Amazon の小口出品と大口出品の違いを12項目で徹底比較!適切な選び方も解説
『Amazon の小口出品と大口出品の違いは?』
『Amazonの小口出品は無料って聞いたけど、儲かるの?』
Amazonの小口出品と大口出品は内容がことなります。
Amazonで本格的にEC販売に取り組むなら、小口出品ではなく大口出品一択といえます。
今回は、Amazon小口出品と大口出品の違いを12項目で徹底比較致します。
コラム記事の後半では、Amazon での出品プランを検討している方に向けて、Amazon出品プランの適切な選び方についても触れています。
小口出品と大口出品のどちらを選択すべきか迷っている方は必見です!
※今回のコラム記事で掲載している情報は、記事公開時点(2022年3月8日)のものです
Amazonの小口出品・大口出品とは?意味を解説
Amazonの小口出品と大口出品は、1回の売買成約に対して手数料が発生する出店プランのことです。
Amazonには、小口出品と大口出品の2種類の出店プランがあります。
大口出品では、アカウントを維持する上での固定費用が必要ですが、小口出品では固定費用が一切かかりません。
言い換えれば、小口出品でどれだけ長きに渡って販売活動を行っても、永久無料でアカウントの維持ができます。
ただし、小口出品と大口出品では商品登録方法やAmazon内で受けられるメリット、サービスにさまざまな違いがあります。
Amazonの小口出品と大口出品は何がどう違うのか、今からくわしく解説してきます。
Amazonの小口出品と大口出品の違いを12項目で比較
Amazonの小口出品と大口出品の違いを12項目で比較していきます。
- 1.月額費用
- 2.出品商品の制約
- 3.販売手数料
- 4.商品登録方法
- 5.一括出品ツール利用
- 6.出品数制限(大量出品)
- 7.データ分析レポート
- 8.決済方法
- 9.利用できる広告
- 10.送料・配送日時設定
- 11.ショッピングカートボックス獲得資格
- 12.入金日
1.月額費用
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
1.月額費用 | 0円 | 4,900円(税抜) |
冒頭に述べましたように、Amazonの小口出品と大口出品はアカウントを維持する上で月額費用の条件がことなります。
小口出品は月額費用が無料ですので、どれだけ長期間アカウントを維持していようと、固定費用は一切発生しません。
一方、大口出品では毎月4,900円(税抜)の月額費用が発生することになり、セラーアカウント開設時に初月分の月額費用をクレジットカードで決済する必要があります。
2.出品商品の制約
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
2.出品商品の制約 | あり | なし |
Amazon小口出品と大口出品は、出品できる商品の制約に違いがあります。
小口出品は「Amazonのカタログ上にある商品」しか出品することができません。
大口出品には出品商品の制約がなく、新規商品やオリジナル商品など、ほぼすべての商品を出品できます。
3.販売手数料
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
3.販売手数料 | 売買成約額の8~15% +基本成約料一律100円(税抜) |
売買成約額の8~15% |
Amazon小口出品と大口出品では、販売手数料の規約も微妙にことなります。
いずれも1回の売買成約に発生する販売手数料は同じですが、小口出品では既存の販売手数料に加え、1回100円(税抜)の基本成約料が必要です。
4.商品登録方法
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
4.商品登録方法 | Amazonカタログ上の商品のみ | 自由 |
Amazon小口出品と大口出品では、商品登録方法にも違いがあります。
小口出品では、独自商品ページの作成ができません。
あくまで既存出品者の「相乗り」という形式でしか出品できないため、出品向けに画像や商品説明などの用意も不要です。
大口出品は新規商品登録を自由に行えるため、ユーザーに向けて自身のオリジナル画像や商品説明で商品のよさをアピールできます。
5.一括出品ツール利用
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
5.一括出品ツール利用 | × | ○ |
Amazonの小口出品では、複数の商品を出品したい場合であっても「一括出品ツール」の利用は不可能です。
そのため、小口出品では1品1品手作業にて商品登録を進める必要があります。
大口出品は「一括出品ツール」を利用し、大量の商品情報の登録も効率よくすすめることが可能です。
6.出品数制限
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
6.出品数制限(大量出品) | × | ○ |
Amazon小口出品と大口出品では、出品できる商品点数にも違いがあります。
小口出品は、目安50点程度の商品しか出品できません。
大口出品は200万点程度までは規定の月額範囲内で出品できます。
ただし、200万点以上の出品は別料金かかります。
7.データ分析レポート
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
7.データ分析レポート | × | ○ |
Amazonの小口出品と大口出品では、データ分析レポートの可否にも違いがあります。
小口出品では詳細なデータ分析など、ビジネスレポートの利用ができません。
大口出品はアクセス数やセッション数など、詳細なビジネスレポートを抽出できるため、自身の出品ページの動向を客観的に分析し、改善策を打つことが可能です。
8.決済方法
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
8.決済方法 | 以下3点は不要不可 ・コンビニ決済 ・後払い ・Edy払い |
すべて利用可 |
Amazon小口出品と大口出品では、利用できる決済方法にも違いがあります。
小口出品では「コンビニ決済」「後払い」「Edy払い」などの決済ツールを利用できません。
大口出品は、Amazon上のすべての決済ツールを利用できます。
9.利用できる広告
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
9.利用できる広告 | 一部のみ | すべて利用可 |
Amazonの小口出品と大口出品では、利用できる広告商品にも違いがあります。
大口出品は、Amazonが販売するすべての広告商品への出稿が可能です。
小口出品ではスポンサー広告など、ほぼすべての有料広告の利用が不可能です。
10.送料・配送日時設定
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
10.送料・配送日時設定 | × | ○ |
Amazonの小口出品では、送料・配送日時設定を自由に行うこともできません。
大口出品は、送料も配送日時も自由に設定できますが、小口出品は、Amazonが定めた送料、配送日時の指定に従って販売できる商品に限定されています。
言い換えれば、小口出品はAmazon所定の送料、配送日時に添えない商品は出品できないことになるため、小口出品者はAmazonが定めている配送条件をよく確認して出品する必要があるでしょう。
11.ショッピングカートボックス獲得資格
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
11.ショッピングカートボックス獲得資格 | × | ○ |
Amazonの小口出品と大口出品は、ショッピングカートボックス獲得の資格要件もことなります。
ショッピングカートボックスとは、Amazonの商品ページにある「カートに入れる」ボタンのことです。
Amazonでアクセス数を伸ばし、大きな売上を上げるには、ショッピングカートボックスの獲得は必須です。
しかし、ショッピングカートボックスは大口出品者だけに与えられたチャンスであり、小口出品者は一切対象となりません。
仮に小口出品でどれだけ長期間にわたり運用実績や販売実績を積んだとしても、永久にショッピングカートボックスの獲得ができません。
12.入金日
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
12.入金日 | 1週間ごと | 2週間ごと |
Amazonの小口出品と大口出品では、各出品者への入金日(入金サイクル)がことなります。
いずれの出店プランも、締め日から出品者の銀行口座に入金されるまで、最長5営業日の日数をみておかなければなりません。
小口出品は商品が販売されてから約1週間ごと、大口出品はセラーアカウントを開設した日を基準に、約2週間ごとに締められることになります。
Amazon小口出品は儲かる?実状を暴露
初期費用、月額費用をかけずにAmazonの出品を検討している方にとって『小口出品は儲かる?』というのは非常に気になるところです。
結論をいうと、Amazonの小口出品はほぼ儲かりません。
たしかに、小口出品でも商品を選べばまったく売れない訳ではありません。
しかし「利益=儲け」という観点でみれば、小口出品で安定した利益を確保するのはかなり困難です。
Amazonの小口出品が儲からないといわれる理由は、次の4点です。
- 大口出品者が優遇される
- 価格競争に勝てない可能性大
- 適正利益の獲得が困難
- Prime表示が付かない
大口出品者が優遇される
そもそも、Amazonではすべての側面において、小口出品よりも大口出品が優先される仕組みです。
たとえば、EC販売ではユーザーに商品ページを見てもらわなければ売上を上げることができませんが、小口出品では商品の露出度を高めるにも限界があります。
小口出品はあくまで既存出品者の「相乗り」という形でしか出品できず、かつAmazonでは常に大口出品者のページが優先的に表示される仕組みになっているからです。
Amazonのトップページから、目当ての商品のキーワードを入力した際も、優先的に上位表示されるのは大口出品のページです。
Amazonでは、小口出品者があきらかに不利な状況で販売活動を行うことになります。
価格競争に勝てない可能性大
Amazonの小口出品では、価格競争に勝てない可能性がより高くなります。
そもそも、Amazonの小口出品プランは、Amazonのカタログ上にある商品しか出品できません。
また、Amazonのカタログ上にある商品は「Amazon自体が取り扱っている商品」が大半を占めています。
Amazonが出品している商品の価格は非常に安価なことで知られているため、一般の出品者ではほぼ価格で太刀打ちできません。
結果として小口出品でAmazonの出品活動を行っても、出品者の利益を得られる可能性が低くなってしまいます。
適正利益の獲得が困難
Amazonの小口出品では、適正利益の獲得が困難です。
前述のように、Amazonの小口出品は、Amazonのカタログ上にある商品しか出品できなく、すでにAmazonでの価格相場が確立している商品が大半を占めます。
Amazonのカタログ上にある商品は、Amazon自体が競合相手になっている商品が多く、一般の出品者がAmazonの価格を下回ることは困難です。
仮にAmazonより商品の価格を下げたとしても、適正な利益を確保できる可能性は極めて低いです。
また、小口出品の場合は、販売手数料も通常の手数料と別途、1回の取引に対して一律100円(税抜)が加算されるため、単価の低い商品だと手数料の負担が重くのしかかってきます。
Prime表示が付かない
Amazonの小口出品では、信頼できるセラーの証である「Prime」の表示が付きません。
EC販売で売上を上げるには、ユーザーからの信頼獲得は必須です。
Amazonの場合は、信頼できるセラーを「Prime」表示を付けることで、ユーザーがわかりやすく選別できる仕組みになっています。
もちろん、ユーザーは取引上のトラブルをさけるため、なるべく信頼できるセラーから商品を買おうとするので「Prime」表示が付いていない出品者には注文が集まりません。
小口?大口?Amazon出品方法の適切な選び方
ここでは、Amazon出品方法の適切な選び方について「小口出品が適した方」「大口出品が適した方」に分け、プラン別に検証していきます。
小口出品が適しているのはこんな方
Amazonの小口出品は、次のような条件にあてはまる方におすすめします。
- Amazon出品初心者
- 資金ゼロでEC販売を始めたい方
- 副業目的の方
- Amazonカタログ上の商品で優位にたてる方
Amazon出品初心者
Amazon出品初心者の方は、小口出品から段階的にAmazonの販売方式に慣れていくのも有力な選択肢の1つとなります。
Amazonは独自の販売形式があることから、EC販売経験のある方でも順調よく売上が伸ばせる確証はありません。
大口出品は初月からすぐに月額費用が発生するため、売れ行きによっては、わずか月々4,900円(税抜)の月額費用すら負担になってしまう可能性もあります。
いずれにせよ、Amazonはいつでも大口出品から小口出品、小口出品から大口出品へプラン変更できますので、出店時から必ずしも大口出品で始める必要はありません。
まずはリスクの低い小口出品からAmazonの販売方式に慣れていき、段階的に大口出品に移行することも検討してみましょう。
資金ゼロでEC販売を始めたい方
Amazonの小口出品は、資金ゼロでEC販売を始めてみたい方にもおすすめです。
前述のように、小口出品は、1回の成約ごとに販売手数料が課金される仕組みのため、アカウントを維持する上では一切費用がかかりません。
まず、リスクの低い小口出品からスタートし、EC販売とはどのようなビジネスなのかを身をもって体験し、段階的に資金を投入していくことが理想的です。
副業目的の方
Amazonの小口出品は、副業目的の方にもピッタリです。
小口出品だけでは、本格的なECビジネスとして事業を拡大させていくことは困難ですが、あくまで「サイドビジネス」としてなら一定の要件を満たせます。
Amazonカタログ上の商品で優位にたてる方
Amazonのカタログ上にある商品を独自ルートで安く仕入れられる方は、小口出品でも一定の売上を確保することが期待できます。
小口出品は大口出品ほど上位表示や、露出度の優先度はありませんが、Amazonは100円でも安いところに注文が集中しやすいことも事実です。
Amazonは他モールとことなり、商品ページ単位で販売活動を行うため、Amazonの既存商品より価格の優位性に自信のある方は、固定費用のかからない小口出品で販売活動を継続していく選択肢もあるでしょう。
大口出品が適しているのはこんな方
Amazonの大口出品は、次のような条件にあてはまる方におすすめします。
- Amazonの小口出品運用歴のある方
- EC販売で長期間運用経験のある方
- 法人・企業など小売業のプロフェッショナル
- オリジナル商品を販売したい方
Amazonの小口出品運用歴のある方
Amazonの小口出品で運用歴のある方は、タイミングをみて大口出品に移行しましょう。
ジャンルによっては、小口出品で販売活動を継続していくことも可能ですが、Amazonで本格的な売上を狙うには、大口出品の方がはるかに優位です。
小口出品から大口出品にプラン変更するベストなタイミングは、個々のスキルによってもことなりますが、おおよそ3か月~6か月程度を目安にしておきましょう。
EC販売で長期間運用経験のある方
EC販売で長期間運用経験のある方は、いきなり大口出品から始めてもほぼ問題ありません。
Amazonは他モールのように「店舗作り」という概念がありません。
出品ページや作成方法は極めてシンプルであることから、EC販売で運用歴の長い方ならAmazonの出店で戸惑う部分が少ないはずです。
むしろ、ほかのプラットフォームでEC販売の運用歴が長い方がAmazonに出店して注力すべきは、FBAや有料広告の使い方など、Amazonならではのシステム部分となります。
とくに、販売予定商品の平均単価が高い方なら、月額4,900円(税抜)はほぼ採算がとれるはずです。
事前の販売計画を綿密に練った上で、大口出品から販売活動をスタートさせましょう。
法人・企業など小売業のプロフェッショナル
小売業プロフェッショナルの法人や企業は、もちろん大口出品からスタートすべきです。
法人や、企業の運用担当者がEC販売初心者ばかりの場合は、小口出品から慣れていく選択肢もあります。
しかし「タイム・イズ・マネー」を遵守すべきプロフェッショナル集団が小口出品からスタートすることは現実的ではありません。
Amazonの運用サポートを専門にやっているベンダー(業者)もたくさん存在しますので、自社でAmazonの運用ノウハウが不足している場合は、外部の専門家の助言をもらいながら運用開始する選択肢もあります。
オリジナル商品を販売したい方
Amazonでオリジナル商品を販売したい方は、大口出品しか選択肢がありません。
繰り返しとなりますが、小口出品はAmazonのカタログ上にある商品しか販売することができませんので、オリジナル商品や独自商品の販売は一切不可能です。
まず、Amazonの運用をやってみてからオリジナル商品の販売を検討している方は、まず小口出品のアカウントを作成し、操作になれたタイミングで大口出品プランへ変更するといいでしょう。
関連記事
小口出品と大口出品のどちらを利用するのか決めたら、いよいよAmazonへの出店です。
Amazonへ出店する方法は、以下のコラム記事で解説中です。
Amazonの大口出品から小口出品に変更する方法
Amazonでは、いつでも大口出品から小口出品にプラン変更することが可能です。
大口出品から小口出品にプラン変更する方法は、次の4つの手順になります。
- Amazonセラーセントラルにログイン
- 管理画面の右上にある「設定」→「出品用アカウント情報」をクリック
- 登録内容ページ「小口出品へ変更」をクリック
- 登録メールアドレスにプラン変更確認が届く
※参照:小口出品形態に切り替える
③では、大口出品のアカウントで何らかの有料サービスを利用している場合、先に各サービスを解約してから小口出品へ変更する必要があるのでご注意ください。
また、Amazonでは小口出品から大口出品へいつでも変更が可能ですが、時期や小口出品の活動形態によっては、大口出品へアップグレードできない可能性があります。
小口出品から大口出品へ変更できない場合は、Amazonの運営側で問合せをしましょう。
まとめ
今回は、Amazonの出店プランである小口出品と大口出品の違いを比較し、お話させて頂きました。
Amazonの小口出品と大口出品の違いを12項目にまとめたのが次の表になります。
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項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
1.月額費用 | 0円 | 4,900円(税抜) |
2.出品商品の制約 | あり | なし |
3.販売手数料 | 売買成約額の8~15% +基本成約料一律100円 |
売買成約額の8~15% |
4.商品登録方法 | Amazonカタログ上の商品のみ | 自由 |
5.一括出品ツール利用 | × | ○ |
6.出品数制限(大量出品) | × | ○ |
7.データ分析レポート | × | ○ |
8.決済方法 | 以下3点は不要不可 ・コンビニ決済 ・後払い ・Edy払い |
すべて利用可 |
9.利用できる広告 | 一部のみ | すべて利用可 |
10.送料・配送日時設定 | × | ○ |
11.ショッピングカートボックス獲得資格 | × | ○ |
12.入金日 | 1週間ごと | 2週間ごと |
※税抜表示
Amazonの出品を検討している方にとって、初期費用、月額費用無料で出店できる「小口出品は儲かるのか?」は非常に気になるところです。
結論をいうと、Amazonの小口出品はほぼ儲かりません。
Amazonの小口出品が「儲からない」といわれる主な理由は、次の4点です。
- 大口出品者が優遇される
- 価格競争に勝てない可能性大
- 適正利益の獲得が困難
- Prime表示が付かない
上記を踏まえ、小口出品が適した方、大口出品が適した方は、次のようになります。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
小口出品をおすすめしたい方 | 大口出品をおすすめしたい方 |
---|---|
・Amazon出品初心者 ・資金なしでEC販売を始めたい方 ・副業目的の方 ・Amazonカタログ上の商品で優位にたてる方 |
・Amazonの小口出品運用歴のある方 ・EC販売で長期間運用経験のある方 ・法人、企業など小売業のプロフェッショナル ・オリジナル商品を販売したい方 |
Amazonでは大口出品から小口出品へのプラン変更、小口出品から大口出品へのプラン変更がいつでも可能です。
Amazonは国内NO.1の流通総額を誇るECマーケットプレイスのため、うまく活用すれば、本格的なECビジネスを展開できます。
しかし、小口出品ではあきらかに不利な戦いを強いられるため、Amazonを使って本格的なECビジネスを始めたい方は、毎月のコストをかけても大口出品を選択するようにしましょう。
まずは無料でご相談ください。
お問い合わせ・ご相談や、公開後の修正依頼などに関しては、いずれかの方法にてお問い合わせください。
※年末年始・土日祝は定休日となります
※受付時間 9:00~17:30