LP(ランディングページ)のテンプレート19選【HTML・WordPress・ツール別に紹介】
テンプレートを活用すると、HTMLやCSSなど専門のスキルがなくてもLP(ランディングページ)の作成が可能です。
インターネット上で配布されているテンプレートを活用してLPの作成をする場合、下記のような課題が生じるかと思います。
『LPのテンプレートを利用するメリット・デメリットが知りたい』
『LPのテンプレートの選び方がわからない』
今回のコラム記事では、LPのテンプレートをHTML・WordPress・LP作成ツールなどに分けてまとめました。
あわせて、テンプレートを利用するメリット・デメリット・選ぶポイントも紹介します。
本記事を読めば基礎的な知識を押さえ、あなたの目的に最適なLPのテンプレートを見つけられます。
テンプレートを活用して、効率的にデザイン性と訴求力の高いLPを作成しましょう。
※2024年8月6日:記事の情報を更新しました
LP(ランディングページ)のテンプレートの種類
LPのテンプレートは、主に3つに分類できます。
- HTMLテンプレート
- WordPress
- LP作成ツール
それぞれの特徴を理解したうえで、LPの目的に最適なテンプレートを選定しましょう。
HTMLテンプレート
HTMLテンプレートは、LPの作成に必要なHTMLやCSSのファイルがセットになっています。
HTMLやCSSの知識があれば自由度の高いカスタマイズが可能で、オリジナリティがあるLPを制作できます。
ただし、カスタマイズにはWebサーバーのローカル環境や本番環境へアップロードするためのFTPクライアントが必要です。
また、機能の組込みにもある程度の知識が求められるため、スキルが低い初心者にとってハードルが高いのが欠点です。
自分のスキルに自信があり、オリジナリティの高いLPを作りたい方はHTMLテンプレートの活用を検討しましょう。
WordPress
WordPressのLPテンプレートは、テーマという機能を利用して導入できる手軽さが特徴です。
WordPressとは、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の一種で、無料でWebサイトを作成できるソフトウェアです。
WordPressではテーマの導入によって、Webサイトのデザインを自由に変更したりカスタマイズしたりできます。
各用途に特化した専用のテーマも提供されており、HTML・CSSのスキルがない初心者でも簡単にLPを作成できるのが特徴です。
また、WordPressには機能を拡張するプラグインが数多く提供されており、LP制作にも役立ちます。
WordPressでLPを制作する場合は、テーマとプラグインをどのように活用するかあらかじめ調査しておきましょう。
LP作成ツール
LP作成ツールは、専門的な知識がなくてもドラッグ&ドロップの操作のみでLPを作成できます。
ツール内にいくつものテンプレートが用意されており、効率的かつスピーディーなLP制作が可能です。
HTMLテンプレートやWordPressより難易度が低いため、初めてLPを作る初心者に向いています。
ただし、デザインにオリジナリティを出すのはやや難しいのがLP作成ツールの欠点です。
とにかく素早くLPを作りたい人や、スキルに自信のない初心者はLP作成ツールの活用を検討しましょう。
LP(ランディングページ)のテンプレートの選び方
LPテンプレートの選び方のポイントは、以下のとおりです。
- コスト
- デザイン
- 操作性
- ターゲット層との適合性
- サポート体制
- 日本語に対応
必要とするデザイン・機能・目的を明確にし、どういったLPテンプレートが最適か検討しましょう。
コスト
LPのテンプレートには無料・有料があるため、どれくらいの費用がかかるのか確認して選びましょう。
テンプレート | コスト | 詳細 |
---|---|---|
HTMLテンプレート | ◎ | 無料での配布が多い |
WordPress | 〇 | 無料のテーマが豊富 |
LP作成ツール | △ | 無料だと制限があるため、月額費用を支払う必要あり |
費用だけならHTMLテンプレートが優れていますが、保守・運用の手間や労力まで含めるならWordPressがおすすめです。
HTMLテンプレートは、カスタマイズや機能の追加に高いスキルが必要とされるからです。
手間や労力を最小化してスピーディーにLPを作成したいなら、LP作成ツールの活用を視野に入れましょう。
デザイン
カスタマイズの自由度や、デザイン数の豊富さによってLPテンプレートを選びましょう。
テンプレート | デザイン | 詳細 |
---|---|---|
HTMLテンプレート | ◎ | デザインカスタマイズの自由度が高い |
WordPress | ◎ | テーマが豊富なため、自社に合ったデザインが見つかりやすい |
LP作成ツール | △ | 無料では基本的なテンプレートしか利用できない |
デザインのカスタマイズの自由度では、HTMLテンプレートやWordPressがおすすめです。
デザインの種類の豊富さでは、数多くのテーマが提供されているWordPressに軍配が上がります。
LPのジャンルによって求められるデザインは異なるため、ある程度イメージを固めてからテンプレートを検討しましょう。
操作性
効率的にLPを作成して運用するなら、直感的に操作できるユーザーインターフェースが重要です。
テンプレート | 操作性 | 詳細 |
---|---|---|
HTMLテンプレート | △ | テキストエディタでのカスタマイズが中心で、専門的な知識・スキルが必要 |
WordPress | 〇 | WordPressのインターフェースに慣れれば難しくはない |
LP作成ツール | ◎ | 初心者向けに作られている場合が多く、誰でも簡単にLP制作ができる |
初心者が直感的にLPを作成したいなら、LP作成ツールの有料プランがもっともおすすめの選択肢です。
ただし、LP以外のWebサイト・ブログなどを運用する場合は、WordPressも視野に入れて検討しましょう。
ターゲット層との適合性
LPは訴求力を高めるためにターゲット層を明確にし、適合するデザインやイメージで作成しなければなりません。
たとえば、ベースやキーとなるカラーはLPのジャンルによって異なります。
LPのジャンル | 向いているカラー |
---|---|
食品 | 赤、黄、オレンジ、茶、緑 |
恋愛 | ピンク、赤、紫 |
ビジネス | 青、黒、白 |
テクノロジー | 青、白、グレー |
環境・自然 | 緑、茶、青 |
健康・フィットネス | 緑、青、オレンジ |
ほかにも、「中高年層向けなら落ち着いた色使い」「若年層向けには動きのあるデザイン」といった使い分けが求められます。
あなたの商品がどのような層をターゲットとしているか明確化し、LPのデザインテンプレートを慎重に選びましょう。
サポート体制
どのようなサポートを提供しているかも、LPテンプレートを選ぶときの大切なポイントです。
以下のようなサポートがあるかどうか、あらかじめ確認しておきましょう。
- サポート体制の有無
- 日本語サポートへの対応
- 電話・メール・チャットなどの問い合わせ手段
- LPテンプレートに関する情報量
サポート体制がない場合、LPのテンプレートに関する情報量が少ないと課題を解決できない可能性が高まります。
十分なサポート体制を求めているなら、有料のLP作成ツールを選択するのがもっともおすすめです。
日本語に対応
英語力に自信がないなら、マニュアルなどの日本語対応はLPのテンプレートを選ぶうえで非常に重要なポイントです。
また、LPのテンプレート自体が日本語表記に対応しているかもあらかじめ確認しておきましょう。
ほかにも、HTMLテンプレートやWordPressの場合、CSSのコメントアウトが日本語だとカスタマイズしやすいです。
LP(ランディングページ)におすすめのテンプレート9選【HTML】
LPにおすすめのHTMLテンプレートを9つ紹介します。
- LPクリエイト
- テンプレどん
- Colorlib
- Cruip
- Wires.jp
- Start Bootstrap
- FinestDevs
- uiCookies
- クラウドテンプレート
HTMLテンプレートならではのカスタマイズ性をいかし、オリジナリティあふれるLPを作成しましょう。
LPクリエイト
出典:LPクリエイト
LPクリエイトは、初心者でも簡単にカスタマイズできるHTMLテンプレートを無料で提供しています。
デザインはシンプルで汎用性が高く、さまざまなジャンルのLPを作成できるHTMLテンプレートです。
商標利用が可能で著作権の表示も不要なので、カスタマイズ前提でHTMLテンプレートを探している方におすすめです。
料金 | 無料 |
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日本語対応 | ○ |
テンプレどん
出典:テンプレどん
テンプレどんでは、シンプルで軽量なLPのテンプレートを無料で提供しています。
CSSフレームワークをベースに作成されており、カスタマイズしやすい構造なのがテンプレどんの特徴です。
12分割のグリッドシステムを採用しており、CSSクラスの指定だけでさまざまなパターンのカラムに分割ができます。
また、テンプレートはレスポンシブデザインに対応しているため、スマートフォンでも崩れずにLPが表示されます。
「テンプレどん」のテンプレートは商用利用が可能で、著作権表記の削除も許可されているのも魅力です。
HTMLテンプレートとしてはカスタマイズが容易なため、スキルにあまり自信がない人でも扱えるLPテンプレートです。
料金 | 無料 |
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日本語対応 | ○ |
Colorlib
出典:Colorlib
Colorlibは、1,500種類以上の高品質なHTMLテンプレートを配布しているWebサイトです。
配布しているHTMLテンプレートは、モダンなデザインと明るいカラーを特徴としています。
さらに、HTMLテンプレートには問い合わせフォームが含まれているのも魅力の一つです。
無料でHTMLテンプレートの配布をしていたColorlibですが、2023年時点ではほとんどが有料になりました。
一方、ColorlibではWordPressの無料テーマや有料テーマも数多く配布しています。
目的のHTMLテンプレートが見つからない場合は、WordPressテーマの利用を検討してみましょう。
料金 | $19~(買い切りあり) |
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日本語対応 | × |
Cruip
出典:Cruip
CruipはTailwindCSSをベースとした高品質なHTMLテンプレートを、買い切りで配布するWebサイトです。
HTML・React・Next.js・Vueなど、多様な開発環境に対応しているのがCruipの大きな特徴です。
さらに、SketchやFigmaのデザインファイルも提供されており、デザイナーとの共同作業も簡単に進められます。
有料のHTMLテンプレートがメインのCruipですが、無料のHTMLテンプレートも配布しています。
高品質で多様な開発環境に対応したLPテンプレートが必要なら、Cruipでの購入は有力な選択肢の一つです。
料金 | $49~(買い切り) ※無料のテンプレートあり |
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日本語対応 | × |
Wires.jp
出典:Wires.jp
Wires.jpは、Adobe XDと組み合わせて利用できるワイヤーフレームUIキットです。
ワイヤーフレームとは、Webサイトやアプリケーションの設計段階で作成される概略図や設計図です。
LPでよく使われるパーツを選択するだけで、プロのようなデザインに仕上げられます。
なお、ワイヤーフレーム作成後にHTML・CSS化が必要なため、一般的なHTMLテンプレートとはやや異なります。
デザインを効率的に作成し、一からオリジナリティの高いLPを作りたい人におすすめのツールです。
料金 | 無料 |
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日本語対応 | ○ |
Start Bootstrap
Start Bootstrapは、BootstrapベースのHTMLテンプレートを配布している海外のWebサイトです。
Bootstrapとは、HTML・CSS・JavaScriptで構成されたオープンソースのフレームワークです。
Start Bootstrapでは、LPに特化した無料のHTMLテンプレートを提供しています。
モバイル対応のレスポンシブデザインを採用しており、テンプレートを簡単にカスタマイズできます。
Start BootstrapのHTMLテンプレートを活用し、ハイクオリティなデザインのLPを作成しましょう。
料金 | 無料~ |
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日本語対応 | × |
FinestDevs
出典:FinestDevs
FinestDevsは、HTMLテンプレートやWordPressのテーマなどを配布する海外のWebサイトです。
HTMLテンプレートはBootstrapをベースに作成されており、モダンで洗練されたデザインが特徴的です。
機能紹介・価格表・お客様の声など、LPに必要とされる複数のセクションがあらかじめ設定されています。
たった数分でデザインできるFinestDevsのHTMLテンプレートで、オリジナリティあふれるLPを作りましょう。
料金 | $16~(買い切り) |
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日本語対応 | × |
uiCookies
出典:uiCookies
uiCookiesは、Bootstrapを利用したHTMLテンプレートを無料で配布している海外のWebサイトです。
多様なジャンルに対応しており、LP向けのHTMLテンプレートも無料で配布しています。
uiCookiesのHTMLテンプレートは無料ですが、クレジット表記を削除するには費用が発生します。
プロフェッショナルなクオリティのLPをスピーディーに作成するなら、uiCookiesの活用を検討しましょう。
料金 | 無料~ |
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日本語対応 | × |
クラウドテンプレート
出典:クラウドテンプレート
クラウドテンプレートは、HTMLテンプレートやWordPressのテーマを販売しているWebサイトです。
1,400以上のHTMLテンプレートを提供しており、高品質で価格が安いのが大きな魅力です。
また、日本国内で開発されたHTMLテンプレートばかりのため、日本語対応の心配もありません。
使いやすさに重点をおき、シンプルでクオリティの高いデザインがクラウドテンプレートの特徴です。
日本語対応のHTMLテンプレートを探しているなら、クラウドテンプレートはおすすめの選択肢の一つです。
料金 | 1,980円~(買い切り) |
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日本語対応 | ○ |
LP(ランディングページ)におすすめのテンプレート5選【WordPress】
LPにおすすめのWordPressテーマと、プラグインを5つ紹介します。
- Colorful
- OOPS!
- Danganページビルダー
- LIQUID LP
- OptimizePress
ほかのコンテンツ制作も検討しているなら、WordPressを活用してLPを作りましょう。
Colorful
出典:Colorful
Colorfulは、ノーコードで直感的にプロクオリティのLPが作成できるWordPressのテーマです。
パズル感覚でブロックを組み合わせたり、数クリックでLPの構成が完成したりする機能を備えています。
約100分の動画マニュアルが付属しており、集客ノウハウを提供するメルマガを2か月間にわたり受け取れます。
上位版にはカラフルテンプレーツ機能が備わっており、1クリックでLP全体のレイアウト・デザインの作成が可能です。
初心者でも高品質なデザインが作成できるColorfulを活用し、クオリティ・訴求力の高いLPを目指しましょう。
料金 | 通常版:9,800円 上位版:1万2,800円 (買い切り) |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
OOPS!
出典:OOPS!
OOPS!は、成約率の高いLPを簡単に作成できるWordPressのテーマです。
モダンでシンプルなデザインは、どのようなジャンルのLPにもぴったりとフィットします。
WordPressのカスタマイザー機能を利用し、色・レイアウトなどを自由にカスタマイズできます。
多言語翻訳プラグイン「WPML」に対応しており、越境ECのためのLP作成にも最適なテーマです。
デザインの美しさと豊富な機能を備えるOOPS!で、訴求力の高いLPを作成しましょう。
料金 | 2万1,780円(買い切り) |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
Danganページビルダー
Danganページビルダーは、12種類のパーツを組み合わせるだけでLPを作成できるプラグインです。
ページビルダーの画面を操作するだけで、ユーザーが考えたとおりのLPを簡単に作成できるのが特徴です。
また、使用中のWordPressテーマの変更が不要で、既存のコンテンツに影響を与えずにLPを追加できます。
DanganページビルダーはLPの作成・修正を容易にし、スピーディーに新商品・新サービスを訴求できます。
料金 | 1万2,800円(買い切り) |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
LIQUID LP
出典:LIQUID LP
LIQUID LPは、本格的なLPが簡単に作成できるWordPressテーマです。
WordPress公式有料サポートテーマに登録されており、テーマチェックをクリアしているため安心して利用できます。
WordPressのブロックエディタに完全対応しており、直感的な編集で初心者でも簡単にLPのカスタマイズが可能です。
また、複数のLPを簡単に複製できるため、サービス別のLP展開やABテストの実施ができるのも大きな魅力です。
多機能かつ直感的な操作が可能なLIQUID LPは、スピーディーにLPを作成したい初心者に向いています。
料金 | 1万6,280円(買い切り) |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
OptimizePress
OptimizePressは、HTML・CSSの知識がなくても直感的にLPが作成できるWordPressのツールです。
テーマ・プラグイン両方の機能を有しており、100種類以上のLPテンプレートからデザインを選べます。
また、ABテスト機能やコンバージョン最適化ツールも組み込まれており、訴求力のあるLPを効率的に作れます。
ただし、OptimizePressはサブスクリプション契約となっており、年間179ドルの費用がかかる点はデメリットです。
訴求力の高いデザインと強力なカスタマイズ機能を持つOptimizePressで、高品質なLPを実現しましょう。
料金 | $179(年間) |
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日本語対応 | × |
LP(ランディングページ)におすすめのLP作成ツール5選
おすすめのLP作成ツールを5つ紹介します。
- ペライチ
- Jimdo(ジンドゥー)
- Wix(ウィックス)
- STUDIO(スタジオ)
- MOSH(モッシュ)
HTML・CSSのスキルがない場合は、LP作成ツールの活用を最初に検討しましょう。
ペライチ
出典:ペライチ
ペライチは、誰でも簡単に直感的な操作でLPを作成できるツールです。
LP向けのテンプレートは80種類以上あり、フォーム・決済・予約など必要な機能もそろっています。
また、文言の修正や新着情報の更新などLPに必要な作業も簡単にできるのが特徴です。
作成したいLPのイメージに近いテンプレートを選択して、画像やテキストを追加するだけでLPの作成ができます。
料金(月額) | フリープラン:無料 ライトプラン:1,221円~ レギュラープラン:2,459円~ ビジネスプラン:3,284円~ プロフェッショナルプラン:5,759円~ |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
Jimdo(ジンドゥー)
出典:Jimdo
Jimdo(ジンドゥー)は、プログラミング不要で誰でも簡単にLPを作成できるツールです。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、HTMLやCSSなどの専門知識やスキルがなくても質の高いLPを作れます。
ほかにも、ナビに従うだけでLPが作成できる機能「AIビルダー」もJimdoの大きな特徴の一つです。
Jimdoは操作性に優れたツールのため、LP作成が初めての人におすすめです。
料金(月額) | Play:無料 Start:880円~ Grow:1,430円~ |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
Wix(ウィックス)
出典:Wix
Wixは、簡単なマウス操作のみで初心者でもLPを作成できるツールです。
ドラッグ&ドロップの直感的な操作と最新のAI技術を活用し、思い描いたとおりのデザインを素早く作成できるのが特徴です。
テンプレートは900種類以上あり、オリジナリティの高いLPを作成できます。
また、Webサイトの表示スピードを高速化し、SEO最適化機能を搭載して検索順位を改善するためのツールも提供しています。
世界中で2億5,000万人以上に愛用されるWixを活用し、訴求力の高いLPをスピーディーに作成しましょう。
料金(月額) | 無料プラン:無料 パーソナル:1,100円~ スモールビジネス:1,870円~ ビジネス:2,200円~ ビジネスプライム:1万10円~ |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
STUDIO(スタジオ)
出典:STUDIO
STUDIOは、コーディングのスキル・知識が不要でおしゃれなLPを作成できるツールです。
Webサイトに必要な機能をすべて提供しており、直感的なインターフェースで初心者でも簡単にLPを作れます。
さらに、レスポンシブデザインに対応しており、パソコン・タブレット・スマートフォンに最適な表示を実現します。
作成したLPの検索エンジンでの表示順位向上をサポートしてくれる、SEO対策機能もSTUDIOの大きな特徴です。
初心者でも気軽にLPが作れるSTUDIOで、訴求力を高めて商品・サービスの売上アップを目指しましょう。
料金(月額) | Free:無料 Starter:980円~ CMS:2,480円~ Business:4,980円~ |
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日本語対応 | ○ |
※税込表示
MOSH(モッシュ)
出典:MOSH
MOSHはLP作成ツールではなく、小規模ビジネスの運営を支援するためのプラットフォームです。
予約受付・決済・顧客管理などの機能があり、オンライン講習などのビジネスを展開するのに向いています。
また、予約ページのカスタマイズや支払いオプションの設定なども可能です。
小規模なサブスクリプションビジネスの場合、MOSHでの運用を検討してみましょう。
料金 | 決済時に決済手数料3.5%+サービス利用料3%+99円 |
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日本語対応 | ○ |
LP(ランディングページ)のテンプレートを利用するメリット
LPの作成にテンプレートを利用するメリットは、以下のとおりです。
- 低コスト
- 編集が簡単
- 専門知識が不要
- 制作時間の短縮
得られるメリットを十分に把握し、テンプレートを活用して効率的にLPを作成しましょう。
低コスト
テンプレートを利用すると、制作費用を大幅に削減して低コストでLPを作成できます。
オリジナルデザインを一から作成する場合に比べて、テンプレートはデザイン・コーディングの工数を大きく減らせます。
さらに、テンプレートを活用すれば制作後の改善・修正・更新にかかるコストも削減が可能です。
制作・運用コストを削減できるテンプレートを活用し、リーズナブルにLPを作りましょう。
編集が簡単
LPの編集が簡単なのも、テンプレートを活用するメリットの一つです。
WordPressやLP作成ツールなら、コンテンツの更新・修正の作業を直感的かつ簡単におこなえます。
また、テンプレートはすでにデザインが整っているため、テキスト・画像の差し替えのみでLPが作れるのも強みです。
ユーザーへの訴求力を高めるためには、複数デザインによるABテストが必要不可欠です。
修正・更新が簡単でABテストを手軽にできるため、より訴求力のあるLPを目指せます。
専門知識・コーディングが不要
HTML・CSS・JavaScriptなどの専門知識が不要なのも、LPでテンプレートを活用するメリットです。
LP作成ツールやWordPressのテーマ・プラグインは、ドラッグ&ドロップで直感的にLPをデザインできます。
また、問い合わせフォームなどLPに必要な機能も簡単な設定で利用できるのも大きな特徴です。
さらに、多くのLPテンプレートは検索エンジン対策が施されており、専門的なSEO知識を必要としません。
制作時間の短縮
LPのテンプレートを利用すると工数が減り、制作時間を大幅に短縮できます。
テンプレートではデザイン・レイアウトの枠組みが用意されており、一から制作する必要がありません。
さらに、テンプレートには一般的なLPの構成要素があらかじめ組み込まれているのも時短になる理由です。
LPを一から制作するのにかかる時間は1か月が目安ですが、テンプレートなら早ければ数日で完成します。
急いでLPを作成したい場合は、テンプレートを活用して時間短縮に努めましょう。
LP(ランディングページ)のテンプレートを利用するデメリット
LPの作成にテンプレートを利用するデメリットは、以下のとおりです。
- 他社とデザインが被る
- 機能面に制限がある
- ライティングスキルが必須
あらかじめデメリットを把握しておき、LPのテンプレートを活用するかどうか検討しましょう。
他社とデザインが被る
LPのテンプレートを利用すると、他社とデザインが被りやすいのがデメリットです。
テンプレートは汎用的な枠組みとして作られているため、他サイトのデザインと重複する可能性が高くなります。
また、テンプレートはそれぞれのフォーマットやレイアウトに制約されるため、効果的な表現ができないケースも考えられます。
テンプレートを活用しつつ差別化を図るためには、自社のブランドイメージを反映するカスタマイズが必要です。
LPのオリジナリティを高めるには、一定のスキルが必要となりますので留意しましょう。
機能面に制限がある
LPのテンプレートによっては、機能面で制限されるのもデメリットの一つです。
たとえば、無料のHTMLテンプレートではクレジット表記を削除できないといった制限がある場合が多いです。
ほかにも、LP作成ツールであればプランによって容量や機能が大きく異なります。
機能面での制限を回避するなら、WordPressのLP用テーマやプラグインの使用がおすすめです。
ライティングスキルが必須
LPのテンプレートを活用する、しないにかかわらず商品の訴求にはライティングスキルが必須です。
テンプレートの利用でデザイン・レイアウト・機能は整いますが、コンテンツの質は利用者のライティングスキルに依存します。
LPの構成や訴求するポイント、効果的なキャッチコピーなどでユーザーに商品を訴求しましょう。
なお、大まかな構成やキャッチコピーはChatGPT・ClaudeなどのAIにサポートしてもらう方法がおすすめです。
効果的なLP(ランディングページ)制作のためのテンプレート活用術
効果的なLP制作のためのテンプレート活用術を4つ紹介します。
- ABテストの実施方法
- コンバージョン率を高めるデザイン要素
- レスポンシブなLPの作り方
効果的で訴求力のあるLPを作成し、商品やサービスの成約率アップを目指しましょう。
ABテストの実施方法
複数パターンのLPを作成し、一定期間ごとに入れ替えてABテストにより訴求力を高めましょう。
ABテストとは、Webページの改善を目的として複数のバージョンでユーザーの反応を検証するテストです。
ABテストを実施する流れは、以下のとおりです。
- ヒートマップ・Googleアナリティクスなどによる現状分析と課題の洗い出し
- 分析結果に基づいて仮説を立て、改善案を立案
- ABテストツールを活用してテストを実施
- コンバージョン(成約)率などの指標を測定し、結果を分析
- 効果の高かった案を採用し、次回のABテストを計画
テストとなる要素をスピーディーに作成するためにも、LPテンプレートをフル活用しましょう。
コンバージョン率を高めるデザイン要素
LPのコンバージョン率を高めるには、以下のデザイン要素を重点的に検証しましょう。
- ファーストビュー
- CTAボタン
- 全体のレイアウト
- 信頼性を高める要素
LPを開いた瞬間に表示されるファーストビューは、商品やサービスのイメージを大きく左右します。
CTAとは、Call to Action(コール・トゥ・アクション)の略語で、日本語では「訪問者の行動喚起」と訳されます。
たとえば、LPを下にスクロールしている最中に問い合わせボタンを表示するなど、ユーザーにしてほしい行動を提案しましょう。
全体のレイアウトはシンプルかつわかりやすく設計し、お客様の声など商品の信頼性を高める要素を配置してください。
コンバージョン率を高めるためには、できるだけユーザーのクリック数や操作を少なくするのが大切です。
レスポンシブなLPの作り方
ほとんどのLPテンプレートはレスポンシブデザインを採用しており、タブレット・スマートフォンに対応しています。
レスポンシブデザインとは、デバイスのウィンドウ幅に応じて自動的に最適な表示に切り替わる仕組みです。
テンプレート自体はレスポンシブデザインに対応していても、カスタマイズで使い勝手が悪くなるケースもあります。
レスポンシブデザインでは、以下のポイントに注意してください。
- フォントサイズを小さく設定しすぎない
- ボタン・リンクなどをある程度大きくする
- Webページの読み込み速度を速くする
スマートフォンで実際に確認し、使いづらいところがないか十分に検証しましょう。
LP(ランディングページ)に関するよくある質問
LP(ランディングページ)に関するよくある質問を解説します。
- LPの文章・コンテンツ構成のテンプレートはある?
- 無料・フリーの日本語LPテンプレートでおすすめは?
- 有料・無料のLPテンプレートの違いを教えて
あらかじめ疑問を解消しておき、自分に最適なLPテンプレートを見つけましょう。
LPの文章・コンテンツ構成のテンプレートはある?
一般的なLPのコンテンツ構成は、以下のとおりです。
- ファーストビューのキャッチコピーでユーザーを引き込む
- ユーザーの抱える課題に対し、商品・サービスがどのように役立つかを提案する
- 商品・サービスの実績やお客様の声を掲載して信頼性を裏付ける
- 商品・サービスの特徴、機能、使用方法など詳細を説明する
- CTAを設置して購入、問い合わせ、資料請求などの行動を促す
- よくある質問でユーザーの疑問に答える
- 最後に保証・特典などで後押ししつつCTAによって行動を促す
キャッチコピーや文章を効率的に作成したいなら、ChatGPT・ClaudeなどのAIの活用を検討しましょう。
無料・フリーの日本語LPテンプレートでおすすめは?
無料かつ日本語に対応したLPテンプレートのおすすめは、以下のとおりです。
テンプレート名 | 特徴 |
---|---|
テンプレどん | 無料の日本語テンプレートを多数提供 多様な業種に対応したテンプレートがそろっている |
Colorful | シンプルで直感的な操作が可能 SEO対策やモバイル対応も考慮されている |
ペライチ | ドラッグ&ドロップで簡単に編集可能 マーケティングツールとの連携機能も充実している |
有料・無料のLPテンプレートの違いを教えて
有料・無料のLPテンプレートの違いを、以下の表にまとめました。
異なるポイント | 有料のLPテンプレート | 無料のLPテンプレート |
---|---|---|
デザインの質 | プロによる洗練されたデザインが多い | シンプルで基本的なデザインが中心 |
カスタマイズ性 | 高度なカスタマイズが可能 | カスタマイズ機能が限定的 |
テンプレートの種類 | 業種や目的に特化した多様なテンプレートが豊富 | 汎用的なテンプレートが中心 |
サポート | 技術サポートや使い方のガイダンスが充実 | サポートが限定的またはない |
更新頻度 | 定期的な更新や機能追加がおこなわれる | 更新頻度が低い |
独自性 | 他社との差別化が図りやすい | 同じテンプレートを使用しているLPが多い可能性がある |
SEO対策 | SEO対策が施されている | 基本的なSEO対策のみ |
レスポンシブ対応 | ほぼすべてのテンプレートで対応 | 対応していないテンプレートも存在 |
まとめ
今回のコラム記事では、さまざまな種類のLPテンプレートを紹介しました。
LPのテンプレートは、HTMLテンプレート・WordPress・LP作成ツールの3種類に大別されます。
コスト・デザイン性・必要とされるスキルなどが異なるため、あなたに最適なLPテンプレートを選ぶのが重要です。
LPを制作する費用・時間・労力が大幅に削減できるのが、テンプレートを活用するもっとも大きなメリットです。
テンプレートを活用してスピーディーにLPを作成し、商品・サービスの売上アップを実現しましょう。
まずは無料でご相談ください。
お問い合わせ・ご相談や、公開後の修正依頼などに関しては、いずれかの方法にてお問い合わせください。
※年末年始・土日祝は定休日となります
※受付時間 9:00~17:30