ホームページ・ブログ・SNS役割や特徴の違い【併用で集客力アップ】
1992年に日本でインターネットやホームページが誕生して以降、時代の流れとともにブログやSNS(Twitter・Facebook・Instagram)など、情報発信の手段が多様化されてきました。
ホームページ・ブログ・SNSというと、同じモノと思うかたも少なくないでしょう。
確かに、ホームページ・ブログ・SNSの3つの媒体は「ネット集客の方法」や「インターネット上でユーザーと接触をする」といった点でみると、共通する部分があります。
しかし、これら3つの媒体は役割や特徴がことなり、似て非なるモノです。
『ホームページ・ブログ・SNSの具体的な違いを知りたい』
今回のコラム記事では、ビジネスでホームページ・ブログ・SNSの全てを運用している、またはいずれかを運用している会社様や店舗オーナーのみな様に向けて、ホームページ・ブログ・SNSそれぞれの違いや役割、特徴について解説をしています。
ホームページ・ブログ・SNSの主な違い
ホームページ・ブログ・SNSの主な違いを表にしたものが以下になります。
記号(◎)が大きな違い部分です。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
ホームページ | ブログ | SNS | |
---|---|---|---|
信頼性 | ◎ | ○ | △ |
検索エンジン との相性 |
◎ | ◎ | × |
リアルタイム | △ | ○ | ◎ |
持続性 (情報の寿命) |
◎ | ◎ | △ |
拡散(シェア) のされやすさ |
× | △ | ◎ |
ファン獲得 のしやすさ |
△ | ○ | ◎ |
メディア | ストック型メディア | ストック型メディア | フロー型メディア※ |
※ Twitter、Instagram、Facebook、LINEなど一部のSNSに限る
各内容の意味は、以下の通りです。
▼スマホの場合は横にスクロールしてご覧ください
信頼性 | 発信情報(コンテンツ)に対して、 ユーザーが感じる信頼性 |
---|---|
検索エンジンとの相性 | 検索エンジン(Google等) の検索結果で表示されやすいか |
リアルタイム | 発信情報に対して、 ユーザーから早く反応が得られるか |
持続性(情報の寿命) | 発信情報がいかに長持ちするか |
拡散(シェア)のされやすさ | 発信した情報が第三者によって 拡散される可能性があるか |
ファン獲得のしやすさ | 発信者や発信情報(商品・サービス) に対して、ファンになりやすいか |
ストック型メディア | 情報が蓄積(ストック)していく メディアのこと |
フロー型メディア | タイムラインにどんどん最新情報が 流れる(フロー)メディアのこと |
ホームページの役割・特徴
ビジネスにおける(企業)ホームページは、自社に興味をもったユーザーが自社の商品・サービスを詳しく知りたいために訪れます。
つまり、企業のホームページは訪れたユーザーの「信頼を得る」役割があります。
企業のホームページは「企業の顔」ともいえるので、ホームページに訪れるユーザーの信頼を得るために、自社の事業内容や商品・サービスに関する情報を充実したり、使いやすくてクオリティの高いデザイン性のあるホームページにする必要があります。
■ホームページの主な特徴
- 自社のことや商品・サービスをくわしく紹介できる
- 問い合わせの窓口になる
- 営業のツールになる
- ページのレイアウトやデザインのカスタマイズ性が高い
ポイント!
ホームページはインターネット集客の母体となる役目をもっています。
ブログの役割・特徴
ブログの主な役割は「情報発信」や「集客」です。
ブログは特性上、ページの更新や追加が気軽にできるので、ユーザーに自社の活動をアピールすることができます。
また、(企業)ホームページ内にブログを設置して高品質なコンテンツを投稿し続けることで、検索エンジンにホームページが評価されSEO効果が期待できます。
ただし、ブログでSEOによる検索順位の上位化を狙うなら、キーワードの選定と検索意図(そのキーワードで何を知りたいのか)を調査してコンテンツに反映させる必要があります。
■ブログの主な特徴
- 自社の魅力や商品・サービスの魅力を伝えられる
- ホームページへのアクセスが増える
- 問い合わせフォームや資料請求フォームなど、アクションに繋げやすい
SNSの役割・特徴
SNSの主な役割は「ユーザーとのコミュニケーション」です。
Twitter、Instagram、Line、FacebookなどのSNSは、ユーザーとの距離が近くて直接のコミュニケーションもできる媒体です。
また、企業がSNS運用をすることで、自社の商品・サービスの認知度が拡大するメリットもあります。
ただし、SNSによって特徴やユーザー層、最適な運用方法などが異なるので、まずは自社に合ったSNSを選択して運用に力を入れましょう。
例えば、自社商品のターゲット層が40代・50代であれば、その層で利用者が多いFacebookに力を入れるなどをするといいでしょう。
■SNSの主な特徴
- ブランディング(※)に強い
- 情報発信の拡散性が高い
- 情報発信の鮮度が高いもの(リアルタイムの情報)を流せる
- ホームページの最新情報や更新情報を拡散させることができる
- 潜在顧客にアプローチしやすい
※ 企業・商品・サービスが他社と明確に差別化できる個性を作り上げること
ホームページ・ブログ・SNSを同時運用して集客アップ
自社ホームページへの集客アップを目指すのであれば、ブログやSNSを同時運用しましょう。
ホームページ・ブログ・SNSのそれぞれには、弱点があります。
- ホームページやブログの主な弱点:リアルタイム性や拡散性
- SNSの主な弱点:検索エンジンからの集客や持続性(情報の寿命)
ホームページ・ブログ・SNS、それぞれの弱点をカバーしつつ上手く使い分けることで、高い集客効果が見込めます。
ホームページを起点として、ブログやSNSにやってきたユーザーをホームページへ誘導させましょう。
SNSはホームページの代わりにならない
中小企業や個人経営の店舗などでは、SNSをホームページの代用として運用している方がいらっしゃいます。
さきほども触れたとおり、SNSとホームページは役割や特徴が異なるので、SNSはホームページの代わりにはなりません。
インターネット社会の現代では、企業のホームページがないと「信頼性の低下」や「商品・サービスの持続的な魅力ができない」などのデメリットがあります。
また、飲食店の場合だと「メニュー・営業時間・連絡先・住所・内観」など網羅的な情報をSNSに掲載するのは難しいです。
ホームページは、SNSだけでは伝えきれない情報を網羅的に分かりやすくまとめることができます。
SNSを通して自社の商品・サービスを知った場合、不足した情報をカバーして最終的に『この企業の商品・サービスを利用してみよう』『このお店に行ってみよう』と思ってもらうまでの手助けをするのがホームページです。
まとめ
「ホームページ・ブログ・SNS」それぞれの違いや役割、特徴などを解説しました。
ホームページ・ブログ・SNSの3つの媒体は役割や特徴がことなるので、それぞれの用途で使い分けてインターネット集客を行いましょう。
企業のホームページや店舗のホームページがない方は、当サイト『ビズサイ』のようなホームページ制作サービスを提供している制作会社へホームページ制作の依頼をしましょう。
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