム機能が使えるサイズに画像を編集 ・商品仕様欄はすべて埋める ・出品カテゴリを正しく入力 |
BASE | ・デザインマーケットを活用 ・画像対策を強化 ・商品説明、商品名は簡素に |
Shopify | ・アプリ、有料テンプレートを使う ・決済手段、セキュリティ性能をアピール ・運営者の特性をストーリー形式でアピール |
商品ページの作成は、コツと要点を抑えれば特に難しいことではありません。
どの媒体にも共通しているのは、画像の品質を良くし、適切なキーワードを盛り込み、ユーザー目線の商品説明を心がけることです。
『ECサイトで売上が上がらない… 』と悩む前に、まずは商品ページの作成方法を今一度研究し、改善できるところから地道に始めてみましょう。
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