ホームページリニューアルのお知らせ例文をケース別に紹介【通知方法も解説】
ホームページのリニューアル後、顧客やユーザーにリニューアルのお知らせを通知すると、アクセス数アップにつながります。
しかし、ホームページリニューアルのお知らせを考えるさいに、
『適切な文章が思いつかないので、例文を教えてほしい』
『どうやって通知したらよいかわからない』
このようなお悩みも生じるかと思います。
今回はホームページの担当者へ向けて、リニューアルのお知らせ例文をケース別に紹介します。
紹介する例文は以下の3つです。
- コーポレートサイトのリニューアル
- ECサイトのリニューアル
- ホームページリニューアルの事前告知
記事の後半では、文章構成のポイントや通知方法も解説するので参考にしてください。
※2024年11月6日:記事の情報を更新しました
ホームページリニューアルのお知らせ例文【コーポレートサイトの場合】
コーポレートサイトをリニューアルした場合のお知らせ例文を、5つの項目に分けて紹介します。
- 基本例文
- 注意喚起があるとき
- 新事業を開始したとき
- 社名を変更したとき
- スマートフォン対応の場合
順番に見ていきましょう。
①基本例文
いつも○○株式会社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
〇〇年〇月〇日より、ホームページを大幅にリニューアルいたしました。
今回のリニューアルでは、お客様がより快適にご利用いただけるホームページを目指し、デザインやページ構成の見直し、新コンテンツの追加を実施いたしました。
今後も多くの皆様にご利用いただけるよう更なる改善に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
②注意喚起があるときの例文
日頃より○○株式会社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
○○株式会社は、〇〇年〇月〇日よりホームページをリニューアルいたしました。
今回のリニューアルでは、ユーザーの皆様がより見やすく快適にご利用いただけるホームページを目指し、デザイン・構成を一新いたしました。
ホームページのリニューアルに伴い、URLの変更をいたしました。
■URL
旧URL: https://○○○.com/
新URL: https://△△△.com/
一定期間は、旧URLにアクセスいただきましても新URLに自動転送されます。
「お気に入り登録」「ブックマーク」をされている場合は、大変恐れ入りますが、新しいURLへの登録変更をお願いいたします。
今後も、ユーザーの皆様が利用しやすいホームページを目指してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
③新事業開始の例文
平素より、株式会社〇〇のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、弊社では、新規事業として「○○○(事業名)」を立ち上げることになりました。
新事業立ち上げに伴いホームページをリニューアルいたしましたので、ここにお知らせいたします。
「○○○」では、外部企業との協働をこれまで以上に積極的に行い、より多くのお客様のご期待に応えられるようサービス向上に努めてまいります。
引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
④社名変更の例文
この度弊社では、会社設立20年目の節目を迎え、より一層の事業拡大を図るべく、〇〇年〇月〇日付で社名を下記のように改称いたしましたのでお知らせいたします。
・旧会社名:株式会社○○
・新会社名:株式会社△△
社名変更を機に、社員一同より一層業務に精励いたす所存です。
今後とも何卒変わらぬご支援ご指導を賜りたく、お願い申し上げます。
⑤スマートフォン対応の例文
日頃より、〇〇株式会社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、弊社ホームページのリニューアルを行い、スマートフォンに対応いたしました。
今回のリニューアルにより、スマートフォンやタブレットをご利用中のお客様も、画面サイズに応じて最適化されたデザインで弊社ホームページをご利用いただけます。
ぜひリニューアルした弊社ホームページをご利用ください。
皆様のご意見やご感想もお待ちしております。
今後も、お客様の利便性向上に努めてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
ホームページリニューアルのお知らせ例文【ECサイトの場合】
ECサイトのホームページをリニューアルした場合のお知らせを、3つの場面に分けて紹介します。
- 基本例文
- 注意喚起があるとき
- ホームページを分けたとき
順番に確認しましょう。
①基本例文
平素より「○○オンラインショップ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度〇〇年〇月〇日より、ホームページをリニューアルしました。
お客様により快適にご利用いただけるように、見やすく使いやすいデザインに変更し商品の検索機能等を実装いたしました。
■主な新機能
・絞り込み検索
・おすすめ商品の表示
・決済方法の追加(〇〇pay導入)
リニューアルした「○○オンラインショップ」で、お客様がよりお買い物をお楽しみいただけるよう今後も努めてまいります。
引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
②注意喚起があるときの例文
○○オンラインショップは、〇〇年〇月〇日にリニューアルをいたしました。
今回のリニューアルでは、モバイル端末からもお買い物をお楽しみいただけますよう、サイトのデザインを刷新いたしました。
新たに設置しました生成AIによるチャットサポートは、会員登録されたユーザーの皆様にご利用いただけます。
ユーザーの皆様が今後もお買い物をお楽しみいただけるよう、引き続き機能の充実を図ってまいりますので、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
■会員登録のお客様へ
〇月以前にご利用のお客様につきましては、リニューアルに伴うシステム変更により、会員情報の更新が必要となります。
大変お手数ではございますが、会員登録の更新がまだの方は、ご対応のほどお願い申し上げます。
なお、登録やその他の利用方法についてご不明な点がございましたら、下記連絡先までお気軽にご連絡ください。
○○オンラインショップ カスタマーセンター
電話番号:0120-0000-0000
③ホームページを分けたときの例文
平素より、弊社ホームページをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度弊社は、お客様の利便性をより高めるために、「企業サイト(https://○○○.co.jp/)」と「ネットショップ(https://▲▲▲.com/)」に分離いたしました。
お客様の使いやすさを考えまして、ネットショップでは、マイページの設置やクレジットカードでの決済、詳細検索機能などの新しい機能を導入いたしました。
今後も内容の充実を図ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
ホームページリニューアルのお知らせ例文【事前告知の場合】
ホームページのリニューアルを事前告知するときの例文を紹介します。
事前に顧客やユーザーにお知らせをしておくと、信頼性を高められます。
事前告知の基本例文と注意喚起があるときの例文を紹介するので、参考にしてください。
①基本例文
平素は格別のお引立てを賜りまして、誠にありがとうございます。
この度は弊社ホームページのリニューアルにつきまして、事前告知させていただきます。
より見やすく快適にご利用いただけるよう、構成やデザイン、システムを一新いたします。
【リニューアル実施予定日時】
〇〇年〇月〇日(月)〇時より。
リニューアル期間中は、□□サービスのご提供を中止いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
②注意喚起があるときの例文
日頃より、弊社ホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます。
この度、ホームページをリニューアルいたしますので、事前にお知らせいたします。
【リニューアル時期】
〇〇年〇月〇日(月)予定
今回のリニューアルでは、お客様が目的のページに素早くアクセスできるよう、デザインを大幅に変更いたします。
スマートフォンやタブレットからも快適にご利用いただけるように、改善作業も併せて進める予定でございます。
【注意事項】
ホームページのリニューアルによりURLが変更となります。
■旧URL: https://www.○○.jp
■新URL: https://www.△△.jp
リニューアル後も一定期間は、旧URLにアクセスいただいても新URLに自動転送されます。
期間経過後もスムーズにご利用いただけますよう「ブックマーク」登録されているお客様は、リニューアル後に再登録いただきますようお願い申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
ホームページリニューアルのお知らせにおける文章構成のパターン
ホームページリニューアルのお知らせにおける、文章構成の基本パターンを紹介します。
ユーザーや顧客から好印象をもってもらうためにも、下記構成を参考にしてみましょう。
挨拶
文章の最初には、挨拶文を記載します。
「いつも弊社のホームページをご利用いただき、誠にありがとうございます」といった感謝の言葉を述べ、ユーザーに敬意や丁寧さを示す内容がおすすめです。
なお、挨拶文は、自社のイメージやターゲットに合せて内容を変更しても構いません。
より敬意を表したい場合は、「平素は格別のお引立てを賜りまして、誠にありがとうございます」と記載するのがよいでしょう。
リニューアルの目的
挨拶文の次は、ホームページをリニューアルした目的を記載します。
一般的なリニューアルの目的は以下の内容です。
- ユーザーやお客様の利便性向上
- スマートフォンやタブレットから快適に利用できるようにする
- ユーザーや顧客が目的の情報をいち早く入手できるようにする
- 新規事業の立ち上げに伴うリニューアル
お知らせを見たユーザーから、『ホームページを見てみようかな』と思ってもらえるような文章を考えてみましょう。
リニューアルで変更した箇所
ホームページのリニューアルで変更した箇所もお知らせに記載します。
代表的な例が以下の内容です。
- レスポンシブデザインの採用
- 新機能の実装(検索機能の強化、チャット機能の実装など)
- コンテンツの充実(商品に関する詳細な説明の追加など)
ユーザーに注意してほしい項目があれば、注意点を記載しましょう。
「ホームページリニューアルに伴い、URLが変更になりました。お気に入り登録されている場合は、大変恐れ入りますが再度登録をお願いします。」
変更箇所と必要な指示を併記すると、ユーザーに親切な印象を与えます。
締めの挨拶
ホームページリニューアルのお知らせの最後は、締めの挨拶です。
冒頭の挨拶と同様に、自社のイメージやターゲットに合せた挨拶文を記載しましょう。
「今後とも引き続き、内容の充実を図ってまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。」のように、改善を図っていく旨を伝えると良い挨拶文となります。
ホームページリニューアルのお知らせをユーザーに通知する方法
ホームページのリニューアルをユーザーに通知する方法を4つ紹介します。
- SNS
- メール
- チラシ・名刺・はがき
- プレスリリース
それぞれのやり方を確認して、ホームページのリニューアルをより多くのユーザーや顧客に知らせましょう。
SNS
広報用のSNSを運用している場合、ホームページリニューアルのお知らせを投稿しましょう。
SNSに投稿すると、自社のアカウントをフォローしているユーザーにホームページへの再訪問を促せます。
さらに、リニューアル情報の拡散も期待できます。
SNSは、比較的ユーザーとの距離が近いツールです。
お知らせの文章は、ユーザー向けにカジュアルな内容にしても問題はありません。
また、ホームページリニューアルを共通の話題として、ユーザーとコミュニケーションを取りイメージアップを図るのもよいでしょう。
メール
顧客や名刺交換をした人に、メールでリニューアルを通知する方法があります。
メルマガ配信をしている企業は、ホームページリニューアルのお知らせをするのもよいでしょう。
1つのテンプレートで何人ものユーザーにホームページリニューアルを通知できるメールは、コストパフォーマンスに優れた方法です。
チラシ・名刺・はがき
チラシ・名刺・はがきを活用して、ホームページのリニューアルを通知する方法があります。
リニューアル後のURLをQRコード化して、チラシや名刺に掲載するとアクセスが期待できます。
リニューアルキャンペーンと題して、はがきの作成・郵送して集客を図るのも良い方法です。
紙媒体を効果的に活用して、ホームページリニューアルの情報を拡散させましょう。
プレスリリース
プレスリリースとは、企業が外部に向けて発表する公的な文書です。
ホームページのリニューアルをプレスリリースで配信することで、企業の信頼性向上やマーケティングにもつながります。
リニューアルの目的や主な変更点など、ユーザーや顧客が知りたい情報を具体的に盛り込んで、有益な情報を届けましょう。
まとめ
ホームページリニューアルのお知らせ例文をケース別に紹介しました。
お知らせの文章を考えるときに大切なポイントは、下記のとおりです。
- ホームページリニューアルのお知らせは挨拶から記載する
- ホームページをリニューアルする目的・リニューアルの日時を伝える
- リニューアルの変更点を具体的に紹介する
ホームページリニューアルのお知らせを発信して、アクセス数アップを目指しましょう。
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